先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

収穫に感謝し神へ祈り パセオンカムイカムイノミ

2017-10-27 | アイヌ民族関連
日高報知新聞 - 2017/10/26 16:30

始めの祈りの儀式ホシキノミ
 浦河アイヌ協会(富菜勉会長)の伝統行事「パセオンカムイカムイノミ」が22日、堺町生活館で開かれ、海や山の幸をそれぞれの神に供えて収穫の秋に感謝した。アイヌ文化振興・研究推進機構助成事業。
 来賓の池田拓町長、菊地修二日高地区アイヌ協会連合会長を含み約70人が出席。
 新ひだか町の葛野次雄さん(63)を祭司に、始めの祈りの儀式の「ホシキノミ」では炉の周りにたくさんのご馳走並べ、酒を酌み交わしてお祈り。
 屋外の祭壇(ヌサ)に移動して先祖供養のイチャルパを行い、参加者でポロリムセ(輪踊り)を披露した。
 昼にはサケやイナキビなどのアイヌの伝統料理をみんなで試食し、納めのカムイノミで儀式を終了。
 この後は浦河アイヌ文化保存会と札幌ウポポ保存会による古式舞踊の交流会で盛り上がった。
http://www.hokkaido-nl.jp/detail.cgi?id=42945


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おもてなし 阿寒湖流に 観光協会など接客手法構築へ

2017-10-27 | アイヌ民族関連
日本経済新聞2017/10/26 21:30
 北海道東部の阿寒湖温泉の観光関係者が日本航空などと組み、接客など阿寒湖らしいおもてなしスタイルを構築する。訪日外国人客の受け入れを増やすため、国の観光立国ショーケースなどに指定された釧路市の観光地の中で、中核的な役割を果たす阿寒湖地域のホスピタリティーを高めるのが狙い。
 NPO法人阿寒観光協会まちづくり推進機構(釧路市)と日本航空、同社グループのブランド運営を担うJALブランドコミュニケーション(東京・品川)、釧路市が連携して進める。
 日航の客室乗務員らをファシリテーターに、阿寒湖温泉のホテル、旅館、商店街、自然ガイド、行政関係者ら約40人が参加する。会合は同温泉で11月1日~12月13日の隔週水曜に、4回の開催を予定している。
 阿寒湖温泉は地域の独自性を出すため、アイヌ民族の文化などを前面に出してPRする「阿寒湖パロコロ運動」を進めている。今回の事業を通じて接客や商品開発に磨きをかけ、地域全体の行動指針「阿寒湖パロコロスタイル」を策定するほか、2017年度中に専用のアプリを開発して地域でノウハウなどを共有できるようにする。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22752490W7A021C1L41000/

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高来神社 竹あかりで境内照らす

2017-10-27 | アイヌ民族関連
タウンニュース2017年10月27日号

昨年開催されたイベントのようす
 幻想的な竹灯篭のあかりを楽しむアートイベント「大磯高麗山芸術祭」が、大磯町の高来神社で10月28日(土)・29日(日)に開かれる。
 昨年11月に町民グループが初めて実施し好評を博したイベントで、竹あかりの設置を中心にアートやクラフト作品の展示、音楽ライブ、食などをテーマにしたプログラムを用意する。秋まつりとして定着させようと、今年は神社の氏子総代会が協力する。
 両日とも午後4時30分ごろから、参道などに並べた竹灯篭などの中にろうそくをともして幽玄な雰囲気を演出する。28日の5時からは、韓国の太鼓「ソルチャング」奏者として活動するチェ・ジェチョルさんや、アイヌ民族の伝統音楽を取り入れた音楽グループ「イチオン」のライブ、福田良昭さんによる大磯に伝わる木遣り唄の披露もある。
 29日は午前11時から開催し、個性的なクラフトショップが出店。境内では「コマヤマバル」と題した飲食の提供スペースが両日用意される。
 車での来場不可。問い合わせは事務局の大塚さん【携帯電話】080・3910・2105。ホームページ▽http://komayama-art.com/
http://www.townnews.co.jp/0606/2017/10/27/404492.html

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音威子府村と『砂澤ビッキ記念館』 -つづき-

2017-10-27 | アイヌ民族関連
北海道新聞 2017年10月26日

ビッキさんの母親は刺繍の名人だった 29.10.7  
砂澤ビッキの年譜にある「ハイダ族」は、カナダのベーリング海沿岸の島で『トーテムポール文化』を築いた海洋インディアンだ。
彼らには太古の昔、北東アジアから漂流してきた姉妹の血が流れているという言い伝えがある。(「旅する木」星野道夫著)
思い出すのはペリーが来港する数年前に日本海で操業していたアメリカの捕鯨船からボートで脱出して焼尻島に辿り着いたラナウド・マクドナルド。
インディアンの母親から祖先は日本という国から来たと聞かされ、祖国見たさに決死の覚悟で漂着した白浜海岸に町がトーテムポールを建てた。(「海の祭礼」吉村昭著 ほか)
二つの話をつなぎ合わせると、太古の縄文或いはアイヌの歴史が太平洋、ベーリング海をまたぐ壮大な"旅"を感じる。
ハイダ族の子孫はトーテムポールの立つエリアを神聖な場所として、それが朽ちるままに残しているという。「自然に触れて作品になる。」というビッキの哲学と通じる。
ビッキが筬島オサシマにいた頃の村の賑わいと活気の場を願い、村が誇る芸術家を伝える拠点として、『ビッキ記念館』の正式名称は『エコミュージアムおさしまセンターBIKKYアトリエ3モア』と名付けられた。
"BIKKY"の最初のアトリエは「モア」。2番目の「モアモア」に続き、音威子府高校の狩野校長に誘われて閉校した筬島小学校に構えた3番目は「3モア」となった。
ハイダ族のトーテムポールの建つ地域のように、"3モア"が村とともに命を持ち続けて欲しいものだ。
http://blog.hokkaido-np.co.jp/endaen/2017/10/100.html

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クリミアの有力タタール人釈放=トルコが働き掛けか―ロシア

2017-10-27 | 先住民族関連
時事通信社 2017年10月26日 04時55分 (2017年10月26日 23時57分 更新)
 【モスクワ時事】ロシアが編入したウクライナ南部クリミア半島の分離独立を主張したとしてロシア当局に訴追され、有罪判決を受けたクリミアの先住民族タタール人の有力者2人が突如、釈放された。タタール人らの弁護人が25日、明らかにした。
 釈放されたのはタタール人の自治組織「メジリス」のウメロフ副代表らで、既にトルコに到着した。タタール人はトルコ系の民族だ。
 ウクライナのポロシェンコ大統領は25日、トルコのエルドアン大統領に対し「尽力に感謝する」と表明した。こうしたことから、エルドアン氏がロシアのプーチン政権に釈放を働き掛けたとみられている。ロシア当局は釈放を発表していない。
 テレビを通じてクリミアの独立を主張したとして、ロシア当局は昨年、ウメロフ氏を訴追した。クリミアの裁判所は今年9月、同氏に自由剥奪2年の判決を言い渡した。これに対し、米国務省が釈放を求める声明を出すなど欧米諸国で批判が広がっていた。 
http://www.excite.co.jp/News/world_g/20171026/Jiji_20171026X375.html

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カナダ・ケロウナのワイン街道を巡る ~その3:個性的なスモールワイナリ―発掘が楽しい!

2017-10-27 | 先住民族関連
海外旅行情報(一部国内旅行あり)2017年10月26日
南北約135kmに渡って横たわるオカナガン湖の湖畔に、公開ワイナリーだけでも40軒以上が点在するブリティッシュ・コロンビア州のケロウナ。家族経営の小さなワイナリーが多いこと、ロケーションによって栽培されるブドウの品種が変わってくるため、それぞれ個性が異なるワインが作られていることも特徴です。
ファーストネーションズ(先住民族)にこだわるワイナリー
そのなかで、『ファーストネーションズ』と呼ばれるカナダ先住民族の子孫が立ち上げたたのが、『Indigenouse World Winery(インディジニアス・ワールド・ワイナー)』です。多民族国家のカナダでは、100%先住の人たちで運営する企業はとても少ないといいます。先祖からの土地と農法を守りながらワイナリーの利益を先住民族のコミュニティに還元し、文化継承に役立てることも目的としているとのことでした。

案内してくれたマネージャーのライアンさんと、2017年のワインコンクールで金賞を獲得したロゼワイン。
マネージャーのライアンさんに、ブドウ畑と醸造室を案内してもらいました。ここでは現在、3種類のマスカットを栽培しています。2014年からワイン造りに取り組み、2016年5月にワイナリーをオープンしたばかりでありながら、2年目の夏を迎えた2017年にはサンフランシスコで開催された国際ワインコンクールでロゼワインが金賞の栄誉に輝いています。収穫量が少ないため、現在は3種類のマスカットを混合して作っているそうですが、ブドウの木が成長する2~3年後には単一品種で作ることができるようになるだろうと語ってくれました。
春から秋のお楽しみは、テラスでのランチタイム
ブドウ畑とオカナガン湖を見渡せるテイスティングルームの外のテラスでは、ランチを楽しむことができます(冒頭の写真)。チーズとサラミのプレートを囲み談笑するご夫妻に声をかけたところ、快く写真を撮らせてくれました。
「バンクーバーから夏の休暇でオカナガン湖に来たの。たまたま通りかかったら素敵なロケーションだったから、立ち寄ってみることにしたのよ」と、奥様のほうが話してくれました。
収穫シーズンには、ここからブドウの摘み取りの様子を眺めながら、ワインと食事を楽しむことができるそう。テラスは春から秋のみの営業になりますが、階下には通年営業のレストランもあります。
●Indigenouse World Winery(インディジニアス・ワールド・ワイナリー)http://indigenousworldwinery.com
自然農法と最先端の建築が自慢、ケロウナ最古のブドウ園をもつワイナリー
ヨーロッパに比べるとケロウナのワイン造りの歴史はそれほど古くありません。そのなかで最古のブドウ畑から採れたブドウでワイン造りをしているのが『Tantalus Vineyards(タンタラス・ヴィンヤード)』です。1927年に創業した『Pioneer Vineyard(パイオニア・ヴィンヤード)』が母体で、現在の会社は2004年に設立されたもの。1920年ごろから栽培を続けている、ブリティッシュ・コロンビア州で最も古くからブドウ栽培を続けている畑をそのまま引き継いでいます。
湖の東岸にあたるこの場所は、前回のコラムでご紹介した『Summerhill Pyramid Winery(サマーヒル・ピラミッド・ワイナリー)』に近く、乾燥して昼間と夜の寒暖差が大きいのが特徴。その気候を利用して、リースニング、ピノノワール、シャルドネを多く栽培しています。
ブドウ畑にシカ、クマ、コヨーテが出没!?
ブドウ畑の一部には10エーカーの広さの森林があり、ここに生息する動物たちが時々出没することがあるのだとか。野生のネズミやシカ、ときにはクマ、コヨーテなどが姿を現すこともあるといい、まさに大自然の中のブドウ園です。
そんな自然を守るために取り組んでいるのが、除草剤や農薬を一切使用しない自然栽培。敷地内に約50のミツバチの巣箱が置かれていることもあり、ミツバチへの影響も考えてのことだそうです。また、テイスティングルームと醸造室を含む建物は環境に配慮した建築物を評価する、米国グリーンビルディング協会の基準のひとつ『LEED』の認証を受けています。
ブドウ畑と醸造室を見せてもらい、建物の設計に関するお話を伺った後、スパークリングワインとシャルドネ、アイスワインのテイスティングをさせていただきました。スパークリングは、舌に優しい微炭酸。シャルドネはフランス製の樽で12カ月熟成させたもので、わずかにナッツの香りが感じられました。アイスワインは、真冬の夜中の3時にヘッドライトを付けて手摘みで収穫したブドウで造ると聞き、その希少性に納得。ワイン造りに適した地形と気候に恵まれたケロウナですが、この自然環境を守り続けるため多くの人の情熱とともに、労力があってこそワインもあることを知りました。
●Tantalus Vineyards(タンタラス・ヴィンヤード)http://www.tantalus.ca
日本ではまだ、あまり知られていないブリティッシュ・コロンビア州ケロウナのワイナリー巡り。小さなワイナリーが多いだけに、そのなかから自分の好みに合う1軒を発掘するのは、ワイン好きにとってこの上のない楽しみになるはず。現地ではブドウの収穫シーズンが終わり、そろそろ2017年産のワインのリリースが待たれるころ。今年の出来栄えも気になります。お気に入りの1本を探しに、ケロウナを訪れてみてはいかがですか?
取材協力:
カナダ観光局 http://jp-keepexploring.canada.travel
カナダシアター https://www.canada.jp
Writer & Editor:永田さち子
スキー雑誌の編集を経て、フリーに。旅、食、ライフスタイルをテーマとし、記事を執筆。著書に、「自然の仕事がわかる本」(山と溪谷社)、「よくばりハワイ」「デリシャスハワイ」(翔泳社)ほか。最近は、旅先でランニングを楽しむ、“旅ラン”に夢中!
http://www.risvel.com/column/583

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