waikazuchan のノート

公共交通、福祉を中心に、様々な問題をみる雑学ブログ。千葉県南部の南房総より将来のことも。

国会と防災ほか

2016-05-25 01:17:04 | Weblog・新着
今夜は2本にわけて書きます。


一昨日の参院厚生労働委員会での重い難病の方の参考人招致のやりとりが、昨日の東京新聞朝刊に掲載があります。
障害者総合支援法改正案審議に関わるものですが、障害のある方、それぞれの立場によって一長一短がある改正案です。



先週末に千葉県庁防災政策課に、鴨川と三浦半島の断層に関わる地震被害想定・シミレーションの検討を要望しましたが、その回答が届き、別投稿で紹介します。

結論から申し上げれば、ゼロ回答です。

先日、出された地震被害想定調査以前に、平成19年度にも対象になる地震想定をかえて公表されています。
平成19年度には三浦半島の断層の地震を想定した被害シミレーションは確かにかかれていました。
しかし、私が先方に伝えたのは、熊本での地震を踏まえ、断層地震を想定した被害シミレーションの検討をお願いをしたつもりが、別投稿の回答。これでは、行政として千葉県の防災施策には迅速性がないと感じます。
少なくとも、千葉県内の自治体から熊本に派遣をされている職員の方々からの現地での情報をもとに、千葉として熊本のような地震がおきた場合の備えは検討してもいいのではないでしょうか。


千葉県議会の総務防災、総合企画水道、健康福祉の3つの常任委員会所属の議員の皆様方、上記の通り、千葉県としての取り組みが不明確な部分がありますので、是非、6月定例の場で、取り上げていただくようお願いします。
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千葉県防災政策課からの回答

2016-05-25 01:16:52 | 千葉県庁問題全般あれこれ
先日、千葉県庁防災政策課に、鴨川低地断層と三浦半島断層の地震被害を想定したシミレーション検討の要望に対する回答になります。



提出者 様

千葉県ホームページからお問い合わせいただいた件について、千葉県防災政策課からお答えいたします。

(1)鴨川低地断層帯について
千葉県では、平成10年度から平成12年度にかけて鴨川低地断層帯の調査を実施しました。調査では、活断層が存在する証拠は認められず、鴨川低地断層帯は活断層である可能性が低いと評価しました。
また、国においても、鴨川低地断層帯について、「活断層であるかどうかの確実な証拠に乏しく、活断層としての存在そのものについて疑問視した調査結果も報告されていることから、今後、本断層地帯の活動時期や活動性に関する確実な資料を得る必要がある。」と評価しているところです。

ついては、今後の国や研究機関等の動向を注視してまいりたいと考えています。

(2)三浦半島断層群について
三浦半島活断層群を震源とする地震については、平成19年度に千葉県が実施した地震被害想定調査において、M6.9の地震を想定して震度分布や人的・建物被害量等の調査を実施しています。この調査によると、富津市で最大震度6強が想定されています。(南房総市は最大震度6弱)


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千葉県防災危機管理部防災政策課
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