赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

『蝶の羽ばたき、その先へ』 森埜こみち

2019-10-14 10:09:54 | その他

台風が過ぎて、日常ばもどってきました。

台風の日は、多摩川氾濫のおそれという緊急避難の警報がスマホにきて、ぴーー、ぴーーとかん高い音をさせて、びくっとしたり、驚いたり。

うちのほうは、川の近くではないので、避難するところまでいきませんでしたが、避難にあわれた方と思うと、胸がいたいです。一日も早く、日常にもどれますように。

もう、旅行に行けなかったことなど、ふっとんでしまいました。

 

話題は変わり、森埜こみちさんが二作目をだされました。

日本児童文学者協会、「長編児童文学新人賞」入選作です。

突発性難聴で左耳が聞こえなくなってしまった中学二年生の結。そのことを友だちにいえません。

難聴になっていく過程が、ありありと書かれています。森埜さん、難聴なのかって思うほどリアル。

この前、会ったときに、手話の勉強をされていると聞きました。

きっと、手話の勉強の方々とコミニュケーションをとられているのでしょう。

結が少しずつ、自分の状態を受け入れていく様子に、読者は元気づけられていくでしょう。

森埜さんは、きっとこれからも活躍されていくと思います。

カワセミ句会でいっしょなのですが、森埜さんは俳句もお上手で自分の世界をもっていらっしゃいます。

ひさびさ11月に句会もあるようなので、お話、できるのが楽しみです。

 

 

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