使っている160mのスローパーアンテナをRigExpertの
AA-54でチェックするとかなり低いところにSWRの最低
点があります。
かなりブロードに同調しているように見えます。
アンテナ線を切り詰めるとどうなるか興味がありまし
た。 スローパーの調整はタワーとエレメントの間隔
を変えて調整するといわれており、エレメント長は切
ってはいけないとも聞きます。
狭い建坪でとても160mは運用できないとほぼ運
用をあきらめておりましたが、ネットサーフィンをし
ていたとき偶然読んだ記事がこれでした。
これならなんとかなりそうと39mのエレメントを用
意しました。その長さの長いこと。それでもなんとか
あちらに曲げ、こちらにまげて格好をつけました。
SWRも2以下になり運用をしてきました。
RigExpertのAA-54を入手してこのハーフスローパー
をチェックすると上のようなカーブを描きます。
確かに1.8のバンドでもSWRはそれなりに低いので
TRXはTUNERを入れなくてもフルパワーを入れることが
できます。
しかしAA-54が描くSWRの曲線が気になります。
そこで思い切ってエレメントを短くしてみることに
しました。
適当にまず78cmカットしてみたら
かなり周波数が上がって、SWRも低くなりいい傾向です。
さらに92cmカットすると
周波数の変化はあまりなくSWRは少し高く変化。
さらに42cmカットし、タワーに近づけてみました。
1.8を充分カバーする状態になりました。
しかしSWRのカーブが高い周波数側で少しおかしな
カーブになっております。
どうもタワーに近づけると周波数の高い側のSWR曲線
がおかしくなる傾向がありますので、また1mほどエ
レメントを離してみました。
こうなったらさらにカットしたらどうなるのかと
47cmカットしてみたら
こんなカーブになりました。
さらに37cmカットすると
気持ち周波数が高くなる傾向 ではと思い切って97cm
カットしたら
周波数は変わらずSWRだけが高くなってきました。
再びタワー側にエレメントを寄せてみました。
SWRのボトムがはっきりしなくなり、やはり高い周波
数側がなだらかな曲線を描くようになりました。
少しだけ離すと
もう少し離すと
最初のところまでタワーとエレメントの間隔をもど
すと
どうにか見かけ上は1.8で使えそうなSWRになりまし
たがここまで合計3.9mもエレメントが短くなって
おります。
実際に電波を出しては飛んでいくのか試して見なけ
ればなりませんが、どうもこのAA-54だけでSWRを追い
かけるとまったくエレメントが目的周波数に同調しな
いアンテナになってしまいそうです。
おそらくこのアンテナは電波飛ばないだろうと思い
ます。
もう一度エレメント長を実測して1/4λ×0.96
で求まる39.7mのエレメントに張り替える必要が
あるだろうと思います。
AA-54の描くSWR曲線はいかにもここにすればSWRが
低いアンテナができるよといっているみたいですが
これに騙されるとSWRは低いがまったく飛ばないSア
ンテナにしてしまう恐れがありそうです。
アンテナエレメントはまず目的周波数に同調して
いることは必須条件ですね。その上で給電点のイン
ピーダンスを測ってマッチングがとれるトランスを
入れるというのが本当でしょう。
無駄なことをしましたが、疑問に思っていたこと
が少し分ってよかったです。
セットしているアンテナのエレメントの長さを測
る方法はどうしようかな。
AA-54でチェックするとかなり低いところにSWRの最低
点があります。
かなりブロードに同調しているように見えます。
アンテナ線を切り詰めるとどうなるか興味がありまし
た。 スローパーの調整はタワーとエレメントの間隔
を変えて調整するといわれており、エレメント長は切
ってはいけないとも聞きます。
狭い建坪でとても160mは運用できないとほぼ運
用をあきらめておりましたが、ネットサーフィンをし
ていたとき偶然読んだ記事がこれでした。
これならなんとかなりそうと39mのエレメントを用
意しました。その長さの長いこと。それでもなんとか
あちらに曲げ、こちらにまげて格好をつけました。
SWRも2以下になり運用をしてきました。
RigExpertのAA-54を入手してこのハーフスローパー
をチェックすると上のようなカーブを描きます。
確かに1.8のバンドでもSWRはそれなりに低いので
TRXはTUNERを入れなくてもフルパワーを入れることが
できます。
しかしAA-54が描くSWRの曲線が気になります。
そこで思い切ってエレメントを短くしてみることに
しました。
適当にまず78cmカットしてみたら
かなり周波数が上がって、SWRも低くなりいい傾向です。
さらに92cmカットすると
周波数の変化はあまりなくSWRは少し高く変化。
さらに42cmカットし、タワーに近づけてみました。
1.8を充分カバーする状態になりました。
しかしSWRのカーブが高い周波数側で少しおかしな
カーブになっております。
どうもタワーに近づけると周波数の高い側のSWR曲線
がおかしくなる傾向がありますので、また1mほどエ
レメントを離してみました。
こうなったらさらにカットしたらどうなるのかと
47cmカットしてみたら
こんなカーブになりました。
さらに37cmカットすると
気持ち周波数が高くなる傾向 ではと思い切って97cm
カットしたら
周波数は変わらずSWRだけが高くなってきました。
再びタワー側にエレメントを寄せてみました。
SWRのボトムがはっきりしなくなり、やはり高い周波
数側がなだらかな曲線を描くようになりました。
少しだけ離すと
もう少し離すと
最初のところまでタワーとエレメントの間隔をもど
すと
どうにか見かけ上は1.8で使えそうなSWRになりまし
たがここまで合計3.9mもエレメントが短くなって
おります。
実際に電波を出しては飛んでいくのか試して見なけ
ればなりませんが、どうもこのAA-54だけでSWRを追い
かけるとまったくエレメントが目的周波数に同調しな
いアンテナになってしまいそうです。
おそらくこのアンテナは電波飛ばないだろうと思い
ます。
もう一度エレメント長を実測して1/4λ×0.96
で求まる39.7mのエレメントに張り替える必要が
あるだろうと思います。
AA-54の描くSWR曲線はいかにもここにすればSWRが
低いアンテナができるよといっているみたいですが
これに騙されるとSWRは低いがまったく飛ばないSア
ンテナにしてしまう恐れがありそうです。
アンテナエレメントはまず目的周波数に同調して
いることは必須条件ですね。その上で給電点のイン
ピーダンスを測ってマッチングがとれるトランスを
入れるというのが本当でしょう。
無駄なことをしましたが、疑問に思っていたこと
が少し分ってよかったです。
セットしているアンテナのエレメントの長さを測
る方法はどうしようかな。