平湯克子さんとはさそわれていったBeーこどもと本の読書会であいました。
毎回すごくたくさんの本を読んでいて、おだやかな声でするどい指摘をされます。
いつも頭のすみで、平湯さんならどういうだろうと思いうかべる存在です。
その平湯さんが年表・改訂版をまとめられました。
これはすごいです。
その年にどんな児童文学が話題になり、どんなできごとがおこったかなどが、見ひらき二ページでわかるようになっています。
画像とはちがいますが、1997年 わたしが『おとなりは魔女』でデビューした年には、佐藤多佳子は『イグアナくんのおじゃまな毎日』を魚住直子は『超・ハーモニー』をだしていて、消費税は5%になり、ポケモンがブーム。大人の本では、『ほっぽや』『失楽園』が大ヒット。テレビでは、踊る大捜査線 ヒット曲はガラスの少年。またできごとでは、神戸児童殺傷事件(酒鬼薔薇事件)があったなどが、ぱっとわかっちゃうのです。
これは、評論など書く人には便利でしょうね。
わたしも話題作がすぐにわかり、本をさがすのにつかえます。また、時代をさかのぼった、タイムスリップした話を書く場合に、指針になるでしょう。この頃、記憶があやふやですが、これを見ると、忘れていた名作のタイトルがちゃんと書いてあって、とてもうれしいです。
お問い合わせはオリオン出版 平湯克子さんまで
事業部の文学学校も終わり、ほっとしています。
今日から出かけて、ひさびさ温泉にはいってきます。俳句でもつくれればいいな。