「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

困った!CDトレイが開かない

2014年10月14日 | オーディオ談義

去る9日(木)に泊まり込みの予定で福岡に行ってきた。

病院に入院している親族の治療がなかなか”はかどらず”、とうとう「緩和ケアしか処方出来ません」なんて、病院側から最後通告されたのでやむなく、とある大学病院の専門外来「セカンド オピニオン」(予約制)の受診に立会うためだった。

想像を絶するほどの立派で大きな病院だったが、ズラリと並んだ20あまりの診察室の一室で第一外科の「T教授」直々の見立てにより、「方法はバイパス手術しかありません。」の明快な一言で、きれいサッパリ解決の方向となった。

こういう究極の選択肢があるのなら、「入院先の病院が素直に紹介状を書いてくれればいいのに」と思ったが、お医者のつまらないメンツ(無知かも?)で患者の大切な命が左右されるなんて、そんなことがあっていいのだろうかと思わず義憤にかられた。

病院のレベル、医師のレベルには私たちが想像している以上の格差があることを改めて思い知ったが、そもそも「セカンド オピニオン」の専門外来を設けてくれていること自体が「地獄に仏」のようなもの。もちろん受診するには紹介状が要るが、今回は、とある医療機関(関東)からのもので経緯は長くなるので省略。

とにかく一般の病院では手の施しようがない難病患者に対して「セカンド オピニオン」としての役割の自信があるというわけで大学病院としての面目躍如たるものがあるが、逆に「最後の砦」から見放されると、まるで「青菜に塩」みたいになってしまいそう(笑)。とにかくメデタシ、メデタシ。

さて、この日は娘の所に泊まったが、「お父さん、この前のブログで藤田恵美さんのCDのことを書いてたけど、私も2枚持ってるよ。」と、貸してくれたのが次のCD。

        

購入しようと思っていたので「ラッキー」。ついでに東野圭吾の新作ミステリーも2冊。趣味が似かよった子供を持つと親は助かります(笑)。

ところで、一昨日(12日)、井上陽水のCDをクルマの中で聴こうと思って、コピーしたところコピー用のCD-Rの制限時間70分をオーバーしたため最後の18トラックが尻切れトンボになんてしまった。

「最後の一曲ぐらいコピー出来なくても、まあ、いいか」と、諦めて、念のため「CDトランスポート」(dCSの「ラ・スカラ」)で再生可能かどうか確認しようと、トレイを開けて放り込んだところ、「READ OUT」という表示が出たままでウンともスンとも言わずに動かなくなった。

           

通常の制限時間内にきちんと収まったコピーCDはこれまですべて再生してきたが、こういう尻切れトンボの中途半端なCDとなると初めてのケースで機器の方が必死で信号を読み取ろうと努力しているのだろうが、何とも手の施しようがない。

「さあ、困った!」。取説を改めて読んでみても、こういうケースは想定していないと見えていっさい対処方法が書かれていない。やむなく天板のネジを外してCDを直接取り出せないかと、20分ほどいろいろ格闘したがまったく処置なし。

「ヤレヤレ、販売店まで送り返すしかないか~」と嘆息。この大きな図体をしたCDトランスポートを、あのでっかい専用のトランクに入れて送り返すことを考えただけでウンザリ。送料だってバカにならないし~(笑)。

           

この際、頭を冷やそうとクルマで15分ばかりの公園まで出かけて台風間近の小雨交じりの中をウォーキングしながらいろいろ考えてみた結果、次の2点が浮かんだ。

 まず「CDトレイが開かない」でググってみよう。何か対処方法が書かれているかもしれない。

☆☆ 機器のスイッチが入って読み取り機能が働く前にCDトレイの引出機能を感知させるために、エジェクトボタンをずっと押したままにして、いきなり電源スイッチを入れる。

いつも三周するのに55分ほどかかる“ゆったりウォーキング”だが、早く家に帰って試そうと“つい”急ぎ足になってこの日は何と50分ほどで終了(笑)。

帰宅するなりググってみると、パソコンのトレイが開かないケースについてウィンドウズの操作方法ばかり書いてあって、肝心のCDトランスポートのトレイの開け方は一行も書かれてなかったのでガッカリ。

次に二番目の方法として「☆☆」を実行。

いやあ、これでやっとうまくいきました!!

エジェクトボタンを20秒ほど押し続けにしていたら「<PLEASE」と小さなウィンドウに表示が出たので手を放して、改めてエジェクトボタンを押したらこともなげにトレイが開いた。

急いで陽水のCDを取り出して「このCDは絶対使用不可」と付箋をでかでかと貼ってやった(笑)。

今回の騒動によって、うかつに「変なコピーCD」をかけてはいけないと肝に銘じた。

たまたま12日(日)の早朝に、このところ音信がずっと途絶えていた真空管アンプ製作の泰斗Mさん(福岡)から珍しく電話があって「17日(金)に用事があって別府に行きますので、ついでに試聴させてください」との連絡があったばかり。

このままだったら、やむなくお断りのご連絡を差し上げようかと危惧していたところだった。

Mさんは滅多にお会いできる方ではないし、やや直情径行の方なので「君は何か僕に聴かせたくない理由でもあるのか!?」と思われそうで、それがイヤだったのだが、これでスッキリ悩み解消。16日まではいっさいコピーCDは聴かないことにしよう(笑)。
 

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