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JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

往復雨の中の熊本行き

2019-06-30 19:58:19 | 無線
 史上もっとも遅い梅雨に入った途端の雨続き。昨日の午後から国道10号線から
自動車専用道路の国道57号線をひたすら熊本目指して運転しました。
 しかし思っていたとおり地震のために通行止めになっているため迂回路に入って
東海大学の辺りに行ってからどちらに向かっても通行止めの標識にぶっつかり、
ナビも戸惑ってしまいました。同じところを堂々巡り状態でした。
 どうにか来た道を戻り、やっと別の道を見つけて進んで57号線に出ることがで
きました。ナビもバージョンアップを時々しないといざというとき役立ちません。

 予定を30分以上送れて会場のホテルに到着できました。
 ICOMとヤエスの展示があっておりましたが、既に片付け状態で興味のあった
FT-101Dをほんの短時間だけ触ることができました。
 
 例によって写真撮影の後宴会。
 参加者も少ないので自己紹介はそれぞれが思い思いのことをしゃべり楽しかった
です。
 2次会に小雨が降る中カラオケをうたいに出かけましたが、上通り、下通りの
アーケード街の人の多さに圧倒されます。それも若い人が圧倒的に多い。
 上がりは名物桂花ラーメン。

 朝方も雨が降り続いておりました。
 今朝は9時から3人の講師による講演でした。
 IC-9700ではじめるEME     講師 JS3CTQ
 Pitcairn Islend DX Pedi      講師 JR4OZR
 Ialian DXpedition Teamの裏話   講師 JA3USA

それぞれ面白い話でした。
 こうしてミーティングに参加するといろいろと刺激をうけ、また何かやろう
という意欲が湧いてきます。
 来年は福岡県が担当するということで終了でした。

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6mFT8でIS0 今シーズン初の1UP

2019-06-29 09:28:06 | 6m
 昨日の午後3時まえから6mではEUが見えてきました。
 始めはCQ ASをだす9H1TXを追いかけました。がしかし追いきれませんでした。
 そしてF5IIも9H1TX追いかける途中で見えましたが、9Hに集中しました。
 結局2兎とも取り逃がす残念な結果でした。

 さればとCQ DXを叫んでみますが、呼んでくるのはウクライナばかり。
 やっと血が騒ぐIS0AWZが見えて必死に上のほうでコール。応答がありました。
 このシーズン初めてのNEWです。9Hもほとんど似たような地域ですから、地中海
がまとめて飛んできていたのでしょう。
 久しぶりに太陽の表面に黒点が連日観測されているので、少しはその恩恵がある
のでしょうか。

 ZFに続いて6Yから短い滞在時間を惜しむかのようにJAサービスをしていただいた
横田さんに感謝です。
 昨日夕方40mの6Y3Yのリベンジに成功しました。
 今回は確実にF/Hの運用でよく飛んできておりました。それだけにパイルも大き
かったのかもしれません。2000あたりの上のほうでコールしておりましたが、
なかなか取り上げてくれませんので、そろそろ周波数を換えようかとマウスに手が
かかった途端赤い帯とともに周波数が下の方に飛んでいきました。今度は無事RR73
ももらえました。

今日は午後から熊本行きです。
 九州DXサーミーティングに参加です。久しぶりの熊本行きですが、地震で土砂に
埋まった国道57号線の迂回路を始めて通ることになります。
 こちらの天気は雨も上がっているのですが、はたして熊本の天気はどうなんで
しょう。
 これまで熊本で開催するときはたくさんの参加者がいましたが、今回はえらく
少ないようで30名そこそこのようです。そろそろDXサーミーティングも潮時なの
かもしれません。寂しいことです。
 もういい年になりましたので、九州各地で開催されても車を運転しての遠乗りも
いつまでもいけそうにありません。
 お空では良く見かけるあの人、この人とも顔を合わせてしゃべりあう楽しみが
なくなるのは本当にさびしい気持ちになりますが、これも歳を取るということで
仕方ないことなんでしょう。
 安全運転で行ってこようと思います。午後の6mのEUが気になりつつ。


 
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やっとサウスダコタとFT8で交信

2019-06-28 09:24:49 | FT8
 捜し求めておりましたFT8でのサウスダコタの局と昨夜交信できました。
 20mでYBと交信しているK7REを見つけました。JTAlertもしっかりSDだと表示して
おります。また過日JF4VZT澤山さんから教えていただいたNDとSDの局リストにも
入っておりますから間違いないでしょう。
 YBとの交信が終わるのを待ってコールしたら、無事返答をもらえました。
 これであとはNDノースダコタの局と交信できればFT8によるWSAが完成です。
 やっとリーチがかかりました。
 だからなんだといわれそうですが、自分で目標を立ててそれに向かって突き進む
のも楽しみの一つです。こうしてSDとNDの局との出会いを目標に運用しているのは
実に楽しいものです。若い時代の恋人探しを思い出します。

 さて昨日の夕方は40mの6Y3Yで熱くなりました。
 どうもその運用が理解できませんでした。F/Hでもなさそうですが、皆さん1000
UPでコールしています。レポート付で送る局もいればGD付で送信している局もいます。
 先方は同じ周波数でRR73と違う局へのレポートを同時に送出しています。F/Hの
ようにJA側が下の方の周波数に持っていかれることもありません。
 先方の周波数は始めは582でしたが途中からは681に変わりましたが、この周波数
1点の運用でした。
 始めはレポート付でコールしておりましたが、どうも返答をもらえる局はGD付で
送信した局ばかりのようなので、GD付でコールをしておりました。
 返答をもらえました。

 しかし残念ながらレポートを送れど、RR73はついにもらえず。涙。
 もしかしたらF/Hでの運用だったのかも。返答をもらった周波数でレポートを送った
のがまずかったのかもしれません。今更後悔しても仕方ありません。
 今夜リベンジができる機会があればいいのですが・・・・

 途中でCALL 1000UP+GDとの送信がありましたので、やはりGD付のコールを取って
いたのは間違いなかったようです。でも普通のF/Hの運用ではこんなメッセージは
でないですよね。 なんだかおかしかった。

 夜になって9時過ぎに20mで今度は確実にF/H運用でした。
 コールする周波数を変えながらコールしておりましたが、それどもお呼びがかから
ないのでもう一度周波数を換えようかと思ったとたんに赤い帯がでました。
 これって結構あるんですね。ダメかと思った次の瞬間返答が返ってくるということ。

 そのほか17mでZD7MYが見えていたのですが、ひとところにいてくれればいいのです
が相手に合わせて周波数を変える運用で、ここと思えばまたあちらです。
 仕方なく片隅からコールし続けましたが、目に留めてもらえず。
 これは捕らえ辛いですね。
 
 先のZF2CJが早くもLOTWにUPされており、30mはダメだったが17mはOKでした。
 これでFT8によるDXCCはLogger32上では200CFMとなりました。ちょうどFT8を
始めて2年要したことになります。

 
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eQSLへのUP LOAD

2019-06-27 11:19:21 | 無線
台風3号が、と予想された熱帯低気圧は心配することもなく雨を降らせただけで
今朝ほどには上空にところどころに青空も見えて雨も上がっております。

 ここのところ太陽黒点が12と表示されていますが、その恩恵に預かれないまま
相変わらず6mの北米は蚊帳の外状態です。

 昨夜は30mでHR9/AD8Jが見えておりました。もちろん30mFT8では初めてです。
 皆さんあちらこちらでコールをしていました。
 何処でコールするか、いつも迷います。しばらくOPの様子を眺めていますと
ピックアップする周波数に癖があることを発見。1850と1350あたりを交互に拾い
上げている。
 そこで1860が空いているのでそこでコールを始めました。こちらで空いている
ように見えるのですが、果たして受信地の南米ではどうなんだろう?
 すると意外と早くピックアップされたのです。今回はうまく作戦が当たりました。
 いつもコウだといいのですが、まーいろいろですね。

 イタリアの局からメイル。WAJAに欲しいからeQSLへUPして欲しいとのこと。
 すでにeQSLにはUPしているよと返信したら、みつからんと返ってきました。
 チェックすると今年のDATAがほとんどUPされていないのを発見。
 いつもLogger32 が自動的にeQSLにはUPしてくれているものと思っておりました。
 そのようにLogger32の設定をしております。
 日ごろはまったくeQSLを見ることはありませんので、全く知らないことでした。

 そこであらためて今年の交信をLogger32でADIF形式で出力。
 それをeQSLにUP LOADしてやりました。無事UP LOADが終了してeQSLをチェックする
とUPしたDATAすべてがDUPEで1QSOもOUT BOXに追加されていません。
 なんじゃこれは。ADIF形式がeQSL向けに特別なのがあるのかしら?
 ADIFはADIF.そんな特別仕様はなさそう。
 
 時間を置いて再度UO LOADを試みました。同じように円盤がくるくる回っています。
 なんと今度はうまくいったようで、いくつかのDATAが重複しているとはねられましたが
月別にOUT BOXに収まっていました。

 Logger32のLogのeQSL欄はすべて「Y]となっておりますので、Logger32は1QSOづつ
UPしているようですが、どこでブレーキがかかっているのでしょう。
 時々OUT BOXの状態をチェックしてみる必要がありそうです。
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6mはEU祭りだったが、またも蚊帳の外

2019-06-26 10:40:32 | 6m
 昨日の夕方は6mで久しぶりのEU祭りだったようです。
 覗いたときには祭りの行列は通り過ぎてはるか北の方にいっていました。
 そぞまえに日のEUとW間の6mが爆発していたのを見て、翌日これがJAに回ってくる
かもと期待したのでした。

 広いWではやはり片寄って開けているようで、やはり西のCalなどは蚊帳の外の
ようで、悔しい思いをしているのだろうと同情してしまいます。

 あいにく所要で出かけなければならなくなり、後ろ髪を惹かれる思いでRigの灯は
そのままに出かけました。
 帰宅後モニターを見ると北の方ではいろいろ見えているようで、EU間が赤い線で
埋まっていますが、時すでに遅しでした。
 モニターをさかのぼってみると唯一G8BCGがピンク色帯の中にありました。
 そのときはローカル局がコールしているのが記録されております。


 ご主人が不在でも健気にPCプログラムはレポートをして役目を果たしておりました。
 G8BCGとはCWで2014年に交信しております。まだコンディションもよかったのです。
 
 160mでは先ず二日と同じように、いいコンディションは続かないのが普通ですが、
6mははたしてどうなんでしょうか? 今日も再びEUが見えるといいのですが。

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大分県宇佐市に反射炉があったんだ

2019-06-25 10:23:57 | 雑文
 昨夜NHKーTVでファミリーヒストリーを見ました。
 女優の賀来千賀子さんのファミリーヒストリー。
 彼女が大分県に関係があることは知っておりました。

 しかしその先祖がすごいということを全く知りませんでした。
 もっとも驚いたのは今の宇佐市の佐田という小さなで反射炉をつくり、
大砲を8門も作ったということです。

 大分県に反射炉があったこと、その技術が各地に伝わって、反射炉が造られ、大砲の
製造が行われたということなど初めて知りました。

 江戸時代末期、蘭学者の帆足万里から中国がアヘン戦争で英国に負け、その先は日本
に向かうと教えられた賀来惟熊が宇佐市の佐田(当時は島原藩の領地だった)に島原藩
の許可の下 反射炉を民間として始めて造ったんだそうです。

 当時は佐賀藩で反射炉が稼動しており、大砲が作られていたのですが、なかなかその
ノウハウを教えてもらえず炉内の温度を上げるのに苦労したそうです。
 なんとか佐賀藩から技術を盗み、炉内の送る風の量を多くするフイゴの技術を見つけ出
し鉄の溶解に成功した。
 しかし大砲が外敵のために使われるより先に、長州征伐など国内の戦いに使われるのを
見て、惟熊は反射炉を自らの手で破壊したという話は感動ものでした。
 しかしその技術は他の藩での大砲の作成に役立っているという。
 これらの賀来家の資料が大分県立先哲資料館などの保管されているのもすごいこと
なんでしょうが、あまりにも地元大分ではこれまでは話題にもなっておりません。

 大分市にはJR賀来駅とともに賀来という地名もありますが、宇佐地方には賀来姓も
多くいますが、なかなか「カク」と読んでもらえなかったのが、賀来千賀子さんが
有名になり、正しく読んでもらえるようになった縁者の人が喜んでいましたが、
さもありなんですね。

 佐賀藩の反射炉は有名ですし、前にいったことのある萩藩の反射炉は確かにこの目で
みました。島津藩にも残っておりました。
 宇佐の反射炉は佐田神社のお社の背後の石垣に当時の耐火煉瓦が積まれているのが
唯一の名残だそうです。
 まだまだ郷土大分の歴史を振り返ると面白い発見がありそうです。

 
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上手な運転

2019-06-24 10:42:30 | 雑文
 梅雨の晴れ間といいたいところですが、まだ入梅宣言ができない九州地方。
 雲がちょっと多いが吹きくる風もさわやかに感じます。
 九重の花公園でラベンダーが咲いているとのことで出かけました。

 以前は442号線を使って九重高原には行っておりましたが、最近は10号線の犬飼
から竹田まで自動車専用道路が開通しましたので、こちらを通ることが多くなりました。
 午後2時ちょっと前にいつも横目で通り過ぎてるステーキハウスでちょっと奮発して
100gのステーキを。大きな窓から緑の木々を見ながらの昼下がりの昼食。いい気分です。
  
 九重花公園はちょうど花の植え替え時期ということで、300円引きの1000円で入場で
きました。
 園内はちょうどアジサイが見ごろでやはり空気がいいのか見事な色つきで咲いて
いました。



 
 園内の中心の部分は秋のコスモスがちょうど芽を出している状態で、ほとんどが土。
 目指すラベンダー畑は一番奥の一番高いところにありました。

 一面が同じ色、薄紫色に覆われている景色がオーといわせるのでしょうか。
 でも写真にするのは難しい。

 帰りはいつもの442号線を選択。通行量も多くなく結構カーブもおおく、UP DOWNも
おおいいので、運転するのは楽しいです。
 前を行くプリュースがブレーキランプが壊れているのかとはじめは疑ったほどブレーキを
踏まない運転をしています。
 プリュースはAT車だとおもうのですが、坂道でも、カーブの入り口でも前の車は
ブレーキランプが点かない運転をします。
 これだけAT車でスピードコントロールができるのは、よほど上手な運転ができる人だと
感心しながら付いていきました。
 ブレーキランプは故障していませんでした。そうとう長時間の走行の末、やはり
ブレーキランプは点灯しましたが、このスピードコントロールがアクセル操作だけで
カーブも多く、上り下りの多い尾根道を走行するドライバーははじめてみました。
 私の愛車VWのポロにはATとマニュアル操作がレバー操作でできますので、こういった
カーブと上がり下がりの多い道ではマニュアル操作が楽しめます。ATだと下り坂で
どうしてもスピードがつきやすく、ブレーキで減速が必要になります。
 あのプリュースはおそらくATでアクセル操作だけであのスピードコントロールが
できるとは驚きでした。
 追い越すことのできない1車線の道路を走っていると、前の車の運転がどうしても
気になります。やたらブレーキを踏む車はいい加減にしろよといいたくなります。
 なるべく適当な車間をあけて、自分のペースを守るストレスのない運転が好きです。
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JARLの社員総会

2019-06-23 18:21:07 | 無線
 荒れるかと思ってみておりましたJARLの社員総会もシャンシャンで無事終了した
ようで、ますます先がはっきり見えてきた感がします。
 初めての社員有志による現会長、専務理事の解任動議はあっけなく反対多数で
ポシャになったようです。

 前にもこの動議について感想を書きましたが、あまりにも些細なことと思えること
で会長、専務理事の揚げ足を取り、批判しているだけで、退任に追い込んだ後の
事後処理の説得力もなく、ただ理事会の運営にケチをつけてごねているだけ。
 本来理事会の実際の様子など知る由もないのですが、理事会に出ていた理事が
その会議の様子をもらしたのでしょう。

 また理事にアンケートをおくり、数名の理事からの回答を公開していました。
 それも読みましたが、会長の議事の進め方が独断的であるとか回答している理事が
何名かいましたが、なぜ外部に対して不満を書くのでしょう。
 堂々と理事会で意見を言える立場にあるのに、なぜ不満があるのなら理事会で
処理しないのでしょう。

 私も社員を引退しましたので、岡目八目的にしかいえませんが、今の組織を続けて
いたのではJARLの抜本的な改革、赤字体質からの脱出は到底無理なことだと
考えております。

 まず組織をぶっ壊すことから手をつけないとダメだと感じております。
 行くところまで行って、もうどうしようもないというところまで行くだけでしょう。
 
 その前にもし可能なら、先ず事務所を関東圏の東京以外の家賃の安いところに引っ越す。
 地方本部、支部制度を一旦棚上げ、本部は会員管理と対外的事務に絞る。
 QSLはビュローで国内は米国流に各県のボランティア団体に送付し、外国へは
これまで通り発送。この経費3,600円/年間を徴収。
 会費は本部の経費分を会費で負担。@3,000×40,000人=1億2千万円足りないかな。
 県単位で支部組織を維持し、その経費は支部単位で会員より徴収。3,000×400人
=120万円 多すぎるか。

 以上はあくまでも夢の中の妄想です。
 でもこのくらいのことをしないとダメなんと違うかしら。

 
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スピーカー派それともイヤーフォン派

2019-06-22 09:54:38 | 無線
 私は常のイヤーフォンを使っております。そのためスピーカーから出るCWは
聞き取り辛いです。慣れの問題かもしれません。
 もっとも最近はFT8の運用が多いのでイヤフォーンさえ使うことが少なくなって
おります。

 先日NHKのTV 試してガッタンで電話によるオレオレ詐欺の防止策が紹介されて
おりました。
 そこで紹介された対策が受話器を耳に当てず、スピーカーで相手の声を聞く。
 できれば留守電を使用して、直接電話してきた相手の声を聞かないことでこの詐欺
電話の被害が防げるとのこと、 でした。

 受話器で相手の声を聞くということは、イヤーフォンで聞くこととおなじでしょう。
 耳に受話器を当てて詐欺電話を聞いていると、聞き手にとっては、相手の言うこと
に対して感情移入がされやすくなる効果が増大して、相手の言うことを信じてしまい
やすくなることが報告されておりました。
 相手の言うことを簡単に信じてしまい、ATMに走るんだそうです。
 こういうことを研究している研究者もいらっしゃるんですね。

 そのためにスピーカーから相手の声を出して聞くとこの感情移入の低減につながる
というのがアポ電話の対策として有用だとのこと。

 普段電話と同じように無線機から流れてくる音を聞いていることが多いい
われわれHAMにとっては感情移入がどうとかの問題はないのですが、特にCWについては
スピーカーで聞くか、イヤーフォンで聞くかで脳にあたえる刺激に違いが生じるか
どうかに興味があります。
 私の場合はスピーカーで聞いていると周りの音も聞こえてきて、CWに集中できない
ので、イヤーフォンで聞くことに慣れております。ようはCWの受信能力がよくないと
いうことにつながるのでしょう。それこそ必死で集中しないと電文として受信できない
のです。
 
 いずれにしても「試してガッテン」で紹介された、スピーカーとイヤーフォンで
聞いたときの聞き手における音に対する心理的な違いというのは、HAMにとっても
なんらかの違いがあるのか興味のあるところです。

 
 
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FT8はQRP運用向きか?

2019-06-21 17:52:27 | FT8
 未だ入梅宣言ができない九州地方ですが、蒸し暑い天気です。
 6mのマルチホップは何処へ行ったやら、EUは全く姿を見せません。

 午前9時過ぎに20mSSBをダイヤルしていると珍しく関東の局が出すCQが聞こえました。
 ここのところ全くSSBでの運用をしていませんでしたので、応答してみました。
 話の成り行きで、アナログ人間でまったくFT8はやったことがないと紹介され、
QRPでDXができるそうですね、とおっしゃいます。

 FT8がQRPで海外と交信できるというのが、一般的な見方なんですね。
 そういえば今月のHAM関係の2誌の特集が図らずもFT8でした。
 HAM World誌の表紙の見出しには「10Wでも世界と交信できるデジタルモード」と
でております。

 中身を読んでいないのでどういう風に紹介されているかわかりませんが、今日交信
した関東の局がいわれたQRPでDXができるというように思い込まれている局が一般的
なんでしょうね。
 
 QRPの電波でも相手のところに届いているかどうかが問題であって、FT8というMode
がQRPでもDXに飛んでいくという捕らえ方は誤解を与えるのではと危惧しております。

 今のプアーなコンディションでは100Wの電波でもアンテナ次第でしょうが、容易に
EUの局と交信できるかといえば、運がよければできるが、そう易々とはいかないよと
現実を伝えることも必要ではないかと思う次第です。

 FT8が導入された2年前、運用している局が少なかったころならできたかもしれま
せんが多くの局がFT8の運用をしてわずか3Khzの中でひしめき合っている現状を正し
く知らせて欲しいものです。

 昔はDXをやるにはCWを使えばやさしいよといわれたものです。
 しかしCWもモールスを覚え、若干の英語も身につけなければと次第にハードルを
上げられていき、挫折した局もいたようですが、ことFT8は極端な話、英語も必要
ない音も聞く必要がない、ダイヤルも触らなくても良い、それでいてDXと交信が
できる、ただ若干PCの操作とインターフェースの接続ができればOKというCWより
相当ハードルが低くなっていることは間違いありません。
 それだけに雑誌等が甘い言葉で誘い入れるのでしょう。

 どのようにFT8が紹介されているのか興味が湧いてきましたので、向学のために
雑誌を購入してみようかと思います。
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