赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

国分寺市の講演会など

2019-10-16 09:04:09 | その他

国分寺市で昔話の研究で有名な小澤俊夫さんの講演会があります。

そういえば、末吉暁子先生が小澤俊夫さんとヨーロッパに行かれたなどと話をきかれたことがありました。

昔話やグリムには、ものがたりのおもしさがぎゅっとつまっているのだから、勉強しなさいともよくいわれました。

けど、なかなかできないままに、今日まできてしまいました。

国分寺市の並木図書館、いつもすばらしい講師をよんで、講演会をされます。

ただ、ちょっと駅から遠いのがたまにきず。

バスにのらないと行けません。

実は12月、この並木図書館でビブリオバトル講座も予定しています。

『なみきビブリオバトルストーリー』の表紙の絵、この並木図書館と似ているというのです。

そういえば、二階にあがるところなど、似ているかもしれません。

このビブリオバトル講座には、(なみきビブリオチーム)として、作家四人で参加します。

また、詳細はお知らせします。

 

国分寺では11月、たかどのほうこさんの講演会もあるそうです。

すごいですね。だって、たかどのさんといえば、札幌にお住まいのはず。めったにないチャンスですね。

ただ、わたしもバタバタしていて、どちらも行けるかどうかは微妙です。

 

11月末、新刊『トゲトゲとかげをつかまえろ!』が出版予定。アマゾンに出ています。

でも、まだ、表紙を見ていませんが、まにあうのかな・・・。

 

 


『蝶の羽ばたき、その先へ』 森埜こみち

2019-10-14 10:09:54 | その他

台風が過ぎて、日常ばもどってきました。

台風の日は、多摩川氾濫のおそれという緊急避難の警報がスマホにきて、ぴーー、ぴーーとかん高い音をさせて、びくっとしたり、驚いたり。

うちのほうは、川の近くではないので、避難するところまでいきませんでしたが、避難にあわれた方と思うと、胸がいたいです。一日も早く、日常にもどれますように。

もう、旅行に行けなかったことなど、ふっとんでしまいました。

 

話題は変わり、森埜こみちさんが二作目をだされました。

日本児童文学者協会、「長編児童文学新人賞」入選作です。

突発性難聴で左耳が聞こえなくなってしまった中学二年生の結。そのことを友だちにいえません。

難聴になっていく過程が、ありありと書かれています。森埜さん、難聴なのかって思うほどリアル。

この前、会ったときに、手話の勉強をされていると聞きました。

きっと、手話の勉強の方々とコミニュケーションをとられているのでしょう。

結が少しずつ、自分の状態を受け入れていく様子に、読者は元気づけられていくでしょう。

森埜さんは、きっとこれからも活躍されていくと思います。

カワセミ句会でいっしょなのですが、森埜さんは俳句もお上手で自分の世界をもっていらっしゃいます。

ひさびさ11月に句会もあるようなので、お話、できるのが楽しみです。

 

 


『ありのまま育児法』新井爽月・著

2019-10-11 08:25:58 | その他
台風が心配です。明日からの旅行は飛行機が飛ばないでキャンセル。ぐずん。悲しい(T_T)
 
おまけに台風はうちの上のほうを通る感じです。なにもないことを祈ります。
 
さて、事業部でも活躍してくれている 新井爽月さんが新刊をだされました。一般実用書です。
 
 
これは今、子育てしているおかあさんにエールをおくる一冊です。
 
自分の心を第一に考えて、他人の目などを気にしすぎないでと。
 
わたしが子育てするときにこれがあればと思いました。
 
新井さんが子育てしているとき、いくら育児書を読んでも解決しないなやみがあったそうです。
それは「子を持つ母となった自分自身と、どう向き合うべきかという問題」
私っていったい、何だろう、何を頼りに自分らしくやれるのだろうか?
 
これ、よくわかりますよね。
わたしの頃なんて、OOさんの奥さん、OOちゃんのお母さんといわれて、お母さんとして、家事ができるのを当たり前に期待されて、主人の親戚に気をつかって・・・・・・。
そのころ、わたしは書くことで、気持ちを保っていたような気がします。
 
そんな新井さんの著書で一番気に入ったところは、
「心の操縦席をあけ渡さない」
というところ。何度も読んでしまい、そうだよなって思いました。
人の心にズカズカとはいってくる人っていますよね。そういうとき、じょうずにNOを伝えたいです。
 
さて、10月となり、もう、10日もすぎてしまいました。
これから秋のイベントがさまざまあります。

国分寺でも友人の西沢杏子さんが、講座をやられます。
 
西沢杏子さん 児童文学講座開催「さまざまな虫や小動物との出会いから」
 
虫や猫など身近な生きものにあたたかく優しい目を向け、多くの作品を手がけている西沢杏子さんに、日々の生活の中で出会い、作品に取り組む工夫や過程などに関して、お話を伺います。 
10月26日(土)午後2時 もとまち公民館2階視聴覚室

興味がある方はぜひ、ご来場を!!

角野栄子さん新作『境目なしの世界』

2019-10-09 09:22:51 | その他

国際アンデルセン賞作家の角野栄子さんが高校生を主人公にした新作をだされました。

わたしにはとてもおもしろかったです。スマホを手に入れてつながることをおぼえて、でも、不安も増えていって、こちらがわとあちらがわの境目がわからなくなる。あやしい店バリアフリー、パスワード、自分にそっくりだけどちがうフィギュア・・・・・・。

そして、言葉の選びかたが文学的だなって思いました。書きすぎないで読者をひきつけるところなども。

つい、わかりやすく説明したくなりますが、書かないことが想像力をかきたてることもありますよね。

角野栄子さん、江戸川区に角野栄子児童文学館をたてる構想がまとまっているようです。

https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e001/kuseijoho/keikaku/jido_bungaku.html

やるじゃん! 江戸川区!

 

さて、台風の進路、気になります。旅行を計画して飛行機のチケットもとってあるけど、ダメそうだな。

えーん、ずいぶん労力をかけてチケットを手配したのに・・・

自然災害だけはたちうちできません。

今日は、上野東京都美術館で行われている、東京展に行きます。

てづくり絵本の部屋が目当て。友人が出品しているので、毎年いっています。

今年はどんな絵本があるのか、行くのが楽しみです。

↓サービスエリアで見つけた秋のかざりつけ。


新そばを食べに

2019-10-07 10:09:02 | その他

初秋の信州にいってきました。とてもいい天気でした。

山の上は紅葉だということで、ロープーウェーに乗ろうとしたら、二時間半待ち。ガーン。

駐車場もなくあきらめ。ガックシ

しかたなく、新そばでも食べようかと。

蓼科の有名店 みつ蔵に

ここはいつも混んでいます。この日も一時間待ち。

それでも、食べようと待っている間に、近くのバラクラ・ガーデンへ

ダリアが咲き誇る庭をかけ足で見てきました。

なぞの椅子?

もどってきてもさらに待ちましたが、なんとか、食べられることに。

新そばと青じそ入りの変わりそばと食べました。おいしかった。

信州のそばはやはり、おいしいです。満足!

夫は出張から4日連続でそばを食べたとか。おい、それはちょっと食べすぎではないかい?

ずっと天気がよくて、日曜日、帰ってきた東京が涼しかったです。

協会編纂のアンソロジーのゲラもひとつ、届いていました。頭をひねって書いたものです。

来年早春に『物語は4つの顔をもつ』というカッコいいタイトルで出版される予定だそうです。