伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2020/05/12

2020-05-12 12:30:30 | 一日一章・聖書通読日記
列王紀下 21:1-9

マナセは十二歳で王となり、五十五年の間、エルサレムで世を治めた。母の名はヘフジバといった。 マナセは主がイスラエルの人々の前から追い払われた国々の民の憎むべきおこないにならって、主の目の前に悪をおこなった。 彼は父ヒゼキヤがこわした高き所を建て直し、またイスラエルの王アハブがしたようにバアルのために祭壇を築き、アシラ像を造り、かつ天の万象を拝んで、これに仕えた。 また主の宮のうちに数個の祭壇を築いた。これは主が「わたしの名をエルサレムに置こう」と言われたその宮である。 彼はまた主の宮の二つの庭に天の万象のために祭壇を築いた。 またその子を火に焼いてささげ物とし、占いをし、魔術を行い、口寄せと魔法使を用い、主の目の前に多くの悪を行って、主の怒りを引き起した。 彼はまたアシラの彫像を作って主の宮に置いた。主はこの宮についてダビデとその子ソロモンに言われたことがある、「わたしはこの宮と、わたしがイスラエルのすべての部族のうちから選んだエルサレムとに、わたしの名を永遠に置く。 もし、彼らがわたしが命じたすべての事、およびわたしのしもべモーセが命じたすべての律法を守り行うならば、イスラエルの足を、わたしが彼らの先祖たちに与えた地から、重ねて迷い出させないであろう」。 しかし彼らは聞きいれなかった。マナセが人々をいざなって悪を行ったことは、主がイスラエルの人々の前に滅ぼされた国々の民よりもはなはだしかった。

南ユダ王国の中興の名君ヒゼキヤ王の跡を継いだマナセは、せっかくヒゼキヤが取り除いた偶像礼拝を再開してしまっただけでなく、主がイスラエルから追い払われたカナン地方土着の異教の神々を主の宮に安置し、自分の子を火に焼いて捧げる忌まわしい行い、占い、魔術、口寄せ、魔法使いなど、ありとあらゆる悪の限りを尽くして、主の怒りを引き起こしました。ヒゼキヤの宗教改革がたった一代限りで台無しになってしまったのは不思議に思えますが、その兆候はヒゼキヤ自身にありました。それは死に瀕する病にかかったとき、神の宣告を受け入れず自分の願望を押し通した結果、生き長らえた15年の間に生まれたマナセの信仰教育に失敗したためであり、それはヒゼキヤが自分の生きている間だけ平安であればそれでよいと、次の世代のことを全く考えていなかったことからも明らかです。そして国のリーダーが率先して国民に悪を行わせたことは、一人の悪が共同体全体に深刻な悪影響を及ぼしてしまうことを私たちに警告しています。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.21.1-9.ja1955

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列王紀下 21:10-18

そこで主はそのしもべである預言者たちによって言われた、 「ユダの王マナセがこれらの憎むべき事を行い、彼の先にあったアモリびとの行ったすべての事よりも悪い事を行い、またその偶像をもってユダに罪を犯させたので、 イスラエルの神、主はこう仰せられる、見よ、わたしはエルサレムとユダに災をくだそうとしている。これを聞く者は、その耳が二つながら鳴るであろう。 わたしはサマリヤをはかった測りなわと、アハブの家に用いた下げ振りをエルサレムにほどこし、人が皿をぬぐい、これをぬぐって伏せるように、エルサレムをぬぐい去る。 わたしは、わたしの嗣業の民の残りを捨て、彼らを敵の手に渡す。彼らはもろもろの敵のえじきとなり、略奪にあうであろう。 これは彼らの先祖たちがエジプトを出た日から今日に至るまで、彼らがわたしの目の前に悪を行って、わたしを怒らせたためである」。 マナセはまた主の目の前に悪を行って、ユダに罪を犯させたその罪のほかに、罪なき者の血を多く流して、エルサレムのこの果から、かの果にまで満たした。 マナセのその他の事績と、彼がおこなったすべての事およびその犯した罪は、ユダの王の歴代志の書にしるされているではないか。 マナセは先祖たちと共に眠って、その家の園すなわちウザの園に葬られ、その子アモンが代って王となった。

マナセが南ユダ王国にもたらした深刻な罪に対し、神は預言者たちを送って、北イスラエル王国を滅ぼしたアハブが滅ぼされたように、マナセの行った悪の故にユダとエルサレムを撃ち、敵の手に渡すと警告されました。しかしマナセは神の警告を無視し、自分に都合の悪いことを語る主の預言者たちを迫害して多くの義人の血を流し、更に悪を重ねました。このマナセの犯した大罪の故に、南ユダ王国の滅亡は決定的となりました。マナセは55年もの長きにわたって在位しましたが、死後は先祖代々の王の墓に葬られることなく、自宅の庭に葬られました。これはマナセがユダの王として相応しい人物とは認められなかったことを意味します。この世に生きている間は権力と栄華を誇っても、死後は誰からも認められないような、そんな虚しい人生を送る者とならないよう留意したいと思います。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.21.10-18.ja1955

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列王紀下 21:19-26

アモンは王となった時二十二歳であって、エルサレムで二年の間、世を治めた。母はヨテバのハルツの娘で、名をメシュレメテといった。 アモンはその父マナセのおこなったように、主の目の前に悪を行った。 すなわち彼はすべてその父の歩んだ道に歩み、父の仕えた偶像に仕えて、これを拝み、 先祖たちの神、主を捨てて、主の道に歩まなかった。 アモンの家来たちはついに彼に敵して徒党を結び、王をその家で殺したが、 国の民は、アモン王に敵して徒党を結んだ者をことごとく撃ち殺した。そして国の民はアモンの子ヨシヤを王としてアモンに代らせた。 アモンのその他の事績は、ユダの王の歴代志の書にしるされているではないか。 アモンはウザの園にある墓に葬られ、その子ヨシヤが代って王となった。

マナセの跡を継いでユダの王となったアモンは、父マナセに倣って偶像礼拝と神の忌み嫌われる悪の限りを行い続けた結果、家来たちの謀反に遭い、在位たった2年で殺されてしまいました。その謀反を起こした家来たちも国民たちに撃ち殺され、ユダの民はその子ヨシヤをユダの王に立てました。アモンもまたマナセと同じく、王の墓にではなく自宅の庭に葬られました。罪の結果は死であり、悪を行った者は必ず裁かれ、誰からも顧みられない虚しい生涯を閉じることになります。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.21.19-26.ja1955
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【今日の聖句】 2020/05/12

2020-05-12 06:30:00 | 一日一章・聖書通読日記
ヘブライ人への手紙 10:23 新共同訳

約束してくださったのは真実な方なのですから、公に言い表した希望を揺るがぬようしっかり保ちましょう。

神は真実なお方ですから、永遠の救いの約束は決して変わりません。変わってしまうのは私たちの心です。救いを確かなものとするために信仰を公に言い表し、永遠のいのちに至る確信を揺らぐことなくしっかりと保ち続ける私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/heb.10.23.新共同訳
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