歴代志上 13:1-4
ここにダビデは千人の長、百人の長などの諸将と相はかり、 そしてダビデはイスラエルの全会衆に言った、「もし、このことをあなたがたがよしとし、われわれの神、主がこれを許されるならば、われわれは、イスラエルの各地に残っているわれわれの兄弟ならびに、放牧地の付いている町々にいる祭司とレビびとに、使をつかわし、われわれの所に呼び集めましょう。 また神の箱をわれわれの所に移しましょう。われわれはサウルの世にはこれをおろそかにしたからです」。 会衆は一同「そうしましょう」と言った。このことがすべての民の目に正しかったからである。
全イスラエルの王となったダビデがまず取り組もうとしたことは、新しい首都エルサレムに祭司とレビ人たちを集結させると共に、神の契約の箱を移設することでした。そこでダビデは家臣たちと協議した上、イスラエルの民に向かって神の箱をエルサレムにかき上ることを提案しました。するとイスラエルの全会衆もダビデの提案に賛同し、国を挙げて神の箱をエルサレムに運び込むこととなりました。神を第一とすることは、神の国イスラエルの中心は神であるとの信仰によるもので、サウル王の時代には疎かにされていたとあります。だからこそサウルは退けられ、ダビデが国を受け継いだのでした。
https://www.bible.com/bible/81/1ch.13.1-4.ja1955
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歴代志上 13:5-11
そこでダビデはキリアテ・ヤリムから神の箱を運んでくるため、エジプトのシホルからハマテの入口までのイスラエルをことごとく呼び集めた。 そしてダビデとすべてのイスラエルはバアラすなわちユダのキリアテ・ヤリムに上り、ケルビムの上に座しておられる主の名をもって呼ばれている神の箱をそこからかき上ろうと、 神の箱を新しい車にのせて、アビナダブの家からひきだし、ウザとアヒヨがその車を御した。 ダビデおよびすべてのイスラエルは歌と琴と立琴と、手鼓と、シンバルと、ラッパをもって、力をきわめて神の前に踊った。 彼らがキドンの打ち場に来た時、ウザは手を伸べて箱を押えた。牛がつまずいたからである。 ウザが手を箱につけたことによって、主は彼に向かって怒りを発し、彼を撃たれたので、彼はその所で神の前に死んだ。 主がウザを撃たれたので、ダビデは怒った。その所は今日までペレヅ・ウザと呼ばれている。
神の契約の箱を首都エルサレムに移設しようとしたダビデの意志は正しかったのですが、その方法が間違っていました。レビ記には、神の箱を移設する際はレビ人が担がなければならないと規定されていたのに、安易に牛車に載せて運搬しようとしたため、牛が躓いたときに荷台から落ちそうになった神の箱に直接手で押さえてしまったウザは、神の御怒りに触れて、その場で撃たれて死んでしまいました。私たちも時折、気持ちや感情ばかりが先行して、神の掟、御心に適わないことを行ってしまう危険性があります。そのような信仰の先走りを防ぐには、聖書をよく読み、正しく学んで、神の掟、御心を正しく理解する必要があります。
https://www.bible.com/bible/81/1ch.13.5-11.ja1955
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歴代志上 13:12-14
その日ダビデは神を恐れて言った、「どうして神の箱を、わたしの所へかいて行けようか」。 それでダビデはその箱を自分の所ダビデの町へは移さず、これを転じてガテびとオベデ・エドムの家に運ばせた。 神の箱は三か月の間、オベデ・エドムの家に、その家族とともにとどまった。主はオベデ・エドムの家族とそのすべての持ち物を祝福された。
神の箱に直接手を触れたためにウザは死んでしまいましたが、神は災いをもたらすお方ではなく、祝福をもたらされるお方です。その証拠に、神の箱をエルサレムの町に運び入れることにおそれを感じたダビデが、ガテ人オベデ・エドムの家に神の箱を運び入れると、神はオベデ・エドムの家とすべての所有を祝福されました。神は良いお方、最善以外をなさらないお方、私たちを祝福したくて祝福したくて仕方がないお方です。ただし神の祝福を受けるためには、神の法則、神の御心に聞き従うことが前提となります。
https://www.bible.com/bible/81/1ch.13.12-14.ja1955
ここにダビデは千人の長、百人の長などの諸将と相はかり、 そしてダビデはイスラエルの全会衆に言った、「もし、このことをあなたがたがよしとし、われわれの神、主がこれを許されるならば、われわれは、イスラエルの各地に残っているわれわれの兄弟ならびに、放牧地の付いている町々にいる祭司とレビびとに、使をつかわし、われわれの所に呼び集めましょう。 また神の箱をわれわれの所に移しましょう。われわれはサウルの世にはこれをおろそかにしたからです」。 会衆は一同「そうしましょう」と言った。このことがすべての民の目に正しかったからである。
全イスラエルの王となったダビデがまず取り組もうとしたことは、新しい首都エルサレムに祭司とレビ人たちを集結させると共に、神の契約の箱を移設することでした。そこでダビデは家臣たちと協議した上、イスラエルの民に向かって神の箱をエルサレムにかき上ることを提案しました。するとイスラエルの全会衆もダビデの提案に賛同し、国を挙げて神の箱をエルサレムに運び込むこととなりました。神を第一とすることは、神の国イスラエルの中心は神であるとの信仰によるもので、サウル王の時代には疎かにされていたとあります。だからこそサウルは退けられ、ダビデが国を受け継いだのでした。
https://www.bible.com/bible/81/1ch.13.1-4.ja1955
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歴代志上 13:5-11
そこでダビデはキリアテ・ヤリムから神の箱を運んでくるため、エジプトのシホルからハマテの入口までのイスラエルをことごとく呼び集めた。 そしてダビデとすべてのイスラエルはバアラすなわちユダのキリアテ・ヤリムに上り、ケルビムの上に座しておられる主の名をもって呼ばれている神の箱をそこからかき上ろうと、 神の箱を新しい車にのせて、アビナダブの家からひきだし、ウザとアヒヨがその車を御した。 ダビデおよびすべてのイスラエルは歌と琴と立琴と、手鼓と、シンバルと、ラッパをもって、力をきわめて神の前に踊った。 彼らがキドンの打ち場に来た時、ウザは手を伸べて箱を押えた。牛がつまずいたからである。 ウザが手を箱につけたことによって、主は彼に向かって怒りを発し、彼を撃たれたので、彼はその所で神の前に死んだ。 主がウザを撃たれたので、ダビデは怒った。その所は今日までペレヅ・ウザと呼ばれている。
神の契約の箱を首都エルサレムに移設しようとしたダビデの意志は正しかったのですが、その方法が間違っていました。レビ記には、神の箱を移設する際はレビ人が担がなければならないと規定されていたのに、安易に牛車に載せて運搬しようとしたため、牛が躓いたときに荷台から落ちそうになった神の箱に直接手で押さえてしまったウザは、神の御怒りに触れて、その場で撃たれて死んでしまいました。私たちも時折、気持ちや感情ばかりが先行して、神の掟、御心に適わないことを行ってしまう危険性があります。そのような信仰の先走りを防ぐには、聖書をよく読み、正しく学んで、神の掟、御心を正しく理解する必要があります。
https://www.bible.com/bible/81/1ch.13.5-11.ja1955
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歴代志上 13:12-14
その日ダビデは神を恐れて言った、「どうして神の箱を、わたしの所へかいて行けようか」。 それでダビデはその箱を自分の所ダビデの町へは移さず、これを転じてガテびとオベデ・エドムの家に運ばせた。 神の箱は三か月の間、オベデ・エドムの家に、その家族とともにとどまった。主はオベデ・エドムの家族とそのすべての持ち物を祝福された。
神の箱に直接手を触れたためにウザは死んでしまいましたが、神は災いをもたらすお方ではなく、祝福をもたらされるお方です。その証拠に、神の箱をエルサレムの町に運び入れることにおそれを感じたダビデが、ガテ人オベデ・エドムの家に神の箱を運び入れると、神はオベデ・エドムの家とすべての所有を祝福されました。神は良いお方、最善以外をなさらないお方、私たちを祝福したくて祝福したくて仕方がないお方です。ただし神の祝福を受けるためには、神の法則、神の御心に聞き従うことが前提となります。
https://www.bible.com/bible/81/1ch.13.12-14.ja1955