伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2020/05/13

2020-05-13 07:35:40 | 一日一章・聖書通読日記
列王紀下 22:1-7

ヨシヤは八歳で王となり、エルサレムで三十一年の間、世を治めた。母はボヅカテのアダヤの娘で、名をエデダといった。 ヨシヤは主の目にかなう事を行い、先祖ダビデの道に歩んで右にも左にも曲らなかった。 ヨシヤ王の第十八年に王はメシュラムの子アザリヤの子である書記官シャパンを主の宮につかわして言った、 「大祭司ヒルキヤのもとへのぼって行って、主に宮にはいってきた銀、すなわち門を守る者が民から集めたものの総額を彼に数えさせ、 それを工事をつかさどる主の宮の監督者の手に渡させ、彼らから主の宮で工事をする者にそれを渡して、宮の破れを繕わせなさい。 すなわち木工と建築師と石工にそれを渡し、また宮を繕う材木と切り石を買わせなさい。 ただし彼らは正直に事を行うから、彼らに渡した銀については彼らと計算するに及ばない」。

たった2年で暗殺されたアモンの子ヨシヤは8歳で王位に就き、一生の間、主の目に適う政治を行いました。マナセ、アモンと、祖父と父が主の忌み嫌われる異教の神々と悪しき風習をユダに持ち込んで神の怒りを引き起こしたのに、なぜわずか8歳で王位に就いたヨシヤが主の目に適うことを行ったか、理由は記されていませんが、おそらく幼い頃に受けた母親の教育に依るものと思われます。出典はありませんが、祖母の名と出身地まで記されているということは、正統なユダヤ人であったものと思われます。母の教えはその子に大きく影響を及ぼします。ヨシヤは成人して後、26歳のときに主の宮の修繕を命じました。祖父マナセが主の宮に持ち込んだ偶像を取り除き、ソロモン王がその妻たちの持ち込んだ異教の神々の像まで取り除くほどの徹底ぶりでした。これも若さ故の主への熱心さの現れです。あなたの若き日にあなたの造り主を覚えよ、と御言葉にあるように、若き日に主を恐れ、御言葉に聞き従う生活習慣を徹底的に身に付けることは、神の御心に適うさいわいな生涯を送る秘訣です。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.22.1-7.ja1955

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列王紀下 22:8-13

その時大祭司ヒルキヤは書記官シャパンに言った、「わたしは主の宮で律法の書を見つけました」。そしてヒルキヤがその書物をシャパンに渡したので、彼はそれを読んだ。 書記官シャパンは王のもとへ行き、王に報告して言った、「しもべどもは宮にあった銀を皆出して、それを工事をつかさどる主の宮の監督者の手に渡しました」。 書記官シャパンはまた王に告げて「祭司ヒルキヤはわたしに一つの書物を渡しました」と言い、それを王の前で読んだ。 王はその律法の書の言葉を聞くと、その衣を裂いた。 そして王は祭司ヒルキヤと、シャパンの子アヒカムと、ミカヤの子アクボルと、書記官シャパンと、王の大臣アサヤとに命じて言った、 「あなたがたは行って、この見つかった書物の言葉について、わたしのため、民のため、またユダ全国のために主に尋ねなさい。われわれの先祖たちがこの書物の言葉に聞き従わず、すべてわれわれについてしるされている事を行わなかったために、主はわれわれにむかって、大いなる怒りを発しておられるからです」。

ヨシヤ王の命によって主の宮の大掃除を始めたとき、大祭司ヒルキヤは律法の書を発見しました。これは原文の単語からおそらく申命記であったものと考えられています。神を礼拝する主の宮に、律法の書が、大祭司でさえ所在を知らなかったということは、いかにイスラエルが神の御言葉をおろそかにしていたかがよくわかります。書記官シャパンから律法の書を手渡されたヨシヤ王が読ませると、そこにはなぜユダ王国がその栄光を奪われ、神の裁きを受けているか、明らかに記されていました。ヨシヤ王は自分の先祖たちが行ってきた罪の数々の故に衣を裂いて悔い改め、直ちにこの御言葉について主がなんとお考えになっているか、預言者に尋ねさせました。罪に気付いたら、直ちに悔い改めることが必要です。それは自分が犯した罪だけでなく、自分の知らない先祖たち、周囲にいる人々の罪に至るまで、すべて自分の罪として悔い改めることが、私たち主を信じる者に神が期待されている役割、使命です。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.22.8-13.ja1955

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列王紀下 22:14-20

そこで祭司ヒルキヤ、アヒカム、アクボル、シャパンおよびアサヤはシャルムの妻である女預言者ホルダのもとへ行った。シャルムはハルハスの子であるテクワの子で、衣装べやを守る者であった。その時ホルダはエルサレムの下町に住んでいた。彼らがホルダに告げたので、 ホルダは彼らに言った、「イスラエルの神、主はこう仰せられます、『あなたがたをわたしにつかわした人に言いなさい。 主はこう言われます、見よ、わたしはユダの王が読んだあの書物のすべての言葉にしたがって、災をこの所と、ここに住んでいる民に下そうとしている。 彼らがわたしを捨てて他の神々に香をたき、自分たちの手で作ったもろもろの物をもって、わたしを怒らせたからである。それゆえ、わたしはこの所にむかって怒りの火を発する。これは消えることがないであろう』。 ただし主に尋ねるために、あなたがたをつかわしたユダの王にはこう言いなさい、『あなたが聞いた言葉についてイスラエルの神、主はこう仰せられます、 あなたは、わたしがこの所と、ここに住んでいる民にむかって、これは荒れ地となり、のろいとなるであろうと言うのを聞いた時、心に悔い、主の前にへりくだり、衣を裂いてわたしの前に泣いたゆえ、わたしもまたあなたの言うことを聞いたのであると主は言われる。 それゆえ、見よ、わたしはあなたを先祖たちのもとに集める。あなたは安らかに墓に集められ、わたしがこの所に下すもろもろの災を目に見ることはないであろう』」。彼らはこの言葉を王に持ち帰った。

ヨシヤ王の命を受けて、大祭司ヒルキヤと書記官シャパン、そして王の家臣たちが、当時ユダに残っていた女預言者ホルダに神の御心を尋ねると、神の御言葉に聞き従わなかったユダに対する主の怒りは決して消えることなく、律法に記された通りユダの国に臨むであろうと答えました。ただし、主の御心を尋ねるために使者を遣わしたヨシヤ王については、主の前にへりくだり、衣を裂いて罪を悔い改めたため、律法に記されている厳しい神の裁きを見ることなく、安らかに墓に納められるであろうと、平安を約束されました。神の喜ばれる心は、心を砕いて主の御前にへりくだり、罪を徹底的に悔い改める、純真な信仰です。神は罪に対しては厳しく臨まれますが、悔い崩おれて主の憐れみを乞い求める者にはその罪を赦し、平安を約束してくださる、実に慈しみ深いお方です。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.22.14-20.ja1955
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【今日の聖句】 2020/05/13

2020-05-13 05:20:30 | 今日の聖句
マタイによる福音書 20:28 新共同訳

「人の子が、仕えられるためではなく仕えるために、また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのと同じように。」

人は皆、他人よりも少しでも優位に立ち権威を振りかざそうとするものですが、神の御心に適う真のリーダー像は、むしろ人のために命を懸けて仕えむ者です。いと高き神の御子イエスが十字架の死に至るまで人に仕えられたように、不惜身命の決意で世のため人のために尽力する私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/mat.20.28.新共同訳
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