赤羽じゅんこの三日坊主日記

絵本と童話の本棚
日々のあれこれと、読んだ本のことなど書いていきます。

角野栄子さん新作『境目なしの世界』

2019-10-09 09:22:51 | その他

国際アンデルセン賞作家の角野栄子さんが高校生を主人公にした新作をだされました。

わたしにはとてもおもしろかったです。スマホを手に入れてつながることをおぼえて、でも、不安も増えていって、こちらがわとあちらがわの境目がわからなくなる。あやしい店バリアフリー、パスワード、自分にそっくりだけどちがうフィギュア・・・・・・。

そして、言葉の選びかたが文学的だなって思いました。書きすぎないで読者をひきつけるところなども。

つい、わかりやすく説明したくなりますが、書かないことが想像力をかきたてることもありますよね。

角野栄子さん、江戸川区に角野栄子児童文学館をたてる構想がまとまっているようです。

https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e001/kuseijoho/keikaku/jido_bungaku.html

やるじゃん! 江戸川区!

 

さて、台風の進路、気になります。旅行を計画して飛行機のチケットもとってあるけど、ダメそうだな。

えーん、ずいぶん労力をかけてチケットを手配したのに・・・

自然災害だけはたちうちできません。

今日は、上野東京都美術館で行われている、東京展に行きます。

てづくり絵本の部屋が目当て。友人が出品しているので、毎年いっています。

今年はどんな絵本があるのか、行くのが楽しみです。

↓サービスエリアで見つけた秋のかざりつけ。

この記事についてブログを書く
« 新そばを食べに | トップ | 『ありのまま育児法』新井爽... »
最新の画像もっと見る

その他」カテゴリの最新記事