伊藤ファミリーBLOG

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【COGHCC聖書通読】 2020/05/07

2020-05-07 10:50:30 | 一日一章・聖書通読日記
列王紀下 16:1-4

レマリヤの子ペカの第十七年にユダの王ヨタムの子アハズが王となった。 アハズは王となった時二十歳で、エルサレムで十六年の間、世を治めたが、その神、主の目にかなう事を先祖ダビデのようには行わなかった。 彼はイスラエルの王たちの道に歩み、また主がイスラエルの人々の前から追い払われた異邦人の憎むべきおこないにしたがって、自分の子を火に焼いてささげ物とした。 かつ彼は高き所、また丘の上、すべての青木の下で犠牲をささげ、香をたいた。

ヨタムの跡を継いで南ユダ王国の王となったアハズは、ヨアシ、アマジヤ、アザリヤ(ウジヤ)、ヨタムと4代続いた主に聞き従う善王とは異なり、カナン地方土着の宗教を取り入れ、自分の子どもを火に焼いて偶像の神々に捧げるという神の忌み嫌われる慣わしを取り入れ、主がイスラエルの前から追い払われた異邦人の行いを積極的にユダ王国に採り入れました。そのため神はアハズに預言者イザヤを送りたびたび警告されましたが、 アハズはことごとく拒絶しました。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.16.1-4.ja1955

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列王紀下 16:5-9

そのころ、スリヤの王レヂンおよびレマリヤの子であるイスラエルの王ペカがエルサレムに攻め上って、アハズを囲んだが、勝つことができなかった。 その時エドムの王はエラテを回復してエドムの所領とし、ユダの人々をエラテから追い出した。そしてエドムびとがエラテにきて、そこに住み、今日に至っている。 そこでアハズは使者をアッスリヤの王テグラテピレセルにつかわして言わせた、「わたしはあなたのしもべ、あなたの子です。スリヤの王とイスラエルの王がわたしを攻め囲んでいます。どうぞ上ってきて、彼らの手からわたしを救い出してください」。 そしてアハズは主の宮と王の家の倉にある金と銀をとり、これを贈り物としてアッスリヤの王におくったので、 アッスリヤの王は彼の願いを聞きいれた。すなわちアッスリヤの王はダマスコに攻め上って、これを取り、その民をキルに捕え移し、またレヂンを殺した。

当時、中近東一帯に台頭してきたアッスリヤ帝国に対抗するため、北イスラエル王国の王ペカとスリヤの王レヂンは同盟を組んで、南ユダ王国にも参加するように促しましたが、アハズは彼らの要請を拒否したため、報復措置としてエルサレムに攻め上り、同盟に加わるように迫りました。しかしアハズはそれでも彼らの要請を拒み、事もあろうに主の宮と王の倉から金銀をとってアッスリヤに贈り、スリヤとイスラエルから助けてくださいと依頼したため、アッスリヤの王テグラテピレセルは背後から世の陣営を襲ったため、スリヤの王レジンは殺されてしまいました。この結果、南ユダ王国はアッスリヤの属国となり、いいなりになる国に成り下がってしまったのです。自分の考えに寄り頼んで本質を見失う者は災いです。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.16.5-9.ja1955

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列王紀下 16:10-20

アハズ王はアッスリヤの王テグラテピレセルに会おうとダマスコへ行ったが、ダマスコにある祭壇を見たので、アハズ王はその祭壇の作りにしたがって、その詳しい図面と、ひな型とを作って、祭司ウリヤに送った。 そこで祭司ウリヤはアハズ王がダマスコから送ったものにしたがって祭壇を建てた。すなわち祭司ウリヤはアハズ王がダマスコから帰るまでにそのとおりに作った。 王はダマスコから帰ってきて、その祭壇を見、祭壇に近づいてその上に登り、 燔祭と素祭を焼き、灌祭を注ぎ、酬恩祭の血を祭壇にそそぎかけた。 彼はまた主の前にあった青銅の祭壇を宮の前から移した。すなわちそれを新しい祭壇と主の宮の間から移して、新しい祭壇の北の方にすえた。 そしてアハズ王は祭司ウリヤに命じて言った、「朝の燔祭と夕の素祭および王の燔祭とその素祭、ならびに国中の民の燔祭とその素祭および灌祭は、この大きな祭壇の上で焼きなさい。また燔祭の血と犠牲の血はすべてこれにそそぎかけなさい。あの青銅の祭壇をわたしは伺いを立てるのに用いよう」。 祭司ウリヤはアハズ王がすべて命じたとおりにおこなった。 またアハズ王は台の鏡板を切り取って、洗盤をその上から移し、また海をその下にある青銅の牛の上からおろして、石の座の上にすえ、 また宮のうちに造られていた安息日用のおおいのある道、および王の用いる外の入口をアッスリヤの王のために主の宮から除いた。 アハズのその他の事績は、ユダの王の歴代志の書にしるされているではないか。 アハズは先祖たちと共に眠って、ダビデの町にその先祖たちと共に葬られ、その子ヒゼキヤが代って王となった。

アッスリヤにスリヤと北イスラエル王国の攻撃から守ってもらったユダの王アハズは、ダマスコに来たアッスリヤの王を表敬訪問した際、宮に設置されたアッスリヤの神々に犠牲を捧げるための祭壇を見て、自分もユダ王国に採り入れようとして寸法を測って図面を書き、その模型を作って、祭司ウリヤに、自分がダマスコから帰るまでにエルサレムに建造するようにと命じました。そこで祭司ウリヤは王命に従ってアッスリヤの祭壇を造ると、ダマスコから帰還したアハズは祭壇に上って犠牲を捧げ、エルサレムの神殿にあった主のための祭壇と入れ替え、これからはアッスリヤの祭壇に犠牲を捧げるようにと命じました。また主に犠牲を捧げる祭司が身をきよめるためにソロモンが造った青銅の海と洗盤を壊し、安息日のために王が通る道をアッスリヤの王のために取り除いて、徹底的にアッスリヤのご機嫌取りに奔走しました。真のイスラエルの王である神を捨て、他国の王にこびへつらう姿は、神の民イスラエルの王としての威厳もない、惨めな奴隷と何ら変わりありません。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.16.10-20.ja1955
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【今日の聖句】 2020/05/07

2020-05-07 06:25:40 | 今日の聖句
テサロニケの信徒への手紙一 5:17 新共同訳‬‬

絶えず祈りなさい。

祈りはクリスチャンの持つ唯一の武器であり、神の祝福の最大の秘訣です。祈りによって神と親しく交わり、祈りによって周囲の人々のために取りなし、祈りによって罪に勝利し、祈りによって世界をも動かす、祈りの人とならせていただく私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/1th.5.17.新共同訳
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