伊藤ファミリーBLOG

「緑のgoo!」のテンプレートに変えてみました!
(注:コメントスパム・TBスパムは予告なく削除させていただきます)

【COGHCC聖書通読】 2020/05/09

2020-05-09 15:50:50 | 一日一章・聖書通読日記
列王紀下 18:1-8

イスラエルの王エラの子ホセアの第三年にユダの王アハズの子ヒゼキヤが王となった。 彼は王となった時二十五歳で、エルサレムで二十九年の間、世を治めた。その母はゼカリヤの娘で、名をアビといった。 ヒゼキヤはすべて先祖ダビデがおこなったように主の目にかなう事を行い、 高き所を除き、石柱をこわし、アシラ像を切り倒し、モーセの造った青銅のへびを打ち砕いた。イスラエルの人々はこの時までそのへびに向かって香をたいていたからである。人々はこれをネホシタンと呼んだ。 ヒゼキヤはイスラエルの神、主に信頼した。そのために彼のあとにも彼の先にも、ユダのすべての王のうちに彼に及ぶ者はなかった。 すなわち彼は固く主に従って離れることなく、主がモーセに命じられた命令を守った。 主が彼と共におられたので、すべて彼が出て戦うところで功をあらわした。彼はアッスリヤの王にそむいて、彼に仕えなかった。 彼はペリシテびとを撃ち敗って、ガザとその領域にまで達し、見張台から堅固な町にまで及んだ。

北イスラエル王国最後の王ホセアと同じ時代に、南ユダ王国では中興の名君ヒゼキヤが王位を継ぎました。ヒゼキヤはダビデ以来最良の王で、神の目に適うことを行い、父アハズが採り入れたアッスリヤやあらゆる偶像の神々に対する祭壇を取り除き、他の王が成し得なかった高き所も取り除いて、イスラエルの神、主に全く信頼して聞き従い、モーセの律法をことごとく守り行い、ユダ王国の信仰を再興しました。それ故、主はヒゼキヤに勝利をもたらし、ペリシテ人を撃ち破ってガザ一帯を取り戻し、またアッスリヤへの隷属からも脱退しました。まことの神であられる主に全き心で寄り頼む者には、神は必ず祝福をもたらしてくださいます。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.18.1-8.ja1955

*****

列王紀下 18:9-16

ヒゼキヤ王の第四年すなわちイスラエルの王エラの子ホセアの第七年に、アッスリヤの王シャルマネセルはサマリヤに攻め上って、これを囲んだが、 三年の後ついにこれを取った。サマリヤが取られたのはヒゼキヤの第六年で、それはイスラエルの王ホセアの第九年であった。 アッスリヤの王はイスラエルの人々をアッスリヤに捕えていって、ハラと、ゴザンの川ハボルのほとりと、メデアの町々に置いた。 これは彼らがその神、主の言葉にしたがわず、その契約を破り、主のしもべモーセの命じたすべての事に耳を傾けず、また行わなかったからである。 ヒゼキヤ王の第十四年にアッスリヤの王セナケリブが攻め上ってユダのすべての堅固な町々を取ったので、 ユダの王ヒゼキヤは人をラキシにつかわしてアッスリヤの王に言った、「わたしは罪を犯しました。どうぞ引き上げてください。わたしに課せられることはなんでもいたします」。アッスリヤの王は銀三百タラントと金三十タラントをユダの王ヒゼキヤに課した。 ヒゼキヤは主の宮と王の家の倉とにある銀をことごとく彼に与えた。 この時ユダの王ヒゼキヤはまた主の神殿の戸および柱から自分が着せた金をはぎ取って、アッスリヤの王に与えた。

ヒゼキヤ王の在位4年目に北イスラエル王国の首都サマリヤはアッスリヤに包囲され、その3年後ついにサマリヤが陥落して、北イスラエル王国は滅亡し、イスラエルの人々はアッスリヤに連行されてしまいました。これは北イスラエル王国が主の御言葉に聞き従わず、モーセの律法を守り行わなかったからです。その8年後、ヒゼキヤ王の在位14年目にアッスリヤの王セナケリブは南ユダ王国に侵攻し、すべての要塞の町々を攻め落としました。そのためヒゼキヤはついにアッスリヤに屈服し、何でもするのでユダから撤退してほしいと願い出ました。するとアッスリヤの王は銀300タラントと金30タラントを課したため、ヒゼキヤは王の宝物倉に残った銀と、主の宮の戸と柱に被せた金をはぎ取ってアッスリヤの王セナケリブに貢ぎました。敵の圧倒的な力の前に為す術もなく屈服せざるを得ない試練のときをどのように乗り越えるか、私たちの信仰が試されます。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.18.9-16.ja1955

*****

列王紀下 18:17-25

アッスリヤの王はまたタルタン、ラブサリスおよびラブシャケを、ラキシから大軍を率いてエルサレムにいるヒゼキヤ王のもとにつかわした。彼らは上ってエルサレムに来た。彼らはエルサレムに着くと、布さらし場に行く大路に沿っている上の池の水道のかたわらへ行って、そこに立った。 そして彼らが王を呼んだので、ヒルキヤの子である宮内卿エリアキム、書記官セブナ、およびアサフの子である史官ヨアが彼らのところに出てきた。 ラブシャケは彼らに言った、「ヒゼキヤに言いなさい、『大王、アッスリヤの王はこう仰せられる。あなたが頼みとする者は何か。 口先だけの言葉が戦争をする計略と力だと考えるのか。あなたは今だれにたよって、わたしにそむいたのか。 今あなたは、あの折れかけている葦のつえ、エジプトを頼みとしているが、それは人がよりかかる時、その人の手を刺し通すであろう。エジプトの王パロはすべて寄り頼む者にそのようにする。 しかしあなたがもし「われわれは、われわれの神、主を頼む」とわたしに言うのであれば、その神はヒゼキヤがユダとエルサレムに告げて、「あなたがたはエルサレムで、この祭壇の前に礼拝しなければならない」と言って、その高き所と祭壇とを除いた者ではないか。 さあ、わたしの主君アッスリヤの王とかけをせよ。もしあなたの方に乗る人があるならば、わたしは馬二千頭を与えよう。 あなたはエジプトを頼み、戦車と騎兵を請い求めているが、わたしの主君の家来のうちの最も小さい一隊長でさえ、どうして撃退することができようか。 わたしがこの所を滅ぼすために上ってきたのは、主の許しなしにしたことであろうか。主がわたしにこの地に攻め上ってこれを滅ぼせと言われたのだ』」。

国に残ったなけなしの金銀を貢いだにもかかわらず、アッスリヤの王セナケリブはユダから撤退するどころか、将軍ラブシャケと大軍を送り込んでエルサレムを包囲し、ヒゼキヤの使者に、ユダの国が頼みとしているエジプトも、イスラエルの神も、アッスリヤの軍隊の前には何の力にもならないと告げて降伏を迫りました。セナケリブは最初からヒゼキヤの要望に応えるつもりはなく、最後の頼みの綱さえも奪い取って、全面降伏するしかない状況に陥れたのです。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.18.17-25.ja1955

*****

列王紀下 18:26-37

その時ヒルキヤの子エリアキムおよびセブナとヨアはラブシャケに言った、「どうぞ、アラム語でしもべどもに話してください。わたしたちは、それがわかるからです。城壁の上にいる民の聞いているところで、わたしたちにユダヤの言葉で話さないでください」。 しかしラブシャケは彼らに言った、「わたしの主君は、あなたの主君とあなたにだけでなく、城壁の上に座している人々にも、この言葉を告げるためにわたしをつかわしたのではないか。彼らも、あなたがたと共に自分の糞尿を食い飲みするに至るであろう」。 そしてラブシャケは立ちあがり、ユダヤの言葉で大声に呼ばわって言った。「大王、アッスリヤの王の言葉を聞け。 王はこう仰せられる、『あなたがたはヒゼキヤに欺かれてはならない。彼はあなたがたをわたしの手から救いだすことはできない。 ヒゼキヤが「主は必ずわれわれを救い出される。この町はアッスリヤ王の手に陥ることはない」と言っても、あなたがたは主を頼みとしてはならない』。 あなたがたはヒゼキヤの言葉を聞いてはならない。アッスリヤの王はこう仰せられる、『あなたがたはわたしと和解して、わたしに降服せよ。そうすればあなたがたはおのおの自分のぶどうの実を食べ、おのおの自分のいちじくの実を食べ、おのおの自分の井戸の水を飲むことができるであろう。 やがてわたしが来て、あなたがたを一つの国へ連れて行く。それはあなたがたの国のように穀物とぶどう酒のある地、パンとぶどう畑のある地、オリブの木と蜜のある地である。あなたがたは生きながらえることができ、死ぬことはない。ヒゼキヤが「主はわれわれを救われる」と言って、あなたがたを惑わしても彼に聞いてはならない。 諸国民の神々のうち、どの神がその国をアッスリヤの王の手から救ったか。 ハマテやアルパデの神々はどこにいるのか。セパルワイム、ヘナおよびイワの神々はどこにいるのか。彼らはサマリヤをわたしの手から救い出したか。 国々のすべての神々のうち、その国をわたしの手から救い出した者があったか。主がどうしてエルサレムをわたしの手から救い出すことができよう』」。 しかし民は黙して、ひと言も彼に答えなかった。王が命じて「彼に答えてはならない」と言っておいたからである。 こうしてヒルキヤの子である宮内卿エリアキム、書記官セブナ、およびアサフの子である史官ヨアは衣を裂き、ヒゼキヤのもとに来て、ラブシャケの言葉を彼に告げた。

アッスリヤの将軍ラブシャケは、セナケリブからヒゼキヤへの使者に伝える言葉を、自国の言語であるアラム語ではなくヘブル語で語りました。それはエルサレムに住むすべての人々に対して、ヒゼキヤの言葉を信用しても無駄だと思わせる心理作戦を展開するためでした。そして今まで征服してきた国々の神々もアッスリヤ軍の前に為す術もなく滅ぼされたのだから、イスラエルの神に寄り頼んでも無駄だと説き、降伏すれば食料にも生活にも困らない地に連れて行くと、人々の心をくじく作戦に出ました。しかしエルサレムの人々は、ヒゼキヤ王が敵の挑発に乗らないようにと命じた言葉を守り、沈黙を貫きました。まことの神に信頼する私たちの心をくじき、疑わせるのは、サタンの常套手段です。私たちはそのような誘導に惑わされてはなりません。

https://www.bible.com/bible/81/2ki.18.26-37.ja1955
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【今日の聖句】 2020/05/09

2020-05-09 06:10:50 | 今日の聖句
詩編 42:12 新共同訳

なぜうなだれるのか、わたしの魂よ
なぜ呻くのか。
神を待ち望め。
わたしはなお、告白しよう
「御顔こそ、わたしの救い」と。
わたしの神よ。

心に深く悲しみ覚えるとき、深い絶望の淵に立たされるとき、私たちには神を待ち望むという選択肢がありますから感謝いたします。魂の底からわき起こる呻きを神に向かって吐露し、御顔を仰ぎ見て救いを求める私たちでありますように。

https://www.bible.com/bible/1819/psa.42.12.新共同訳
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする