JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

相変わらずFT-5000の設定に手こずる

2022-04-11 14:34:00 | FT-5000
 土曜日にアンテナの作業の時、ついでにカラスの巣を撤去したのですが、
昨日の朝、カラスは相変わらず巣つくりに枯れ枝を咥えてやってきました。
 しかしタワーの周りに張りめぐらしたビニール線のためにタワー内に
入れず、苦労しておりました。タワーの周りには諦めたのか咥えてきた
枯れ枝が落ちておりました。
 そのうち諦めたようで、寄り付かなくなりこちらもほっとしました。

 昨日、FT-5000 の出番だと書きましたが、修理に出してすべての設定が
リセットされております。
 これまでの設定で苦労したのでノートに書き留めております。
 その設定どおりに再設定をしてみました。しかしまたもすんなりいきません。
 Audio設定で当然USBに設定するのですが、PC側に出力されません。
 ですからJTDXはAudoのレベルが低いというより全く信号の入力がない状態
です。SCU-17のRXのボリュームを加減しても反応なしの状態です。
 やはりFT-5000の設計はもう古い世代のものです。
 これまでFT-991を2か月ほど使用してきましたが、USBケーブル1本で接続
だけで、実に簡単にFT8の設定ができ動作も確実でした。
 
 散々あーでもない、こーでもないとケーブルの接続やFT-5000のMenu設定を
変更してみました。
 そのうち、突然USB Audioが動作を始めました。
 こういった回復が一番判断に困ります。どの設定が良かったのか悪かった原因
を突き止めることができないまま、正常動作になるというのは困りものです。
 もちろん送信も正常に動作してくれ始めました。
 12mでE51WLがバンドニューでしたのでコールしてみましたら、なんとか交信
出来て一安心です。
 一度正常に動作するようになると安心なんですが、動作不良を今度は再現で
きません。これでは再び起きるであろう動作不良の時の対応ができないのは困り
ます。
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FTdx5000の修理完了

2022-02-01 14:32:16 | FT-5000
 今朝は5時よりワッチ開始。
 160mは信号皆無。皆さんコンテスト疲れか、Waterfallには全く山が出現しま
せん。
 80mに移りました多くのJAがTR8CAに群がっているます。もう1局はTA1CQ,
 TR8CAは交信済みですから、TA1CQをコールしますが、全く取り合ってもら
えません。TA2Lが見えましたのでこちらをコールすると、なんと一発で
リターンがありました。という事はTA1CRの耳が悪いという事か。
 GU5WZYをコールするEUやChinaの局がいますが、こちらでは見えません。
 もなんどもGU5WZYのコールは見かけるのですが、ご本尊身はお目にかかれま
せん。
 またS01WSもいるらしいのですが、こちらも見えません。見えたら大変な事
になることでしょうね。でも見えてほしいものです。

 朝方Yaesuからメイルで、修理に出していたFTdx5000の修理が終了したので、
費用を振り込めとのこと。
 早速午前中に地元の銀行から指定の銀行に振り込んで、メイルで連絡しておき
ました。その後本日出荷するとの連絡がありました。
 半月で修理完了とは早いです。明後日には到着することでしょう。

 この半月ほどはFT991をFT8で使っておりました。こうして本格的に使ったのは
初めてでしたが、良く働いてくれました。
 普段のFT8でのDXngはこの機種で十分です。この991は初期の型で「A」が付い
ていないものです。FT8を運用する分にはスコープは必要ありませんから、これが
ハンディキャップにはなりません。
 初めはUSBケーブルに回り込み、ローバンドでの動作がおかしかったのですが、
USBケーブルを高価な仕様のものにしたら、問題なく動作しました。
 バンドチェンジやSSBを使うときにMIC入力の設定を切り替える必要がある点
ぐらいが、ちょっと手間だっただけでした。FTdx5000はUSBにS/Bの出力を接続
しDigi運用に設定すると、前面のMIC回路は自動的にOFFになります。
 FTdx5000と並列で使っていないので、どちらが弱い信号をコピーできるかなど
はわかりませんが、それほど差はないように思えます。
 そろそろFTdx5000も第一線を退く時期なのかもしれえません。
 もうしばらくこのままFT991を使ってみようという気になっております。
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FTdx5000の修理見積

2022-01-25 17:56:25 | FT-5000
 先週須賀川の工場に修理のために送ったFTdx5000の修理見積がヤエスより
メイルで届きました。
 点検をお願いしておきましたが、サブディスプレイの交換はお願いした事項
ですが、メインのディスプレイも色むらが生じているようで交換をした方が良い
とのこと。そのほかは細かいラバーリングの交換は経年変化で仕方ありません。
 結局、交換部品代が¥28、150。工料が¥27、000 などで合計¥63,000ほどと
なりました。
 使用年月からすると、1年¥5,000の使用料という事になるでしょう。
 これは仕方ない経費でしょう。
 早めに修理してほしいとメイルしましたが、これからどのくらい交換点検に
日数がかかるかわかりませんが、また数年は頑張ってもらわないと困ります。

 何とかSUB機でDXingは楽しめそうですから、しっかり修理されて帰ってくる
のが楽しみです。

 ごごからハイバンドを覗いておりました。
 15mで4L4CRを見つけました。名夜のごとく80mで呼ぶのですが、届いてい
ないのか、はたまたJA嫌いなのか、全く拾ってくれないのですが、15mでは応答
してくれました。これまでの12m、20mで交信しておりますが、カードはもらっ
て居りません。LoTWには対応していないようで、カードはダイレクト請求なん
でしょうが、今Georgiaへの手紙は船便しか受け付けていないのです。
 4LはLoTW対応の局を見つける方が確実のようです。
 
 しかし午後の12mはLPなのかSPなのか、判断が難しくアンテナを180度回しを
繰り返します。2エレHB9CV typeは受信はなまくらビームで、LPとSPの差が余り
なく、送信はやはり正しく向けないと飛んでくれない気がします。
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FTdx5000発送

2022-01-19 20:45:12 | FT-5000
 朝からきれいに晴れ上がりました。しかいs朝の外気温は1.7度と今年の最低
でした。
 外の置いてあるバケツの中には薄い氷が張っていました。

 修理に出すFTdx5000を棚からおろし、梱包しました。やはり重いです。
 問題は2階から階段を利用して下ろすことでした。持ち上げるときは1段づづ
上の階段に預けながら進めますが、下ろすのは後ろに体重がかかりますので、
とても危なっかしくなります。
 もう今後は電源内蔵のRIGというのは流行らないことでしょう。
 大枚4K+Taxを払って、福島県まで運んでもらいました。

 さてメインの機械がなくなると、机の上にポッカリと大きな穴ができたみたい
になり寂しい限りです。
 改めてSUBのIC7300 でFT8を送信できるように設定からはじめました。
 普段からやっておけば、泥縄式に慌てなくてもいいのでしょうが、つい面倒で
FT5000に手が伸びてしまい、IC7300はほかのことで遊んでおりました。
 何とか送受信ができるように設定を終わりましたが、リニアの接続がコント
ロールケーブルがないため、手動での切り替えが面倒です。
 しばらくは素足での運用でしょう。しばらくは各バンドが少し静かになりそう
な気配です。

 今日JARLからNYPの寅のステッカーが送られてきました。今回が10度目で
後2回で干支の完成です。先のことはわかりませんが、なんとかあと2年元気で
運用ができるべく健康に注意して暮らそうと思います。
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FTdx-5000がFake itで誤動作

2021-01-30 13:57:34 | FT-5000
 今日も少し風はありますが、いい天気です。
 昨夜9時ごろ160mでVKを相手にしておりました。
 受信窓に「VQA 1906 TX」というメッセージを受信しました。
 はじめはピンときませんでした。1908にQSYして交信をと呼び掛けてい
るのかと思ったりしましたが、再び三度同じメッセージが出ます。
 送信の時にFTdx-5000のVFOの表示をみると、1906.5となっております。
 びっくりしましたね。なんで!!!

 それにしても、お知らせいただいた局には感謝です。それよりどうして
こちらの送信が1906になっていると分かったのかも不思議です。
 通常は1840をワッチしていたら、1906は見えないと思うのです。

 そもそもこのFTdx-5000のCATは正常に動いているときは調子がいいの
ですが、時々おかしくなることがこれまでもありました。
 試しにJTDXの設定でFake itのチェックをとると1840で送信します。
 まさかVFO-Bやメモリーの周波数を持ってきて送信ということも疑いまし
たが、それはなさそう。
 ということはFake itでVFOの周波数をー1500Hz引き算するときに、間違い
を起こしているようです。
 FTdx-5000をJTDXで直接CAT制御するとき不具合がこれまでもたびたび
起きていましたが、Omnirigを使って制御するとよかったので、Omnirigを
使用してみました。

 その結果、送信でも問題なく正常に動作します。しかしFake itが動作しま
せん。Fake itが動作しなくても送信周波数が正常ならこれで行くしかありま
せん。他のバンドもチェックしましたが、他のバンドではOmnirigを使用し
なくても、Fake itは正常に動作するようです。1840でのみ起きる嫌な現象の
ようです。どうも私のFTdx-5000のCATはくせ者のようです。

 今朝7時過ぎに160mで先日夜に相手にしてもらえなかったXV1Xが出てい
たのでコールしてみたら、無事に交信できました。やはり運用する時間なん
ですね。さらにXW1LPとお隣さんまで出てきてくれました。こちらも無事に
お相手してもらえました。

 ところでXV1Xをコールしているとき、JA4のOMからお呼びいただきました。
 -11のレポートを送っていただきました。すぐに応答したのですが、相変わ
らず-11のレポートを送ってこられます。あちらの信号が強く、+2~-2の間です。
 なんと私はコールされるたびに15回も送信を繰り返しましたが、一向にRR73
を送信してもらえませんでした。QRZ.comで見ると岡山の局のようで立派な
タワーにすごいアンテナが載っております。もちろんこの時はFake itは使用し
ていなかったので、送信周波数に問題はなかったと思います。15回も応答を
繰り返しても、同じレポートを送り続けられて、なぜだろうと思いながらしか
たなく40mにQSYしました。
もしかしてこれは新たな嫌がらせなのかも。別に嫌がらせを受ける覚えはない
のですが。
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CW運用時CATが不能に

2020-09-21 21:18:21 | FT-5000
 休日で朝から良い天気。こんな日には出かけたくなります。
 という事で午前中から高速の乗って、大分道の久住IC,国道214線沿いにある
慈恩の滝見物に出かけました。いずこも車が多い。長い自粛生活に不満を募らせ
ていた家族連れが出かけているようです。
 そのあと県道12号線で松原湖、小国、黒川温泉とみてまわり、瀬の本まで。
 ここも駐車場は車とバイクであふれかえっていました。
 昼食をとレストランに行けば、長蛇の列。とても並んで待ってる気がしません
で回れ右です。
 さらに足を延ばして、産山牧場で一休み。ここのソフトクリーム(ミックス)
は350円でおいしかった。
 3時を回ったので帰路にと国道57号線にのり、竹田市街地は自動車専用道路まで
一寸づり(大分弁)の大渋滞。
 ようやく自宅に帰りついたのは夕方5時前、230km走り回ってきました。

 夜9時過ぎに14015で8J1RLのUP指定がFBに聞こえます。おそらくOPは山本さ
んだろうとコールしてら599の交換で終わりました。

 ところがLogger32にログインできない。FT-5000とのCATが接続していないの
で無理もない。ここの所FT8専用になっており、周波数、Modeのやり取りはFT8
のソフトとLogger32のUDP窓間で行う設定になっており、CWやSSBには対応し
ていない。でもModeや周波数はUDP窓を使う限り、問題なくJTDXやWSJT-Xと
Logger32間ではやり取りしています。だからいきなりFT-5000のModeをCWにし
てもFT8Softが存在しないのでLoggerの32の入力窓の周波数は00になっており、
ModeもFT8のままで変更できません。
 ということはLogger32の入力窓が動作しないのです。
 最近はめったにCWやSSBで交信しないので、今の設定で困ることはないので
すが、今回の8J1RLとの交信は無理やりFT8での交信で入力し、あとでModeと周
波数を手動で変更してOKとしました。
 やはり以前のようにVSPEをつかったCAT接続をしておく方がいざCWやSSBと
いうとき困らなくていいかもしれません。
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FT5000のファームウエア アップ

2019-07-15 12:00:24 | FT-5000
 久しぶりにFT-5000のファームウエアがアップされました。
 YAESUの場合はコノファームウエアのアップ作業が非常にめんどくさい。
 前回2017年のアップは実行しないまま過ごしてきました。
 今回はなんでも5Mhzが聞こえるように設定できるとか。別に5Mhzは免許されるわけ
でもないのでどうでもよかったのですが、DSP関係もUPされていましたので実行して
みることにしました。
 
 例によって背面の主電源SWをOFFにして、右下の小さな穴に楊枝をつっこみ書き込み
用の切り替えSWを右方に動かす必要がありますが、この小さなSWが良く見えないの
です。
 穴を懐中電灯をともして見ますが、穴が小さすぎて両方の目で見ることができず、
楊枝を差し込んでもSWの位置に両目の焦点を合わせられないので位置が定かであり
ません。
 適当のここらあたりかと楊枝を右方向に移動させて、SWが動いたときに出る小さな音
を頼りにするしかありません。
 それからRS232C端子とPCのRS232Cを直接接続しないとだめのようです。
 普段はFT-5000のRS232C端子とPCの間にSCU-17が入っており、PCとはUSBケーブル
でつないでおり、バーチャルCOMソフトのVSPが介在しているのはまずいようです。

 ここまでの準備が済むとあとはインストールソフトを起動してファイルを指定すると
あたらしいファームウエアに切り替わるようです。
 DSPのファームウエアもマニュアル通りに進めれば、問題なくインストールされ
ました。

 しかしこれまでのFT-5000の設定がすべてクリアーされてしまうので、再設定を
しなければなりませんが、ファームウエアのアップの前にそれまでの設定をメモリー
出来れば再設定の手間が省けるのですが、このあたりはYAESUはまことに不親切です。
 いちいち設定を覚えておりませんから、これからFT-5000を使いながら、思いだして
設定をするしか方法はないようです。
 相変わらずDSPのファームウエアをどのようにUPしたのかは発表されておりません
から何がどう改良されたのか全く分かりません。


 
 
 
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FT8での送受信帯域幅

2018-07-21 11:01:19 | FT-5000
 夜明けから晴天が広がり、やっと家の周りにもクマゼミが地中から出てきたようで
早朝から大合唱がはじまり、いつもの夏でした。

 台風の影響でしょうか、10時前から何日ぶりかの雨が降りました。しかし3,40分ほどで
元の晴れ間が広がりました。それでも道路に水溜りが出来るほどでした。
 折から開催されている甲子園を目指しての高校野球も一時開始が延びていました。

 ネットの情報でICOM社がファームウエアをアップしてSSB -DATAモードの送信帯域幅を
100Hz~2900Hzまで拡張できる設定をセットモードに追加が出ております。
 たしかにSSBのままの設定では300Hz~2700Hzですから特に上のほうではパワーが
出にくいし、受信感度も下がりますから、ファームウエアのUPも当然でしょう。
 遅きに逸した感もあります。

 私が愛用しているFT-5000の場合はメニューモードでこれらが簡単に変更できます。
 メニューモード番号099ではLOW CUT FILTERの設定でOFFか100Hzを選択、
番号101でHIGHT CUT FILTERで4000Hzに。番号104でSSB TX BPFで50-3000を選択。
 この設定変更で、若干送受とも帯域が広くなった感じがします。
 メニューモード番号はマニュアルが古いので少し違うかもしれません。

 
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KH1/KH7Zの160m

2018-06-29 09:41:12 | FT-5000
 赤道直下の厳しい暑さの中で運用が快調に進んでいるようです。
 FT8のDXpedition modeの運用もほとんどトラブルなしで進んでいるように見えます。

 今回のペディの目標はこのDXpedition modeの交信もそのひとつでしたが、
意外とあっさり出来てしまいました。ソフトの完成度に拍手です。

 さてもうひとつの目標は160m、80mの初めての交信でしたが、80mの運用は未だのようです。
 160mは初日から運用が始まったようで、受信アンテナを別に持ち込んでいるとか。
 昨夜もこちらでは空電がものすごく、バリッ、バリッと絶え間なく鳴っています。
 問題はこの空電の中で、いかに信号を読み取るかです。送信のほうは相手の受信に
任せるしかありませんが、過去の太平洋の島々との交信で距離的には問題はなさそうです。

 愛用のFT-5000の調整をあれこれして空電対策を試みました。
 いつも弱い信号のときに使っている方法 Contureを使うのは空電には全く効果がありません。

 最終的な設定を後のために記しておきます。
 APF:+90, RF GAIN:11時、 AF GAIN:最大、IPO2, ATT-6dB, AGC: OFF,
USB CW: NAR, WIDTH: 200Hz RF FLT: 300Hz
 この状態でメインダイヤルの位置は1822.42でした。
 アンテナは送受兼用の1/4λのスローパーしかありません。

全くアナログ的設定ですが、これだと空電のバリッ、バリッもあまり気になりません。
 信号は非常にか細く聞こえます。
 
 昨夜10時過ぎからJAに応答して居る信号がかすれかすれ聞こえておりました。
 2度ほどコールした時こちらに返ってきたように思えて599を送信してみましたが、
いまいち確信がありません。
 もうサッカーのポーランド戦も始まっているのも我慢して、KH1/KH7Zの信号があがって
来るのを待ちました。
 2314JSTにしっかりこちらのコールを送信してくれたのを確認でき、ちょっと長めの
返答をしてTUを送ったら、ピッタリのタイミングでTUが返ってきましたからOKでしょう。 

 FT-5000はここまでいろいろ設定しないと聞こえないのか、それともここまで
調整するところがある事に満足すべきなんでしょうか。
 結果として160mにとって厳しい今の季節に目的の信号を受信できたのはFT-5000の
おかげでしょう。
 そのときのNap3のキャプチャー画面です。お空の電位が高くWaterfallは真っ赤な
状態です。UPでコールする局は少ない。目的の信号も弱く、全く山になりません。
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FT-5000でのCW受信の裏技?

2018-03-29 15:11:19 | FT-5000
 FT-5000がやってきてもう7年が過ぎています。
 製品として発表されたのは2009年12月号のCQ誌だったようです。
 ダイナミックレンジが112dB、IP3は +40dB この数字が自慢だったのです。
 さらに300Hzと600Hzの峡帯域ルーフィングフィルター搭載です。
 当時として最高級の受信部の評価でした。

 しかしDSP化したためでしょうか、そのまえのフラグシップだったFT-1021
のアナログのAPFのすばらしさを知っている身にとっては、このAPFが一番もの
足りませんでした。
 途中でバージョンアップがなされ、APFが3段階に切り替えることができる
ようになりました。
 少しは改良されたようですが、それほど画期的な改良というほどではありません
でした。
 ただFT-1021にはなかったCONTOREという機能が追加されておりました。
 マニュアルでは通常は混信や雑音を減衰させるようにRDSP LVは-15に出荷時は
設定されています。
 私はこのLVを逆に設定できる最高値+20に設定してCWの受信音を持ち上げております。
 ちょうどAPFみたいな使い方です。
 
 ここからがちょッと変わった使い方です。
 CONTOURのピーク周波数を400Hz か500Hzに設定ましす。
 500Hzのほうがノイスレベルが低く感じますがゲインは落ちます。
 この状態でメインダイヤルを80Hzほど下げます。通常わたしはUSB CWを使っていますので
LSB CWのときは80Hzほど逆に上げるのです。
 80Hz前後をさぐるとノイズの中から目的のCW信号が浮き上がってくるのです。


 まったくアナログ的な使い方のように思いますが、デジタル的にどのように
動作しているのかはまったくわかりませんが、結果としてAPFを使うより弱いノイズ
混じりのCW信号を聞くのに重宝している裏技です。
 もしFT-5000のAPFに不満を感じている方はお試しあれ。
 経験的に見つけた業ゆえ、保証の限りではありませんが、わたしのFT-5000では
この方法でずいぶん助かっております。
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