伊藤ファミリーBLOG

「緑のgoo!」のテンプレートに変えてみました!
(注:コメントスパム・TBスパムは予告なく削除させていただきます)

【COGHCC聖書通読】 2020/05/06

2020-05-06 23:59:59 | 一日一章・聖書通読日記
列王紀下 15:1-7

イスラエルの王ヤラベアムの第二十七年に、ユダの王アマジヤの子アザリヤが王となった。 彼が王となった時は十六歳で、五十二年の間エルサレムで世を治めた。その母はエルサレムの出身で、名をエコリアといった。 彼は主の目にかなう事を行い、すべての事を父アマジヤが行ったようにおこなった。 ただし高き所は除かなかったので、民はなおその高き所で犠牲をささげ、香をたいた。 主が王を撃たれたので、その死ぬ日まで、重い皮膚病になって、離れ家に住んだ。王の子ヨタムが家の事を管理し、国の民をさばいた。 アザリヤのその他の事績と、彼がしたすべての事は、ユダの王の歴代志の書にしるされているではないか。 アザリヤはその先祖たちと共に眠ったので、彼をダビデの町にその先祖たちと共に葬った。その子ヨタムが代って王となった。

ヤラベアム2世が北イスラエル王国の王であったとき、アマジヤの子アザリヤ、別名ウジヤが南ユダ王国の王となり、52年の長きにわたって王位につきました。アザリヤは父アマジヤと同じく主の目に適うことを行いましたが、高き所は除きませんでした。彼はその治世の半ばで心に高ぶり、祭司しか捧げてはならない犠牲を自ら捧げたために重い皮膚病となったため、その子ヨタムが国政を執りました。アザリヤすなわちウジヤ王の死の直後、預言者イザヤが主の召しを受けたことでも有名です。この時期は北イスラエル王国も南ユダ王国も共に繁栄しましたが、その後、衰退を辿る重要な転換点となる時期でした。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.15.1-7.ja1955

*****

列王紀下 15:8-12

ユダの王アザリヤの第三十八年にヤラベアムの子ゼカリヤがサマリヤでイスラエルの王となり、六か月世を治めた。 彼はその先祖たちがおこなったように主の目の前に悪を行い、イスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤラベアムの罪を離れなかった。 ヤベシの子シャルムが徒党を結んで彼に敵し、イブレアムで彼を撃ち殺し、彼に代って王となった。 ゼカリヤのその他の事績は、イスラエルの王の歴代志の書にしるされている。 主はかつてエヒウに、「あなたの子孫は四代までイスラエルの位に座するであろう」と告げられたが、はたしてそのとおりになった。

アザリヤが南ユダ王国の王であった時期に、北イスラエル王国の繁栄をもたらしたヤラベアム2世が死に、その子ゼカリヤが王となりました。彼は主の前に罪を行い、ヤラベアム一世から続く金の子牛を拝む偶像礼拝をやめることはしませんでした。北イスラエル王国をバアル信仰から救ったエヒウから数えて4代目にあたる彼は、即位からわずか半年後にシャルムの反乱によって殺され、主の言葉の通り、エヒウ王朝は4代で滅びました。このときから一気に北イスラエル王国の崩壊が始まるのです。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.15.8-12.ja1955

*****

列王紀下 15:13-26す

ヤベシの子シャルムはユダの王ウジヤの第三十九年に王となり、サマリヤで一か月世を治めた。 時にガデの子メナヘムがテルザからサマリヤに上ってきて、ヤベシの子シャルムをサマリヤで撃ち殺し、彼に代って王となった。 シャルムのその他の事績と、彼が徒党を結んだ事は、イスラエルの王の歴代志の書にしるされている。 その時メナヘムはテルザから進んでいって、タップアと、そのうちにいるすべての者、およびその領域を撃った。すなわち彼らが彼のために開かなかったので、これを撃って、そのうちの妊娠の女をことごとく引き裂いた。 ユダの王アザリヤの第三十九年に、ガデの子メナヘムはイスラエルの王となり、サマリヤで十年の間、世を治めた。 彼は主の目の前に悪を行い、イスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤラベアムの罪を一生の間、離れなかった。 時にアッスリヤの王プルが国に攻めてきたので、メナヘムは銀一千タラントをプルに与えた。これは彼がプルの助けを得て、国を自分の手のうちに強くするためであった。 すなわちメナヘムはその銀をイスラエルのすべての富める者に課し、その人々におのおの銀五十シケルを出させてアッスリヤの王に与えた。こうしてアッスリヤの王は国にとどまらないで帰っていった。 メナヘムのその他の事績と彼がしたすべての事は、イスラエルの王の歴代志の書にしるされているではないか。 メナヘムは先祖たちと共に眠り、その子ペカヒヤが代って王となった。 メナヘムの子ペカヒヤはユダの王アザリヤの第五十年に、サマリヤでイスラエルの王となり、二年の間、世を治めた。 彼は主の目の前に悪を行い、イスラエルに罪を犯せたネバテの子ヤラベアムの罪を離れなかった。 時に彼の副官であったレマリヤのペカが、ギレアデびと五十人と共に徒党を結んで彼に敵し、サマリヤの、王の宮殿の天守で彼を撃ち殺した。すなわちペカは彼を殺し、彼に代って王となった。 ペカヒヤのその他の事績と彼がしたすべての事は、イスラエルの王の歴代志の書にしるされている。

クーデターによって北イスラエル王国の王となったシャルムは、わずか一ヶ月でメナヘムによって撃ち殺されました。そのメナヘムはサマリヤに攻めてきたアッスリヤの王プルに銀1,000タラントの貢ぎ物を収め、アッスリヤの庇護の下で国を治める政策を採りました。そのためアッスリヤに収める銀のためにイスラエル国民の富裕層に50シケルずつ課税しました。メナヘムの王位は10年続き、彼の死後はその子ペカヒヤが王位を継ぎましたが、即位2年目にして副官のペカの反逆に遭い、王の宮殿で暗殺されました。このように北イスラエル王国の王朝は血で血を洗う泥沼状態に陥り、その頃台頭してきたアッスリヤ帝国の脅威に脅かされ続けて衰退の一途を辿ったのです。それは北イスラエル王国がヤラベアム一世の取り入れた偶像礼拝の罪から離れなかったためであると、聖書は一貫して指摘し続けています。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.15.13-26.ja1955

*****

列王紀下 15:27-38

レマリヤの子ペカはユダの王アザリヤの第五十二年に、サマリヤでイスラエルの王となり、二十年の間、世を治めた。 彼は主の目の前に悪をおこない、イスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤラベアムの罪を離れなかった。 イスラエルの王ペカの世に、アッスリヤの王テグラテピレセルが来て、イヨン、アベル・ベテマアカ、ヤノア、ケデシ、ハゾル、ギレアデ、ガリラヤ、ナフタリの全地を取り、人々をアッスリヤへ捕え移した。 時にエラの子ホセアは徒党を結んで、レマリヤの子ペカに敵し、彼を撃ち殺し、彼に代って王となった。これはウジヤの子ヨタムの第二十年であった。 ペカのその他の事績と彼がしたすべての事は、イスラエルの王の歴代志の書にしるされている。 レマリヤの子イスラエルの王ペカの第二年に、ユダの王ウジヤの子ヨタムが王となった。 彼は王となった時二十五歳であったが、エルサレムで十六年の間、世を治めた。母はザドクの娘で、名をエルシャといった。 彼は主の目にかなう事を行い、すべて父ウジヤの行ったようにおこなった。 ただし高き所は除かなかったので、民はなおその高き所で犠牲をささげ、香をたいた。彼は主の宮の上の門を建てた。 ヨタムのその他の事績と彼がしたすべての事は、ユダの王の歴代志の書にしるされているではないか。 そのころ、主はスリヤの王レヂンとレマリヤの子ペカをユダに攻めこさせられた。 ヨタムは先祖たちと共に眠って、その先祖ダビデの町に先祖たちと共に葬られ、その子アハズが代って王となった。

レマリヤの子ペカが北イスラエル王国の王となったのは南ユダ王国の王アザリヤが王位52年目のとき、すなわち南ユダ王国もアザリヤからその子ヨタムに王位が継承される時期と重なります。このときにイザヤが主の召命を受けて預言者となり、アッスリヤ帝国の脅威に対する預言を語り始めました。北イスラエル王国をペカが治めていたときに、アッスリヤ帝国が北イスラエル王国に攻めてきて領土を奪い取り、住民をアッスリヤに捕らえ移しました。そのためペカは、同じくアッスリヤの脅威にさらされていたスリヤの王レジンと同盟を組み、更にユダとも同盟を組んでアッスリヤに対抗しようとしましたが、ユダの王ヨタムは同盟に加わることを拒否したため、2国がユダに攻めてきたことが、この箇所にも記されています。そのヨタムも在位16年目で死に、その子アハズがユダの王位を継ぎました。このアハズ王と預言者イザヤが深く関わったことが、イザヤ書に多く記されています。このようにしてイスラエル衰退の歴史が幕を開けるのです。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.15.27-38.ja1955
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【今日の聖句】 2020/05/06

2020-05-06 06:35:35 | 今日の聖句
マタイによる福音書 19:26 新共同訳

イエスは彼らを見つめて、「それは人間にできることではないが、神は何でもできる」と言われた。

富んだ人、この世の栄華に酔いしれている人が神の国に入ることが難しいのは、天に積まれた永遠の宝の真の価値を理解していないからです。死と共に手放す他ないこの世の宝にしがみつく愚かさを捨て、この世の富を賢く用いて、神と共に永遠に生きる真のさいわいを得るために全力を尽くす私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/mat.19.26.新共同訳
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする