「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

人生を楽しませてくれる3つの「S」

2019年03月30日 | オーディオ談義

春爛漫の気配が濃厚な今日この頃、遅まきながら我が家の「紫木蓮」もようやくお目覚め気味。

   

そして、代変わりに伴う新しい元号の決定が目前に迫っている。1日(月)の午前11時半に発表とあるがはたして~。

世の中の変化にもいろいろあってピンからキリまであるが、さしずめピン(最高)は「元号」で、キリ(最低)は我が家のオーディオぐらいのもんだろう(笑)。

お金は無いけど時間はたっぷりあるので、いつものように「音楽&オーディオ」三昧の日々を送らせてもらっているが、何しろシステムのどこかを弄ったときの「音の変わり様」が「ハラハラ、ドキドキ、ワクワク」させてくれるのだからたまらない。

スリル、サスペンス、スピードは楽しい人生を送るのに欠かせない3つの「S」だといつも思っている。

ちなみに、スリルとサスペンスのどこが違うのかといえば、ミステリー小説でいえば「真犯人を追い詰めていくのがスリル、最初から犯人が分かっていて逆に追い詰められていくのがサスペンス」だそうだ。

ホントかな?(笑)。(どなたか巧い表現をご存知の方は自己紹介欄のメールにてお知らせください。) 


ただし、常に変化を心がけることがはたしていいことなのか、悪いことなのか、それは諸説あるところだろう。

たとえば「不易流行」(ふえきりゅうこう:芭蕉)という言葉もあるし、
有名なダーウィンの「進化論」の中には「強いものが生き残るとは限らない、賢いものが生き残るとは限らない、ただ(環境に適応して)変化するものだけが生き残る」という趣旨の言葉があるが、まあ、我が家の場合は「スリーS」が欲しいばかりに「変化を良し」としている傾向が強い(笑)。

今回もその一環として、何となく気になっていた点を変化させてみた。

ウェストミンスター(改)に載せているJBLの「075」ツィーターを外してグッドマンの「AXIOM80」に絞ってみようという目論見である。

そのためにはネットワークの交換が必要だ。昨日(29日)の午後から作業にかかった。

  

奥の方がこれまで使ってきたJBLのネットワーク「LX80」(クロス800ヘルツ)で、高音域のボリュームを最大限に上げても「AXIOM80」が「か細い音」になるので仕方なく能率の高い「075」(110db)で補強していた。

これでも何ら不足は感じなかったが、あえて登場させたのが画像手前側のテクニクスのネットワーク「20N100」(クロス1200ヘルツ)で、これだと高音域のボリュームに余裕があって11時くらいの位置で「AIOM80」がたっぷりと鳴ってくれる。したがって「075」を外してもOKだ。

   

見た目にもスッキリだが音も激変したのには驚いた!

音のしなやかさ、色艶、彫琢、奥行き感、そして音声信号に対する反応の速さ、いずれをとっても一級品である。これならクラシック、ジャズを問わず両方十分にいける。

こんなことなら早いとここのネットワークにしておけば良かったのにと思わず臍(ほぞ)を噛んだ。

オークションで落札したJBLのネットワークがかなりの高額だったことから何とか生かそうと、つい未練を持ち過ぎたのが真相だがビンボー性はホントに困りますねえ(笑)。 

いずれにしても今回の件を通じてオーディオは変化を厭わないことが大切だと肝に銘じたことだった。もちろん我が家だけに通用する話ですが。

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