JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

DXPedition Mode試験運用の結果報告

2018-03-08 14:22:14 | FT8
 昨日行われたFT8のDXPedition Modeの世界的なテスト運用の結果がK1JTより
発表されたいます。

 おもにテイラー博士が運用された2300UTCからの20mの模様ですが、
 190のHoundsユニークコールサイン、試験運用の4時間に330のユニークコールサインを
コピーできたそうです。最低400から500局の参加者があったと想像しているようです。
 またNSlots=3,4,5は非常に良く動作したと評価しています。

 4時間のテスト時間で20,30,40,および80m でFOXにより記録された「QSO」数は
320,189,454および351だったそうで、1時間にこれだけ交信ができるのはすごいことです。
 1時間に最大500QSOというのも誇大宣伝ではなさそうです。まあ500QSOは無理でも
毎時300~400のQSOは達成可能と見ているようです。

 今回のテストでの問題点も挙げています。
 1000Hz以下の周波数でFOXをコールしたり、Ver,1.9を使っていなかったりの局も
あったりした、これはおもに非英語圏の国であったと認識しており、マニュアルを
翻訳する必要を感じているようです。

 操作上の2つのヒントを示しています。
-Hounds側はQRMを回避するため、手動でTX周波数をリセットすべきである。
-FOX側はTX周波数を変えるため、ランダム化機能を用いることができる。

 いくつかのバグもわかったようですが、バグフィックスは行うが、
また数週間のうちにテストを行うようです。
 ぜひJAからも参加できる時間設定ができるといいのですが・・・
 この分で行くとKH1のペディションのとき、いきなり本番ということに
なりかねませんが、それまでにDXPedition Modeのメニュアルをよく読んで
理解しておく必要がありますね。
 幸いJA7UDE大場さんがマニュアルを翻訳されていますのでしっかり理解したいものです。
 ここにPDF形式であります。

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