「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

ヤナーチェックのオペラ「利口な女狐の物語」

2022年04月23日 | 音楽談義

何となく気になって「ウォッチリスト」(オークション)に登録していた20枚ほどのCD。



出品価格は1000円也。1か月ほど「店晒し」の状態で、まったく人気がない。今さらCDなんてということだろう。

とうとう、しびれを切らしたかのようにたったの1000円ぐらいなら「聴いてみるか」と落札。

出品者側との連絡もスムーズにいってほどなく我が家に届いた。送料が1300円だったので〆て「2300円」也。

見た目は綺麗だったが、コロナウィルスなどが心配だったので1枚づつタオルでていねいに拭き上げたところ(タオルを)何回も洗いに行くほどの汚れようだった。

どんなところに保管されていたのかおよそ想像がつく(笑)。

それから、ゆっくりと1枚づつ点検していったところ、オッと驚いたのがヤナーチェックのオペラ「利口な女狐の物語」(2枚組)。



何と未開封の新品(外盤)だった!

ヤナーチェックの作品なんてこういう機会でもないとまず聴かない。

ラッキー!

このオペラは7作目にあたりヤナーチェックの代表作だそうで、指揮者は「マッケラス」(オーストラリア)、オーケストラはウィーンフィル。

マッケラスといえば「魔笛」を指揮したCDを持っているが悪くはなかった印象がある程度。

随分とヤナーチェックの音楽の普及に尽力した指揮者とのことで、オーケストラが超一流だからそれなりに企画された演奏だろう。

さっそく耳を傾けてみたが、第一印象は「思ったよりは馴染みやすそうなオペラだな」。

クラシックは一度聴いただけで好きになれる曲目と、何度も何度も聴いてある日突然「闇夜に光明が走る」ように好きになる曲目とがある。

わが経験では「魔笛」(モーツァルト)が後者だった。

30代の頃、遠距離通勤の時にカセットテープで朝夕繰り返し聴くことで、最初のうちはサッパリだったが、そのうち「病膏肓に入った」記憶がある。

この「利口な女狐・・」も、少なくとも30回ぐらいは聴いてみようかな。もし好きになればしめたもの。

そういえば、ずっと以前に五味康佑さんご推薦のオペラ「ペレアスとメリザンド」(ドビュッシー)を購入して聴いたときに比べれば、随分取っ付きやすそうな気がする。

ここ当分は「ヤナーチェック三昧」といきますか(笑)。

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