うるう秒

　今日で今年も半分過ぎたことになります。
　折り返し点ではないですよね。もし折り返し点だっ
たらもう半年すぎると元に戻れるんだけど、それは
ないですよね。

　さて7月1日は3年ぶりに「うるう秒」が実施されます。
　8時59分59秒の次に9時00分00秒となるところに、
8時59分60秒を挿入するすることで、1秒調節すること
になります。
　これまでは別に何も気にはしなかったのですがJT65
を運用するようになって、この1秒が影響するんですね。
　なんと言ってもJT65では0.5秒の誤差が問題になる世
界です。
　あすは9時以降にしか運用はしないと思いますので、
電波時計を頼りにPCの内部時計を調整しようと思います。

うーん、これは難問

　時々みるDX WORLD.netにThe BIG DX-WORLD Quizと
題して30問のクイズが出題されています。いまだ全問正解
はなく、27問正解が最高だそうです。
　問題はここに
　これはドイツのハムフェアFHNで出題されたそうな。
　もし回答できたらメイルで知らせろ、
　もしかしたらあなたが全問正解者になれるかもとの
挑戦です。

　しかし難問もありますね。何とか半分ぐらいはすぐに分
かりそうです。ここまで深く知る必要性はあまり感じませ
んが、DXerを自認するあなた　挑戦してみたら。
　参考資料を調べて、知識として覚えておくのも一興か
も知れません。

尿道から血が

　記録として書きとめておこう。
　6月10日の朝　朝一番に行うことはトイレに行き、
バジルの放出です。
　そのときあれっと気になったのが、本当に小さな血
の塊のような異物が最初に出たことです。
　もしかしてどこかで出血しているのかと、いつもの
かかりつけの病院にいき尿検査をしてもらいました。
　別に尿に異状はないと門前払いで先生にも合うこと
無しに帰宅。

　12日の夜、トイレに座って用をたして残尿が出ると
き尿に血が混じっている。

　13日、病院にいき、再び尿検査とともにCTの撮影。
結果は別に異状は見当たらない。CTをみても、前立腺
は年齢並みに少し肥大が見られる。肝脂肪が少しある
が別に問題ではないとの診断、いつもの先生ではない
初めての先生の見立て。もし気になるようであれば泌
尿科の先生を紹介するとの事。

　14日、新宿でのJARL社員総会の日です。
　新宿駅から会場まで徒歩でいきました。結構重いか
ばんを下げての歩行。まあ元気に会場の到着。尿意を
感じるも1階のトイレは列ができていますので会場の
8階に上がりました。まだ開場していませんが、職員
に話して奥のトイレを使わせてもらいました。
　このときは結構赤い血尿がでました。
　夜、息子のところで用を足しているとやはり先から
血が出てきました。気がつくとブリーフに少し血の痕
が付着しています。今までこんなことはありませんで
した。

　16日、大分に帰り。高校の後輩が泌尿器科をしてい
ますので、相談に行きました。
　やはり尿検査をしますが、潜血は見られないとの事。
　自分なりに腎臓や膀胱よりあとのところで出血して
いる感じです。
　こちらが血が出るといっても、先生は血を直接確認
していないから、もし血を確認したら写真にとって持
ってきてほしいとの事。
　それからトイレにカメラを持ち込んでいざというこ
とに備えました。
　どうも大便をするときいきむとそのあと出血するよ
うで、括約筋にどうしても排便時に力が入ります。
その後じわりと1,2滴出血するようです。それをトイレ
ットペーパーでふき取り写真に取りました。
　尿とは関係なく血が出てくるようです。

　24日、再び泌尿器科へ写真を数枚持参。
　エコー検査、肛門から指を入れての前立腺の触診。
前立腺がんのマーカーチェックのPSA検査のための採血。
　前立腺からの出血らしいとの診断で、薬を処方して
もらいました。薬はフリバス25mg錠。朝夕１ヶ服用と
のこと、2週間分処方してくれました。
　夕方、食後服用。夜いつものように用を足しました
が、出血がとまっております。そんなにはやく効用が
現れるものでしょうか。
　これ以降出血はなく、今回の騒動は終わりになった
ようです。
　あとは２週間分の錠剤がなくなって、PSA検査の結果
を聞きに行く予定です。PSA検査の数値が気になるとこ
ろですが、今回の出血も深刻な内臓の病気ではなかった
ようで幸いでした。
　

JARL地方本部会議に呼ばれる

　7月12日に福岡市で行われるJARL九州地方本部会議に
社員としてはじめてお声がかかりました。
　オブザーバーとして出席しても良いということです。
　すでに出席の返事を出しておりますが、九州地方の
選出社員8名中4名の出席があるようです。もちろん支部
長は全員出席です。
　社員には今年の大きなJARLの目的である新規会員の募
集についての意見を聞きたいというのが地方本部長の意
向のようです。
　選挙で選出された社員としてはこういう機会に他県の
模様を知るいい機会だと思い、地方本部長の好意に感謝
です。
　
　新規会員の募集が大々的に行われて、WEBではすでに
記念品のUSBメモリーを受け取ったなどと書かれています。
　私のようにVHFにはまったく声を出さず、もっぱらHFば
かり運用しているとまったくローカルの新しい局を知りま
せん。ですからお誘いすることができません。
　やはり新しい局の皆さんが楽しまれているVHFにも出る
べきなんでしょうかね。
　しかしJARLに入会しての直接的メリットはQSLカードの
交換しかないと思うのです。
　先日の社員総会の折に会長にJARLのメリットは何と考え
ているかと質問をしました。
　答えはJARLはバンド防衛をしている、総通との折衝窓口
でもあるなどと答えていました。ついにQSL交換という事
はその口から出てきませんでした。
　でもこんなことをJARLに入会するとメリットがあるよと
新しい局に話してどうなるのでしょう。
　もっとメリットを沢山用意しなければ会員の減少は止ま
らないでしょう。

　地方本部は開催する西ハムや支部が行う諸行事などへの
参加が会員として大きなメリットになることも考える必要
があるかもしれませんが、現状は多くの参加者があること
が目標となり、会員、非会員を問わないのが普通のようで
す。
　このあたりにも何らかのメリットが設けられないかを考
えてみるのはどうでしょう。

　やはりQSLカードの交換が一番でしょうね。
　そのためにはHFの運用やVHFでのカード交換を進めるた
めの施策が何かほしいものです。
　最近はカード交換を如何に少なくするかの方向に向かい
つつあることに背くことになりそうですが、JARLはQSLの
電子化にあえてそむいていくのも直接的メリットを残すた
め施策かもしれません。だってQSLカードの転送が少なくな
る＝JARLの会員減少と考えるのです。じゃんじゃんみんな
がQSLカードを出し合うアワードなどを考えるといいいのか
な。
　さらに折角入会してもらった局が長く会員としてとどま
ってくれる施策も重要でしょう。
　これまでは入ってもらうことばかり考えてきましたが、
これからハム人口は減ることはあっても増加に転じること
はないと思われますから、一度入会された局が長くハムを
楽しんで長く会員としていてもらうために最初の2,3年は
新入会員限定の遊びを提供することも考えたほうが良いの
ではと考えます。

　

6mでEUが聞こえるみたい

　午後のクラスター情報では北のほうではEUが聞こえる
らしい。
　今年もEUのシーズンが来たようです。
　でも九州には電波は落ちてこない模様。
　レポートを上げているのは関東や北海道の耳の大きな
ダンボ局ばかり。
　聞こえてこないかなーとワッチしても、バンドのノイ
ズがちょっと違う感じ。しかしシベリア上空の反射板の
角度が違うのでしょう。九州にはあいにく向いていない
模様。
　時間が過ぎるともしかして聞こえてくるかもしれませ
んが、夕方から出かけねばなりません。
　まあそのうちには九州にも聞こえてくるときがあるこ
とを願うしかありません。

切手

　太陽の黒点数が落ちてきました。A-INDEXはかなり低く
なってきていますが、コンディションは冴えません。

　MoldovaのER3ZZのカードが返って来ました。

　17mのChallengeに使います。
　封筒に貼られている切手が素敵ですね。
　女性の絵柄の切手はしばしば見ることがありますが、
なんかいい雰囲気を感じます。
　こういう素敵な切手を発行している国は国民も素敵な
人柄なんだろうと想像してしまいます。
　意外と少ないんですね、こうして目に留まる切手は。
　ついその国を好意的に思えてきます。

太陽は元気が良いようだが

　宇宙の天気予報では太陽の表面が活発のようで、地
磁気嵐の予報も出ています。A-INDEXはまだ76です。
　おかげでHFは芳しくありません。こんなときは意外と
６ｍがよくなるようです。
　Wのクラスターをみると夜半にもかかわらずEスポが
出ているようで国内伝播の情報が軒を連ねています。

　JAでも北のほうはいいのかな？UT,EXなどのなじみの
局がレポートされています。
　今年もいよいよEUの季節到来かと期待してワッチして
みますが、いつもとバンドのノイズの聞こえ方が違う感
じはすれども信号は確認できません。

QST誌7月号が配達されてきた。

　今朝方のお空の状態はA-INDEXが78と出ていました。
夕方には56に下がっていますから、次第に収まってきて
いるようです。いつもどこかが聞こえている15mのJT65
も何も聞こえません。
　かろうじて20mのJT65でVKあたりが聞こえるのみです。
　
　今日QST誌の7月号が配達されてきました。
　やはり電子版よりとっつきやすいですね。
　パラパラとページをめくるということが電子版では
できません。
　トップ記事は160ｍ受信用のFlag Antennaの紹介です。
　Flag Antennaが良いという話は良く聞くのですが、
なにせ大きいです。長いほうの辺が２９’高さが１４’
の長方形で、これを回転させようというのです。
　やはり大きすぎます。さぞかしS/N比も良く信号が浮
き上がって聞こえるのだろうなと想像するだけです。
　
　MFJが、Graphical Impedance Analyzerという新製品？
を宣伝しています。
　まるでVUHFのTXRみたいな顔をしています。
　Smith Chartも表示する製品ははじめてでしょう。
　価格も＄339.95　でも円安でちょっとですね。
　紹介ビデオはこちら
　
　

国宝に対面す

　国宝の展示が昨日限りということで大分県立美術舘
OPAM)に出かけました。
　今年大分市の中心部に新たに建設された美術舘の開館
記念の特別展が開かれております。
　ここに九州では初めてという東京国立博物館所有の
長谷川等伯の「松林図屏風」です。

　（ネットよりコピー）
　しばらく前で眺めておりました。
　さすが国宝だけあるなんともいえない奥深さを感じさ
せます。この絵のすごさをど素人の私が講釈しても始ま
りません。おーこれがあの名高き国宝の屏風かと思うだ
けです。
　1,200円で見ることができるのですから、東京まで見
に行くことを考えればありがたいことです。
　
　もう一点、大分市出身の福田平八郎の「花菖蒲」が
展示されておりました。

　この絵は数奇な運命を経ているそうです。

　大分県臼杵市出身の実業家首藤定が旧満州で収集した
美術品のひとつで、敗戦で生活に困窮した多くの現地の
邦人を救うため、首藤コレクションは大量の食料と引き
換えに進駐してきた旧ソ連軍の手に渡したそうです。
　この首藤コレクション、目録561点のうち福田平八郎
の作品42点が福田がなくなった翌年（75年）ソ連が日本
政府に寄贈したそうです。
　その時分には大分県に受け入れる施設がなかったため
京都国立近代美術館に収蔵された。
　それが今回一時帰郷して展示されておりました。

　立派な入れ物ができたのを機会にいまだロシアにある
であろう首藤コレクションが返還され「OPAM」に常設コ
ーナーができるといいです。

.ケン・フォレット著「巨人たちの落日」

　相変わらずケン・フォレットの作品を読み続けてお
ります。
　4月5日付でコメントをいただきました神埼さんから
も推薦のありました「巨人たちの落日」3巻を読了しま
した。

　イヤー面白かったです。読み出したらとまりません。
　時代は第一次世界大戦が始まる前のドイツ、ロシア、
イギリス、アメリカ。それぞれの国の若い主人公たちの
開戦前後から、戦争に巻き込まれ、終戦のあとまでを描
いております。
　高校時代の歴史の授業では時間の関係かおろそかにさ
れた近代史。その中でこの大戦の発端はサラエボでのオ
ーストリア皇太子の暗殺事件だったことと戦後のドイツ
のものすごいインフレなどは記憶に残っておりました。
　この小説では実在の国の指導者が実名で登場し、小説
の主人公たちが直接、間接にかかわり戦争の中に投げ込
まれ、振り回される過程が描かれています。
　暗殺事件からオーストリアの同盟国のドイツが戦争に
踏み込んでいく過程、イギリスの指導者の動向、女性の
選挙権獲得運動、アメリカの大統領が参戦する決断と
国際連盟の提唱など歴史書を読んでいる感じで読み取れ
ます。
　ケン・フォレットの同じような第二次大戦前後を描い
た「凍てつく世界」4巻より面白く読めました。
　「凍てつく世界」は私自身と同じ世代を描いています
があまりにも知っている世代のことが描かれているため
長い小説の割にはそれほど興味がわきませんでしたが、
「巨人たちの落日」は私が生まれる10年ちょっと前の事
で、あまり知らない世界の動きでしたので興味を持って
読むことができました。
　帝政ロシアのツアーリを失脚させ、レーニン、トロッ
キーなどの革命も面白く描かれていました。
　ソビエトとは労働者、農民、兵士などによる評議会と
言う意味があったのも恥ずかしながらはじめて知りまし
た。
　ここのところずーっとケン・フォレットものばかり読
んでいました。「大聖堂」3巻、「レベッカへの鍵」「
凍てつく世界」4巻、巨人たちの落日」3巻と文庫本が
30cm近く積みあがっております。そろそろほかの作者の
本を読もうかと思案しております。