「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

少ない経費でオーディオを楽しむには

2024年01月10日 | オーディオ談義

前回のブログ「新春早々の快ヒット」は珍しくアクセスが好調だった。

オーディオ記事は総じて「人気が無い」
 のだが、いったいどこがどう読者のお気に召したのやら・・、さっぱりわからないが歓迎すべきことには違いない(笑)。

で、話題の中心はネットオークションで調達した「無銘のユニット」(口径25cm)にあり、格安(3000円)だったのはご記憶に新しいところ。



すると、
さっそくメル友の「M」さん(奈良県)から以下のとおりご教示があった。ちなみに、「M」さんはバッハを筆頭に生粋のクラシック派である。

「おはようございます つい〇〇さんのブログを拝読してしまいます。 (笑)
喪中につき年始のご挨拶は割愛させていただきます。
他人事ながら、どこのメーカーかわからない?あえてブログの演出上なのかも知れませんが調べてみました。
アルニコヨーク上にはコロンビア25RWD8とありますが、これはウーハーの型番でスピーカーシステムはDENON VS-270Z に間違いないとおもいます。
下の写真のコーンのキャップに白い文字が・・・・





〇〇さんのブログ写真から一致します。

コロンビアデンオンですのでOEMであり多分フォステクス製か東洋スピーカー製だとおもいます。

コラーゲン振動板の特徴は:
低域の深み
優れた音響特性
従来の振動板に比べて軽量
耐久性が高い
コラーゲン振動板スピーカーは、高音質を求めるオーディオファンに人気があるそうです。

カタログの特徴なりをみますと音の良さそうな・・・・・・!
流石に長年にわたるスピーカー転がしの年季の成果で良い物を探し当てられましたね!

ハイ、どうもご丁寧に・・、ありがとうございます!

そうですか・・、デンオンでしたか。さっそくネットの「オーディオの足跡」を確認。

「コーンには、動物の皮に特殊な化学処理を施し、コラーゲン繊維としてコーン紙に融合したものを採用しており、適度な内部抵抗を持たせる事で、ピークやディップの共振を抑えています。」

「適度な内部抵抗」
・・、実に奥が深い言葉ですね!いろんな連想が広がります)

というわけで、「いい音」の要因が解明できました。

さらに、諸元を見てみると「クロスオーヴァー」が750ヘルツに設定されていることが判明した。

あれ~、我が家ではおよそ3000ヘルツで設定しているので大きな違いだが、取り立てて違和感はないのでその辺は図体の大きな箱の容積でカバーしていると理解させてもらおう。



それにしても、「少ない経費でオーディオを楽しむ」には「スピーカー弄り」に尽きるようですね。

とはいえ、「俺は金持ちなのでコスパなんかどうでもいい」という方もいらっしゃるだろうが、「お金」という制約があるからこそより一層切実感が増して工夫に妙味が出てくると思うけどなあ。

そして「スピーカーだけは専門業者に任せて手を出さないようにしている」という方が大半だろうが、もったいないことです。コストに妥協している業者が大半ですからね。たとえば「箱」の容積なんか最たるものです。

(スピーカー弄りは)音の変化もいちばん大きいし、お薦めですよ~。


 
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