ゆく年くる年

　大みそかの大分市は良い天気です。静かに2022年は過ぎ去ってゆくようです。
　来年はどういう年になるのか、最初に浮かぶのはウクライナ情勢でしょう。
　ロシアはいまだ手を上げるどころか、ミサイル攻撃で市民生活に直接影響のある
インフラ施設を攻撃している。
　いろいろな情報が錯綜しており、専門家の言うことも果たしてどれが信頼できる
情報なのかよくわかりません。
　信頼できると思う専門家の話では、この戦争はまだ先が見えないらしい。
　頼りのアメリカが弾薬不足をきたして、十分にウクライナを支援できない状態に
あるらしい。そこでEUに表立つよう働きかけているらしい。となるといよいよEU
とロシアの戦いになる。そう簡単には話し合いも進まないとの予測。
　早く決着がついてほしいという願いはかなえられないらしい。
　C国も経済的に下り坂に入り、まだ余裕のあるうちに軍を動かして台湾に進行す
るのではとの予測もあるし、もしかすると大きな被害が出るであろう台湾より先に
手薄な尖閣諸島に手を伸ばすのではとの予測もあるようです。無人島ですから攻め
られても、米軍は手出ししないだろう。日本が自衛するしかない。
　物騒なことです。
　こうした話は専門家に任せて、無線の世界に入り込むという無責任さは許される
のだろうか？

　昨年の5月にDXCCを申請して、Challengeが2603とﾔｯﾄ2600の大台に乗り、
次は2700を目指すと今年1年頑張ってきました。サイクル25が始まり、ハイバン
のコンディションが上昇してきたおかげで、これから申請できるものが70ほど
貯まりました。
　来年申請する予定ですから、目標の2700にあと30ほどになり、何とか来年中に
は2700の大台をクリアできる目途が立ちました。
　さらに狙っている5Band WASも10mがVTのみ、80mがCT,RI,VT,WVの4つまで
来ました。10mのVTは来年の春までお預けでしょうが、80mのほうはこれから
本格的なシーズンなので、頑張らないとなりません。ついでにWARC BandのWAS
は12mが残りMEとSDの2つとなっております。こちらも何とか完成したいと思っ
ております。
　こんなところが、今年の成果と来年の目標です。

　半月ちょっとの入院生活もありましたが、何とか健康で年を越せそうです。
　いろいろと多くの皆さんに助けられて楽しい年を過ごせました。感謝申し上げ
ます。
　来年も皆様に取りました良き年でありますよう祈念いたします。
　どうぞよい年をお迎えください。来年も変わらずのお付き合いをお願いいた
ます。

2022年はサイクル25の幕開け

　我が家恒例の餅つきを無事の終えて、ゆっくりと新しい年を迎えらえられそう
です。
　年末にあたり、ここで今年2022年を振り返って、なんて普通はしゃべったり
するのでしょうが、振り返るほどの暇も余裕もないというかあまり過去を振り返
らないことにしております。
　社会一般のことは新聞やTVに任せておけばいいことでしょう。今更ロシアの
ウクライナ侵攻はどうのこうのといったも始まりません。

　無線界にとっては、やはりサイクル25の動向でしょう。
　予想通りというかそれ以上に太陽の活動が活発になり、一番の注目のSSNが
増えてそれまで静かだった10mが期待通り開けてきたことがうれしかったです。
　もっとも10mはむかしCD社のLong John6エレをぶん回しておりましたので、
DXCC的には300ntity近くまで行っておりましたので、今更そう簡単には増えは
しませんが、そのために上げた2エレHB9CVの活躍が実感できたのはよかった
です。
　FT8も運用から5年目に入り、運用も各モードの中では最もよく使われるように
なっております。サイクル25でHFのコンディションが上がったとはいえ、CWや
SSBの運用はまだ低調な感じですが、FT8に多くの局が集中している現状は、
やはり楽に交信できるということが最大の魅力でしょう。
　耳の遠くなり始めた幸齢者にとっては、目さえよければ楽しめるのが魅力
ではないでしょうか。
　しかしモニターにずらりと並ぶコールサインを血眼で見つめるのは、やはり
キツです。
　そこはデジタル。JTDXのようにcallsign,prefix,gridなどに欲しい所を登録して
おいて、PCに探させるなどを大いに利用したいものです。
　これからさらにコンディションが上昇して、再びSSBやCWでの交信数が増
える時が来て、もっと内容の濃い通話に期待をしているのですが、FT8に取り
付かれたわが身はどうなるのでしょう。私自身にもそういう時が来てみなければ
わかりません。
　机の上に古いSwallowブランドの電鍵をおいて打ち方練習をしておりますが、
役立つことがあるのでしょうか。

カード整理で10mのCTを発見

　FT8WWをFT8でコールしていて、なかなか取ってもらえないので時間つぶしに
積んでいた未整理のカードに手を付けて、バンドごとに分け、それを大陸別に仕
分けしておりました。ほぼこれらのカードが役目を果たすことはないと思うので
すが、もう少しは手元に置いておこうかと考えております。

　ついでにWのカードだけを詰めていた靴箱を取り出して、WASに役立つカード
はないものかと探してみました。
　行為いた場合は慎重に1枚、1枚を見ていかないとなりません。もし2枚を取って
しまうと後ろのカードが目的のカードだったすることがあります。
　もう役立つカードはないのかもと思われる残り少なくなったころ、目についた
のが、白い紙が黄色がかってきているK1EBYの10mCW でした。なんと1980年
9月10日のカードで、10mWASに使える。
　できればLoTWで完成したほうが面倒でないので、これからもう少し頑張る
つもりですが、どうしてもコネチカット州の局と交信できないときに使うために
保管しようと思います。DXCCはON LINE で申請できるのですが、WASのほうは
ON LINE申請というのは聞いたことがないので、ARRLのWEBで調べなければな
りません。1枚のみというのも面倒なので、FT8で頑張って10mのCTを見つけよう。

30mのFT8WWを求めて

　穏やかな日和です。今年の年末は良い天気に恵まれそうです。

　昨夜目覚ましをセットして寝ました。30mのFT8WWとの交信をしようと
6時20分に飛び起きました。
　北のほうの局はコールしておりますが、こちらではまだ見えておりません。
　いつ頃見えだすのだろうと暇なのでFT8WWに応答している局のDFを記録して
みました。30局ほど羅列してみましたが、そこには全く規則性はなく見事に
ランダムな周波数をピックアップしていることがわかりました。これがMSHVの
特徴なのでしょう。MSHVでマルチストリームの経験をしようと思うのですが、
いまだにその方法がわかりません。果たして応答する局の選択はOPが手動で決め
ているのか、それともソフトに任せているのか知りたいものです。これだけ任意
の周波数の局がピックアップされるところを見るとOPが手当たり次第クリック
して選択しているのかもと考えたりします。

　見えてきたのは7時3分でした。適当な周波数で待ち構えておりましたので、
そのままコールを始めましたら、4回目と意外と早く釣り上げてくれました。
　この前の20mのことを考えると、ほぼすぐにピックアップしてくれて感謝した
いものです。バンドニューでした。DXCC Challengeの1UPに貢献してくれるで
しょう。
　その頃はWがLPで入感してきて、D2UYをコールする局が見えておりました。

　FT8WWは当初MSHVの運用でOddで送信していたため、F/Hと勘違いして
コールする今日も多く、Oddのストリームが大混雑しておりました。
　誰かが連絡したようで、WEBでこれからはEvenで送信するとアナウンスして
おりましたが、今朝はアナウンス通りOddで受信して呉れ、D2UYをコールする
局や通常ではない10131でCQ DXをだす局もいたり、そのCCQに応答する局が
出てきたりとで混雑しておりました。
　8時近くなるとFT8WWはWやEUをコールするようになり、間もなく見えなく
なってしまいました。

FT8WWやっと片目が開いた

　外気温は15度と風もなく気持ちの良い陽気です。
　今年の仕事納めはこの天気であればスムーズに行えることでしょう。
　相変わらず北国の雪国では、大変な年末になっているようでお察し申し上げます。
　
　昨夜の２０ｍのFT8WWの信号はよき来ておりました。それだけにパイルに参加
する局も多く、モニターが表示しきれないほどで、80~90局ぐらいはモニターして
いるのですが、実際には受信しきれない外国の局もいることでしょう。ピックアッ
プされるのは宝くじに当選するほどでもないかもしれませんが、相当厳しいそう。
　こうなれば運が左右しているみたいなものでしょう。籤運がいいか悪いかが問題
でしょう。
　ただモニターを見て一喜一憂していても、イラつきますから未整理のカードを
バンド別に仕分ける作業をしながら、時々DFを変えながら送信しておりました。

　やっと9時11分にピックアップされました。モードニューでした。
　1009年10月のFT5WOと20mSSBで交信できて以来のCrozetでした。

　今朝は5時に目覚めましたので、30mにいるかとクラスター情報を確認すると
CWにいるようです。10115にいるようですが、信号が弱すぎ。
　WやEUの局のクラスターのコメントを見ると、1分に1QSOとか、まだ2日目だ
から大目に見ろとかの、はかばかしくはないようです。とても信号が上がってくる
のを待ってはおれませんので寝てしまいました。
　8時前に30mFT8 でFBに見えておりましたが、EUやWが開けだしたのでしょ
う、それまで結構JAを拾ってくれていたのが、急にJAはそっぽを向かれはじめて、
8時15分位は信号も消えて行ってしまいました。
　明日はもう少し早起きする必要がありそうです。
　やはり20数年ぶりのCrozetということで世界中が注目しているようで、時間の
選択が大事なようです。

見えない20mFT8WWのFT8

　寒波が通り過ぎたようで、少し過ごしやすい穏やかな天気が戻ってきました。

　夜の20mは注目のFT8WWのパイルがすごいことになっておりました。
　しかしどういう訳か肝心のFT8WWの姿がここでは全く見えなかったのです。
　5,6㎞北西に位置するローカル局は懸命にコールしております。コールする
からには見えているのでしょう。おかしなこともあるものです。
　現在世界中のDXerWantedの Entityの3位で、もう20年も運用がないCrozetから
ですから、欲しい局も多いことでしょう。
　日付が変わるころまでワッチしておりましたが、まったくその信号はここには
落ちてきません。
　相変わらずローカル局はコールを続けております。わがモニターにはほぼ50局
はJAのコールサインが並びます。時々FT8WWからお声がけをもらえる局がいま
すが、その数は少ないようです。
　突然モニターに現れるJA局の数が5，6局になり、その信号強度は-24となります。
　もちろんその時もローカル局も+18で見えております。あれっみんなどうした
の、突然見えなくなって、と思ったのですが、これまでほとんど経験したことの
ないローカル局による抑圧が起きているのでした。
　距離もあまり離れていないローカル局ですが、思いっきりパワーを入れている
のか上のも下にも子供を連れた信号ですが、別にFT8WWの送信時ではないので、
困ることではありません。恐らくこちらも同じように相手局を抑圧しているので
しょうから、相見互いということでしょう。
　深夜にもなり、いつものようにこのまま寝てしまえば2時間後には目覚めるだろ
うと受信状態のまま寝ました。
　2時過ぎに起きて、果たして受信できただろうかとモニターをバックスクロール
してみましたが、まったく受信できておりませんでした。この時間でもまだコー
ルし続けている局がいました。

　朝になり、今度は10.131です。このバンドではFT8WWをデコードできます。
　しかし見えていたのは8時20分までで、見えなくなりました。
　FT8WWはMHSVでの運用でしたが、何度かコールしましたが、やはりEUが主体
のようでした。3週間と長期戦ですからあわてることはないのですが、Crozetの位
置を考えると、厳しい気象状況には変わりないので、何が起きるかわかりません。
　できるだけ早めにFT8での交信をしておきたいものです。

15mFT8の3C3CA

　昨夜ふと外を見ると、南のベランダの手すりにうっすらと雪が積もっており、
駐車場の車の上も白く見えました。
　今朝になりすっかりその雪もなくなり、晴れたり曇ったりの天気でした。
　
　世の中はクリスマスイブで、ケーキ屋さんは忙しいことでしょう。
　何かクリスマスプレゼントはないものかと、バンドを徘徊しておりましたら、
もう何日も探している15mの3C3CAのCQを見つけました。
　もう何度も皆さんがコールしているのは見かけるのですが、肝心のご本尊が
さっぱりの状態でした。先日の夕方も熊本の小国の局が交信できているのに、
こちらでは見えないというのが15mの状態です。
　今夕は3C3CA のCQがしっかりと見え、即コールしたら応答がありました。

　私にとりましては何よりのクリスマスプレゼントでした。

　それからしばらくワッチしておりましたが、コールするJA局はいません。
　EUの局と交信しているのは見えるのですが、3C3CAの信号は‐9~-10と強いの
ですが、耳の良い局が多いJAのDXが誰もコールしない時間が15分ほど続き、JA5
の局、そしてJH6の局が交信できたのです。ここでは何度もCQを出すのが見える
のですが、非常に狭い限られて範囲にしか3C3CAの電波は落ちてこない15mの
面白い伝搬状況のようです。25分ほど経過してJF3,JK1の局と交信しているのが
見えております。それとも15mFT8ではもうJAの需要は満たしているのでしょう
か？　30分経過しましたが、相変わらずEUしかコールしていないようです。

退院後の検診日

　各地の大雪の模様がTVのニュースで伝えられてきます。ここ大分県でも北西部
は積雪のようで、雪対策のタイヤを持っていない身にとっては、まったく遠出は
できない状態で、大分市内に閉じこもっております。

　小雪がぱらつく中を先に入院していた病院に検診に出かけました。
　今日はCT検査でした。医師は開口一番、「痩せましたか」と問われました。
　確かにCT画像を見ると、腹回りが締まって見えます。退院した時体重計に乗っ
たら5㎏程体重が落ちておりました。その後の腹回りに脂肪がついていないのか、
CT画像を見比べると、腹回りが細くなっていました。
　入院時の発熱の原因は、尿がでなかったことによる腎炎だったということです
が、医師はCT画像で別のことが気になっていたようです。それは腸の一部に
モヤモヤとした部分があり、各所のリンパ節の腫れも見られるので、この部分の
様子を見たくての再度のCT検査だったようです。
　モヤモヤがほぼ消えているので、問題はなかろうということで安心しました。
　3か月後のもう一度チェックしようということで、予約を取りました。

V26KがMode new

昨日から九州を覆っていた低気圧が東進し、今日がまずまずの天気になりました。
　今朝がたあちこちのバンドを徘徊しておりましたら、クラスター情報で20mの
FT4でV26Kの情報が上がりました。
　FT8系ではNewです。もちろんコールを始めました。
　なんとすぐに拾ってくれてあっさりと交信できてしまいました。

　たまにはFT4をワッチしてみるものです。
　Digi modeとしては、すでにRTTYでCFMしておりますので、AWARDの対象に
はなりませんが、FT4でははじめてですから、嬉しい交信でした。

冷たい雨模様

　今朝から冷たい雨が降っております。午後には少し弱まりましたが、久振りの
雨です。これが雪だと大変なことになるのですが、雨でよかったです。

　今日の午後遅くには6mでVKと交信できました。こちらは寒い冬に向かって
おりますが、VKでは夏に向かって6mが調子いいのでしょう。

　今年も最終コーナーを回った感がします。会報などで送られてくる各局の
コメントを見ても、今年の反省や目標到達模様の報告などが多くみられます。
　昨年に比べると、やはりサイクル25へ入ってからの太陽表面の活動が活発に
なり、特にハイバンドが活性化して大いに楽しめたことが間違いないようです。
　今年を総括するにはまだ早いのですが、今年こそはと狙っておりました10mの
WASがVTを残すのみまでたどり着きました。Wの北のはずれのVTとは来年の春
のコンディションに期待するしかなさそうです。
　あと5Band WASは80mの4つの州ですが、80mが多くの時間レーダーノイズで
使えないのが残念です。
　頑張っているDXCC Challengeも当面の目標の2700にあと30ほどに迫ってき
ました。 胸突き八丁といったところでしょうか、最近はめったにBand NEW
に出会えません。まだ空白の多いBandを狙う時間を増やすようにしなければ、
可能性は少ないことはわかっておりますが、やはり80mの運用時間が少ないのが
響いているようです。やはり恨めしいのは憎くっき レーダーノイズです。
　たまにあるレーダーノイズのない時間にうまくDXが見えてくれればいいので
すが、それがなかなかないのが現実です。ここでぼやいてもレーダーノイズには
届かないことでしょうが、電気代もかさむことでしょうから、早晩止まることを
願うだけです。