伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2020/05/04

2020-05-04 23:59:59 | 一日一章・聖書通読日記
列王紀下 13:1-9

ユダの王アハジヤの子ヨアシの第二十三年にエヒウの子エホアハズはサマリヤでイスラエルの王となり、十七年世を治めた。 彼は主の目の前に悪を行い、イスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤラベアムの罪を行いつづけて、それを離れなかった。 そこで主はイスラエルに対して怒りを発し、エホアハズの治世の間、絶えずイスラエルをスリヤの王ハザエルの手にわたし、またハザエルの子ベネハダデの手にわたされた。 しかしエホアハズが主に願い求めたので、主はついにこれを聞きいれられた。スリヤの王によって悩まされたイスラエルの悩みを見られたからである。 それで主がひとりの救助者をイスラエルに賜わったので、イスラエルの人々はスリヤびとの手をのがれ、前のように自分たちの天幕に住むようになった。 それにもかかわらず、彼らはイスラエルに罪を犯させたヤラベアムの家の罪を離れず、それを行いつづけた。またアシラの像もサマリヤに立ったままであった。 さきにスリヤの王が彼らを滅ぼし、踏み砕くちりのようにしたのでエホアハズの軍勢で残ったものは、ただ騎兵五十人、戦車十両、歩兵一万人のみであった。 エホアハズその他の事績と、彼がしたすべての事およびその武勇は、イスラエルの王の歴代志の書にしるされているではないか。 エホアハズは先祖たちと共に眠ったので、彼をサマリヤに葬った。その子ヨアシが代って王となった。

イスラエルからアハブの罪すなわちバアル信仰を根絶やしにしたエヒウの子エホアハズの治世の間、スリヤの王ハザエルの攻撃に晒され、イスラエルの領土は侵略され続けました。しかし主はエホアハズを憐れみ、その祈りを聞かれて、従来通り天幕に住むことができるように助けられました。にもかかわらずエホアハズはヤラベアムの罪、すなわち金の子牛を拝む偶像礼拝をやめず、またアシラの偶像礼拝を放置していたため、主はスリヤの王ハザエルを用いて戦争に勝利させ、イスラエル軍を歩兵1万人を残すのみとするまで壊滅させられました。主に完全に寄り頼むことのできない者は、主の厳しい懲らしめを受ける結末となります。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.13.1-9.ja1955

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列王紀下 13:10-13

ユダの王ヨアシの第三十七年に、エホアハズの子ヨアシはサマリヤでイスラエルの王となり、十六年世を治めた。 彼は主の目の前に悪を行い、イスラエルに罪を犯させたネバテの子ヤラベアムのもろもろの罪を離れず、それに歩んだ。 ヨアシのその他の事績と、彼がしたすべての事およびユダの王アマジヤと戦ったその武勇は、イスラエルの王の歴代志の書にしるされているではないか。 ヨアシは先祖たちと共に眠って、ヤラベアムがその位に座した。そしてヨアシはイスラエルの王たちと同じくサマリヤに葬られた。

イスラエルの王エホアハズの跡を継いだのは、その子ヨアシでした。ここでも北イスラエル王国と南ユダ王国の王の名が同じとなりますので注意が必要です。イスラエルの王ヨアシもまた父エホアハズと同じくヤラベアムの道に歩みました。しかしヨアシは父エホアハズがスリヤの王ハザエルに奪われた領地を取り戻し、またユダの王アマジヤと戦って勝利するなど、戦果を挙げた王でした。それは次の箇所にもありますが、神の預言者エリシャを敬う者であったからです。いと高き神の僕に敬意を払う者は、神の恵みをいただくことができます。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.13.10-13.ja1955

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列王紀下 13:14-21

さてエリシャは死ぬ病気にかかっていたが、イスラエルの王ヨアシは下ってきて彼の顔の上に涙を流し、「わが父よ、わが父よ、イスラエルの戦車よ、その騎兵よ」と言った。 エリシャは彼に「弓と矢を取りなさい」と言ったので、弓と矢を取った。 エリシャはまたイスラエルの王に「弓に手をかけなさい」と言ったので、手をかけた。するとエリシャは自分の手を王の手の上におき、 「東向きの窓をあけなさい」と言ったので、それをあけると、エリシャはまた「射なさい」と言った。彼が射ると、エリシャは言った、「主の救の矢、スリヤに対する救の矢。あなたはアペクでスリヤびとを撃ち破り、彼らを滅ぼしつくすであろう」。 エリシャはまた「矢を取りなさい」と言ったので、それを取った。エリシャはまたイスラエルの王に「それをもって地を射なさい」と言ったので、三度射てやめた。 すると神の人は怒って言った、「あなたは五度も六度も射るべきであった。そうしたならば、あなたはスリヤを撃ち破り、それを滅ぼしつくすことができたであろう。しかし今あなたはそうしなかったので、スリヤを撃ち破ることはただ三度だけであろう」。 こうしてエリシャは死んで葬られた。さてモアブの略奪隊は年が改まるごとに、国にはいって来るのを常とした。 時に、ひとりの人を葬ろうとする者があったが、略奪隊を見たので、その人をエリシャの墓に投げ入れて去った。その人はエリシャの骨に触れるとすぐ生きかえって立ちあがった。

いと高き神の預言者エリシャも、歳が進み、死に瀕する病に冒されました。イスラエルの王ヨアシはエリシャの前に下ってきて、イスラエルの戦車よ、騎兵よとたたえて、涙を流して悲しみました。その姿を見たエリシャはヨアシに弓をとって東に向かって矢を射るようにと命じました。これはスリヤの王との戦いを予表するものでした。再び地に向かって矢を射てと命じたエリシャの言葉に、ヨアシは3回地を射ただけで途中でやめてしまいました。そのためエリシャは、スリヤとの戦いには3度しか勝てないであろうと言い残して死にました。エリシャが射よと命じた矢は、神の力の象徴、また矢を射るというハーラーという単語は、神の律法トーラーと同じ語原を持つそうです。すなわち何度でも矢を射るようにと命じたエリシャの言葉の真意は、神の御言葉に固く信頼してこの世の戦いに臨むようにとの命令だったのです。にもかかわらずヨアシは途中でやめてしまいました。私たち人間は、神の御言葉に徹底して従うことのできない弱さを持っています。私たちは主の御言葉に信頼して、最後まで従い通す信仰を身に付けたいと願います。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.13.14-21.ja1955

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列王紀下 13:22-25

スリヤの王ハザエルはエホアハズの一生の間、イスラエルを悩ましたが、 主はアブラハム、イサク、ヤコブと結ばれた契約のゆえにイスラエルを恵み、これをあわれみ、これを顧みて滅ぼすことを好まず、なおこれをみ前から捨てられなかった。 スリヤの王ハザエルはついに死んで、その子ベネハダデが代って王となった。 そこでエホアハズの子ヨアシは、父エホアハズがハザエルに攻め取られた町々を、ハザエルの子ベネハダデの手から取り返した。すなわちヨアシは三度彼を撃ち破って、イスラエルの町々を取り返した。

エリシャの遺言の通り、エホアハズの子ヨアシはスリヤの王ハザエルの跡を継いだベネハダデと戦い、3度勝利して、ハザエルがイスラエルから奪った領地を取り返すことができました。しかしこれはヨアシに力があったからではなく、神がイスラエルを顧み、その先祖アブラハム、イサク、ヤコブと結ばれた契約を思い起こして、滅ぼすことを好まれなかったからです。私たちがこの世に生き長らえることができるのは、すべて神の憐れみの故、神の恵みなしに私たちは生きることはできないことを覚えなければなりません。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.13.22-25.ja1955
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【今日の聖句】 2020/05/04

2020-05-04 06:45:15 | 今日の聖句
コリントの信徒への手紙一 10:13 新共同訳‬‬

「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」

神が時折私たちに与える試練は、それを乗り越えることによってステップアップするための機会ですから、人が耐えられないような試練はありません。たとい今は辛くとも、壁を乗り越えた先に広がる素晴らしい世界に希望を抱いて、試練の時を堪え忍ぶ私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/1co.10.13.新共同訳
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