JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

台風一過、五輪一過

2021-08-09 19:24:33 | 日記
 台風9号の進路が少し南によったようで、早い時間の予想コースではここ大分の
真ん中を突っ切るというので、風が少し強いかと思いアンテナを雨の中で下げて
おきました。
 真夜中近くは、雨は少し強めに降っておりましたが、風はそれほどでもなく、
この分ではアンテナは大丈夫だろうと寝てしまいました。

 朝にはもう通り過ぎておりました。当初のコースより南を通って宮崎県から
日向灘に向かい、四国をかすめて中国地方に再上陸というコースをたどったよう
です。
 強い風も吹かず、朝には何事もなかったように静かなものでした。

 下げていたアンテナは、ハンドルを回してくれる助っ人が現れ、見てるうちに
元の位置に上げてくれました。助かりました。

 以前だったら、まづエレベーターを下げることはなかっただろうと思える台風
でしたが、つい弱気な気持ちになってしまいました。でも安全が第一でしょう。

 アンテナは屋根近くまで下がっているので、無線もできないときてはTVでオリ
ンピックの閉会式を見ているしか、時間をつぶせません。
 閉会式はいつものオリンピックでも感じますが、戦い終わった選手らがリラッ
クスした感じで集まっている姿を見るのはいいですね。
 式典そのものは、たくさんの若者がパフォーマンスをしている時間が少々長く
感じましたが、演奏される生バンドによるリズムに、選手たちが楽しそうに体を
併せて楽しんでいたのは、良かったですね。
 すごいと感じたのは、会場に降り注いだ光の粒が今度は次第に上昇して、集ま
り、五つの輪が浮かび出た演出でした。プログラムマッピングのなせる業でしょ
うか?
 宝塚の生徒による国歌斉唱もさわやかでした。
 驚いたのは、次期開催都市のパリの様子です。2万人とかの人出、みんなマスク
なし。フランスの人口は日本の半分ぐらいで、1日のコロナ陽性者が日本の倍の
2万4千人ぐらいあるなかで、もうコロナなんて問題にしていないという様子は、
ずいぶん日本違うという印象でした。
 無事に五輪旗もパリ市長にわたり、今度は3年後、早きやってくることでしょう。
 メダルを過去最高数勝ち取って、日本中に感動と喜びを与えてくれた選手の皆さ
んにありがとうを言います。
 また多くのメダルを勝ち取った選手へのインタビューで、口に出たオリンピック
を無事開催してくれたという感謝の言葉を聞いて、本当に開催できてよかったと
何度も思いました。
 それにしても、日本の女性の強いこと、ボクシング、自転車、バスケットボール
など、これまであまり注目されてこなかった種目で、この五輪を目指して練習して
いた結果が芽吹いたのはすごいことだったです。
 これまであまり注目されなかった種目に、またあこがれて挑戦する若者が増える
と次のパリ大会が楽しみです。
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台風9号

2021-08-08 19:58:52 | 日記
 早くも台風9号が九州に上陸し、大分県の真上を通過する予報。
 雨は結構激しく降ってきましたが、風はどうだろう?
 瞬間風速は30mと予報されているので、エレベーターを下すかどうか迷う。
 これまでは多くの台風を経験してきたタワーですが、あまりエレベーターを
下すことはしませんでした。相当ひどい風も経験しましたが、被害もなく過ご
してきました。下ろそうにも下せない事由があったからではあります。
 今は下ろそうと思えば、ハンドルを回すだけです。
 散々迷った挙句、雨の中で、ハンドルを回して、下ろしておきました。
 真夜中に頭上を通過しても安心して寝ておれることを選択しました。

 さて今日はTokyo2020の閉会式です。
 散々反対運動があった五輪でしたが、やってくれて本当に良かったと思います。
 多くのアスリートの皆さんが、多くの感動を与えてくれました。
 「誰のためのオリンピックか」と開会式を伝えるNHKの女性アナウンサーの
言葉に何を言っているのかと腹立たしく思ったのでしたが、少なくともメダルの
数だけの感動があったことでしょう。
 今朝もTBS系のサンモニでコメンテーターの青木理が「瓦礫しか残らない」と
よく意味の分からないことをのたもうていましたが、初めから五輪に反対ばかり
していた番組が、スポーツでは金メダルが取れたとはしゃぐ姿に嫌気がさしま
した。
 五輪のTV放送を見て時間を過ごしましたが、ほとんどの番組でお笑いの連中を
レポーターに使わなかったことは救いでした。
 NHKの嵐のふたりもよかったです。マラソンの増田明美さんが最後に嵐の二人
に「よかったよ」と声をかけていたのもほほえましかったです。

 Tokyo2020が東京でのコロナ陽性者数の急増のもとのように言うお偉いさんも
いましたが、ほとんど選手や関係者との接点がない状態で、なんでそのように言
えるのかと思ってしまいました。多くの市民はむしろTV観戦で外出を控えていた
のでは思ったりします。

 願わくばTokyo2020に参加した外国選手や関係者が、良い思い出をもって無事
に帰国されんことを願うのみです。
 多くのアスリートに、たくさんの興奮と感動を与えてくれたと感謝し、この
五輪大会を陰で支えた多くのボランティアの皆さんに感謝とねぎらいを送りたい
ものです。
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西之島の噴煙か

2020-08-08 18:11:00 | 日記
 2日からこちらはとても視界が悪くなっており、夕方には太陽が濃いピンク色
に見えたりします。
 この夏の時期に大陸からのPM2.5かと思ったのですが、報道によれば小笠原の
噴火を続けている西之島の噴煙が太平洋高気圧のふちを回って、九州に流れ込ん
でいるためとか。

 ネットよりコピー
 夏の青空が懐かしいです。

 昨夜はDXクラブのZOOMによるバーチャルミーティングを実施しました。
 先日はホストの私の方のPCが英語版のWINを使用したため、前回と違っていた
のに気付かず、多くのメンバーがログインできなく、みんなに心配と迷惑をかけ
ましたが、今回は日本語版のWINで間違いなく行うことができました。
 ZOOMはコロナの関係で時間制限が先月はなかったのですが、そのサービスも
なくなったようで、無料で使えるのは40分に制限されていました。
 最終的には7名の参加でにぎやかでした。アンテナの話、タワーの建設の話
エレベーターのはなし、FT8のいろいろな疑問など話題は尽きません。
 はじめの40分はあっという間に終わり、10分間隔を置き、ミーティングを再設
定して、さらに40分続けました。再設定の手間を厭わなければ繰り返して40分単
位で継続使用ができるようです。実際に使っているサーバーがどこに置いてある
かは不明ですが、無料でにぎやかに使用できるのですからありがたいものです。

 今朝は珍しく6時少し前に目覚めたので、80mで3DAが見えないかとワッチして
みましたが、出ていなかったようです。ZS4JAN、S79VUを皆さんコールしてい
ましたが、既交信です。JY5IB,4X5LLと中東の2局をコールしてみましたが、ど
ちらも振り向いてくれませんでした。どうもJAにはあまり興味がなさそうでした。 

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密から疎へ

2020-08-06 18:41:51 | 日記
 相変わらずの猛暑日です。
 夕方散歩に出ましたが、空は霞がかかったようで、周りの山もかすんで見えま
す。太陽は濃いピンク色の球に見えます。この霞のようなものは何でしょう。
 大陸からのPM2.5とか?いろいろ大陸の生活様式が上がってくると、その影響
をもろに受けるのが大陸に近い九州です。途中に衝立を立てるわけにはいかない
し、困ったことです。

 今日もTVは東京で360人もコロナウイルス感染者が出た伝えていおります。
 コロナ禍で新しい生活とかが唱えられますが、では何が新しい生活という具体
的なことは示されませんが、密から疎への切り替えなんでしょうか。
 我々リタイヤ組はもう長くこの疎の生活の経験者です。勤め時代と違って、夕
方の飲み会の誘いもないし、相手をするのは古女房とだけの生活。
 相手の耳もだんだん遠くなり、大きな声での会話も疲れ、次第に会話も少なく
なります。たまに「ねー何食べたい」と聞かれても「何でもいいよ」が返事。

 居間に行けばTVの大きな音。
 TVを一緒に見ることもなく、リグの前に一人座っていることが多くなる。
 これぞまさしく疎の生活だ。決して新しい生活じゃあない。これまでの延長が
そのまま今唱えられている新しい生活。まさにコロナ対策生活の実践中だ。
 
どんな資料かはわかりませんが、女房と生活する男性の平均寿命は84歳。
 女房に先立たれた男の平均寿命は74歳だそうな。やはりうまく飼われる方が
長生きできるみたい。10歳も違うとは女房様様ですなー。

 しかし人間いや動物にしても地球上の誕生して以来、群れを作って生活して
来たものだ。
 もちろんニホンザルにしても、アフリカのサバンナに生きる猛獣にしても若
いオスは群れから追い出される。疎の生活を迫られる運命を背負っている。
 はたして人間はどうなんだろう。成長し社会に踏み出しても、多くは群れて
生活している。
 長い時間、群れの生活に順応してきている。コロナ禍のため何か月か疎の生
活に従わされていた。ここにきてスポーツクラブなどに再び集いはじめ、どこ
もすごい人出だと聞きました。やっぱり耐えられないのでしょうね。
 そうしてみると、われわれ高齢者は模範的新しい生活者だといえないだろう
か。
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COVID-19の真実は?

2020-08-05 18:18:31 | 日記
 連日の暑い日、年寄りは冷房の部屋で熱中症にならないようにおとなしくネッ
トの散策で過ごしております。
 コロナ禍で未だ連日TVのワイドショウは持ちきりですが、幸いコロナによる
死者数も減少してきています。
 世界中が未だ感染者数が減少しないなかで、日本の死者数が少ないのが目立ち
ます。やれBCG接種の影響だとか、NHK TVに出演の中山京大教授のいうファク
ターXが存在するとかいろいろなことを聞いてきましたが、YOU TUBEで偶然見
た松田政策研究所chの出演の上久保靖彦京大特定教授の説明はこれまでのだれよ
り納得するものでした。少し長い番組ですがぜひ多くの方が見られるといいと思
いましたので、紹介します。URLはここです。
 また放送後寄せられた多くの質問に答えている番組がこちらです。 

 外国と日本の現状の違いの原因が明快に述べられております。
 いま政府が唱えている三蜜を避けるとか、マスクの着用の励行、行動に自粛など
とはかなり反対のコロナ対策も紹介されています。
 我々日本人はすでに多くの人が新コロナウイルスに対して抗体を持っているらし
い。その抗体を減少させないためにも、コロナウイルスに体を曝す(曝露)必要が
あるとも言っています。
 もちろん各自が自分の責任で考え、行動するのが基本ですから、けっしてこのよ
うにすべきだと私が断言しているのではありません。
 自己責任で行動してください。

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真夏の久住花公園

2020-08-02 19:06:53 | 日記
 今日も朝から晴れ上がり、気温もどんどん上昇しておりました。
 久しぶりに、おそらく6月以来久住の山を見に出かけました。
 今回は女性一人を誘っての3人旅です。
 目指すは久住花公園。カサブランカが見ごろという事でした。
 県外からの車も結構多く見かけました。やはり久しぶりの晴れた休暇ですから
みんなの気持ちはわかります。
 真夏の花公園はベコニアの花が色どりを添えていましたが、多くの畑はひまわ
りの苗が育ちつつありました。

 久住山はすっかり夏の色です。
 カサブランカは沢山花が咲いておりました。たしかにあの強い香りはあたり一
面に漂っておりましたが、白い花がいっぱいというのは、どうも写真にはなりにく
いし、見た目もそれほどきれいというものではありませんでした。

 丁度500円でパック一杯のブルーベリーの摘み取りをやっていましたが、年間
パスの特典で無料サービスでした。
 南の斜面にブルーベリーの木が沢山植栽されており、たわわに実をつけていま
した。小さな粒ですからパック一杯摘み取るのも時間がかかりました。

 甘いブルーベリーの実をほおばりながら、これは甘いとかちょっと酸っぱいと
か言いながら楽しんで摘み取りました。

 ガンジー牧場まで足を延ばし、いつもの蕎麦で腹ごしらえ、高原を吹き渡る風
はとても気持ちの良い、暑さを忘れる思いでした。
 
 帰りは7月の大雨の被害が出た国道210号線を帰りましたが、1か所だけ補修工
事のため片側通行でしたが、交通量も多くなくスムーズに大分まで返ってこれま
した。久しぶりに6時間ほどのドライブでしたが、どこも込み合う事もなく、楽
しいドライブでした。
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油蝉の死骸

2020-07-27 20:17:48 | 日記
 相変わらず雲の多いい天気。ときどき弱いにわか雨もありました。
 今朝、軒先の縁台の上に最近はほとんど目にしなくなった油蝉の死骸が転がっ
ておりました。

 近頃見るセミは大型の透明の羽をもったクマゼミばかりで、油蝉はいささか高
くなった感じの気温の影響か、ここらでは見ることができなくなっております。
 もう何年も油蝉の個体を見ておりませんので、写真に撮っておきました。
 まだ気が付かないだけで、ここらあたりにも生息しているのだろうか。

 大分県の高校野球大会で我が母校の大分舞鶴高校はベスト4をかけて、同じく
第3シードの大分工業高校と対戦しました。結果は10対2で8回コールドゲームで
勝利しました。これで3試合連続のコールド勝ちです。選抜の春の甲子園に出場
するはずだった第1シードの明豊、第2シードの大分商業ともすでに敗退してい
ますから、ベスト4の他校にはシード校はいなくなりました。
 久しぶりの母校の快進撃に興奮してしまいます。明後日に決勝をかけて佐伯鶴
城と対戦する予定です。
 2人の左右のタイプの違うピッチャーと好調の打線をもってすれば、決勝戦進出
は固いと期待は膨らみます。ただたとえ優勝しても今年は甲子園は待っていない
のが残念ですが、学校創立70周年の今年、コロナで記念式典は中止となっており
ますが、よい記念になること間違いないのでぜひ頑張ってほしいものです。
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大相撲

2020-07-23 16:12:18 | 日記
 コロナ騒ぎが収まるどころか、第二波の襲来かと思えるほど、各県で感染者数
が増加しています。 
 そんな中で4連休が始まりました。しかしどこかに出かけるかという計画もない
し、天気はまた雨という予報。この雨を経ないとどうも梅雨は明けないようだ。

 今日も東京は366人の新規感染者がでたと、小池知事がドヤ顔でTVに出てきた。
 なんとかせいや!と思ってしまう。誰だってなりたくて感染してるわけではな
いだろうが、やっぱり個人個人が自粛の気持ちが必要なんでしょう。
 
 今日は6mで久しぶりにEA6VQがよく見えていた。
 早い時間にはKazakhstanやUkuraineばかり見えていたが、時間が下がるにした
がって西日本にもEA6やIS0などとの交信のチャンスが巡ってきた。

 そんなお空の状態にあっさり見切りをつけて、TV桟敷で大相撲の観戦。
 久しぶりの大相撲。そして3蜜を避けてではあるが観客が点々といるのは気分的
にもいい雰囲気だ。
 今場所は平幕の下位に大関経験者が4人もいる。こんな事かってあっただろうか。
 新しく幕内に昇進した琴勝峰もなかなかいい相撲を見せてくれている。今後が
楽しみだ。
 もちろん新大関の朝の山も注目してみています。なんとか5連勝ではあるが、ど
ちらかというとよく耐えている感じ。場所前に千代の富士の立会をビデオで研究し
たということだが、あの早く上手を引く相撲を会得してほしい。
 横綱白鳳がまだ今場所張り手をつかわない立ち合いを続けているのも何か期する
ところがあるのか注目だ。
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沖縄よりの使者

2020-07-16 18:56:38 | 日記
 久しぶりに青空と白い雲がみえました。何日ぶりだろう。
 雨の心配のない一日でした。照ればやはり夏の日差し、汗ばんできます。
 
 今年も沖縄より素敵な贈り物が届きました。

 今年のはすごく大振りです。またあのマンゴー独特の香りと甘さを楽しめそう
です。昔別府に在住していたHAM仲間が送ってくれます。
 
 初めてマンゴーなる果物を食したのは、バンコクのホテルでした。
 カンボジアに向かう途中、トランジットのためバンコクに1泊する羽目になっ
たのですが、夜店で買い求め、冷蔵庫に一晩入れておいたものを、翌朝どうやっ
て食べるのかもわからないまま、かぶりついて食べました。
 その甘い事、これまで経験したことのない香りと甘さ。
 いっぺんに好物となりました。
 
 またある時は、カンボジアで買い求めたマンゴーを、バンコクの飛行場のレス
トランで剥いてもらい、みんなで食べたのですが、帰国後数人のメンバーが下痢
症状になりました。私も同様で一緒に行ったお医者さんに駆け込んで処置をして
貰ったこともあります。どうもレストランの包丁を洗った水が怪しかったのでは
ないかとみんなで話し合ったのも思い出です。生水には気をつけろと言われてい
て、十分気を付けていたつもりですが、まさかマンゴーを剥いた包丁までは気が
回りませんでした。

 大分のお店にも、宮崎産とかのマンゴーが並びますが、なかなか購入してまで
はいくら好物だといっても高価ではあるし食さないものです。
 こうして送り届けられると、本当にありがたく友情を感じながら食べると、尚
一層おいしさも増えるようです。 友よ、ありがとう。
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ダムの効果か

2020-07-09 17:30:26 | 日記
 大分地方も昨朝に大きな災害が発生しました。
 一昨夜の深夜近くになり雷鳴がとどろき、大粒の雨がたたきつけるように降り
ました。
 お天気レーダーの映像を見ると、大分から佐賀関半島にかけては赤い帯が伸び
ておりました。
 あわてて、RIGの電源を抜き、アンテナケーブルのコネクターを抜いてしまい
ました。2時間ほどで通り過ぎて行ったようでした。
 
 朝になってTVの報道をみると、大分市に隣接する由布市挾間町で大分川があふ
れ出し、さらに上流の支流では4人乗車の車が流され、行方不明と伝えております。
 大分川水系で洪水が発生したのは1958年の梅雨時以来という事です。
 8日の朝の近くの大分川にかかる広瀬橋の様子です。

 この辺りでは2段堤防になっており、1段目を超えるかどうかのところまで増水
していたようです。
 以前、2段目の堤防の下1mぐらいまで増水したのを見た経験があります。
 その時に比べると余裕といった感じでした。

 実は昨年、大分川に流れ込む七瀬川水系に大分川ダムが完成したのです。
 このダムの貯水のおかげで今回水嵩がそれほど高くなかったのではと思ってお
ります。いずれ国交省の河川課からDATAの発表があるだろうと思いますが、この
新しいダムの効果があっただろうと思うのです。
 この大分川ダムは ‎中央土質遮水壁型; ロックフィルダムというちょっと変わった
ダムです。

 普通放流する放流口がダムの中央にあるのですが、石を積み上げただけのダムで
す。
 貯水が増えると、ダムの内側にある一定の高さの堰堤を超えるとオーバーフロー
するようになっております。

 ダム堰堤の左内側に一段低いコンクリートの壁が見えるのがそのオーバーフロ
ー用の堰堤です。

 この大分川ダムもコンクリートから人へ のお題目の影響で一時工事がストップ
しておりましたが、幸い工事再開で昨年ようやく完成したのでした。
 今回大きな被害の出た熊本の球磨川の同じ時に工事が中止になった川辺川ダムが
もしあったら、という事がTVで話題になっておりますが、こちらは無事完成にこ
ぎつけられてよかったです。
 今ではほぼ常識になっている炭酸ガス削減の必要性はない、地球温暖化などはな
いというのに地球温暖化対策として年間20兆円もの巨費が投じられているらしいが
この半分でも国土強靭化のために使ってでも、日本列島を強くする必要があるでし
ょう。江戸時代の昔からこの国は治水事業に励んできたのです。これを怠ると酷い
しっぺ返しを自然から受けることをしっかり身についているはずです。
 もう河川の堤防を拡張することは無理でしょうから、河川の浚渫をして、川砂は
コンクリート用に再び使い、河川の流量キャパシティを増やす頃が重要になってき
ていると痛感します。毎年毎年繰り返される水害被害を事前に減らす政策を施して
ほしいものです。

 
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