お正月気分開けやらぬ1月4日の呉ランチは、目指した店舗はまだまだ、休業中が多かったので、商店街にある呉の有名豚カツ処 「天武蔵(てんむさし)」へ流れ着きました。
和風な老舗らしい店内でした。ゴージャスな生花の後ろの色紙には『ぶた汁 始めました。』とあります。
豚汁←これをぶた汁、と読むか、とん汁、と読むか、意見が分かれるところですが・・・・私は、とん汁派です。
ロースカツ定食をお願いしたら、平たい長方形のものが来ると思うじゃないですか???
そしたら・・・・あれ、ヒレカツ???とのぞきこんでしまったくらい。丸くて長いものが現れました。
かじってみても、あれ、ヒレカツ???と思うくらい、厚みがあって、とても柔らかい肉質でした。ロースでこの柔らかさなら、ヒレだと、歯がいらないんじゃ??なんて、ことはないか・・・・・
キャベツがせん切りじゃなくて、ちぎりでした。なかなか斬新な。
そして、リンゴのウサギ、久しぶりに見た。
別添えの溶き辛子を、カツの表面にたっぷり塗りつけて、ソースにつけて、パクリ。辛子を付け過ぎて、うぅぅ、鼻に抜けるぅ~、とジタバタする学習能力の無さ。
白ご飯、赤だし、キューリの糠漬け、そしてキャベツにロースカツ。豚カツ定食は、日本の誇る国民食だ!!
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今年の誕生日当日は、息子が奢ってくれる、と言うのです。
そこで、新入社員の薄給に気を使って、選んだお店は「Bistro La Vanile(ビストロ・ラ・バニーユ)」
母親の誕生日に、ごちそうしてくれるまでには、オトナになった息子。
私の子育て、コンプリートでしょうか??
・・・・・・とはいえ、「ご予算は??」と息子に尋ねたところ・・・・・1人あたり3、000円が目安とのことなので、予算オーバーした時のために、しっかり自分の財布にお金を入れておくことを忘れず、母はウキウキと出かけました。
女性好みのインテリアで、店もけっこうな大箱、もうちょっと流行ってもいいんじゃないかな?
料理は、ビストロらしい、ものが並んでいました。
名物だというタルトフランベ。クリスピーなピザのようなもの。パリパリで美味しかった。
牛肉とジャガイモのトマトグラタン。お熱いので、お気を付け下さい、と注意されたのに、やっぱり、アチッ!!となる、どうしようもないせっかち女のまま、この歳になってしまいました。
パルミジャーノのカルボナーラ風、というパスタが、とても美味しかった。こってり濃厚ソースではなく、あっさりとした塩味とチーズが細麺とマッチしてて、新しい食感。
こってりよりは、こういう傾向の味が、胃袋に嬉しいお年頃ですから。
デザートプレートも頼んでくれました。
この1か月は、オットの入院で、息子と2人で過ごした、いわば母子の最後の蜜月月間でした。
家事もそれなりに分担してくれたし、2人で向かい合っての夕食は、仕事のこと、家族のこと、映画のこと、と色々と話す機会に恵まれました。
手をかけて子育てした、という記憶は、全く無いのですが、社会の一員として、まっとうに生きていけるぐらいには、育ったような。
親としてはそれで、十分かな、と思います。なにせ、子育て中のオットと私の合い言葉は「トンビは鷹を産まない」でしたから。
結局、2人で9000円超。予算オーバーでした。
超過分は、私が払おうとすると、「いいよ」と言って全部出してくれたので、「じゃ、コーヒー奢るわ」と、行きつけの「Mio Bar」に行ったら・・・・・バリスタさんが気を利かしてくれて、こんなラテアートを出してくれました。
「このコーヒーを、自分で払ったんじゃ、シャレにならんじゃろ~」と、ここも息子の奢り。
そうすると、何か、奢り返さないと悪いな、と思ってしまう親心。公共交通機関で、十分帰宅できる時間だったにも関わらず・・・・・・・タクシーで帰宅し、そこは私が支払いをしました。
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昨夜は、親友K子ちゃんが、1日早いお誕生日のお祝いをしてあげる、と予約の取りにくい「魚喰いきり壮士」で、ごちそうしてくれました。よく、予約がとれたね~、とカンゲキです。
K子ちゃんが、「1日早いけど、itatchiの誕生会だから。」と、大将にも1杯奢ってました。
さすが、酒場でさんざん飲み慣れてるだけあって、そんなこともさらっとできる太っ腹K子ちゃん。・・・・ということで、大将含めて、3人でカンパ~イ、ということに、あいなりました。
ここのお料理は、異素材の組み合わせや、ちょっとした工夫が、お客の想像力をかきたてます。
「これ、なんですか??」「何が乗っかってるんですか?」と質問攻め。
こんな大ごちそうを、「誕生日とあわせて、看病疲れも癒そうよ」と、豪快におごってくれるK子ちゃん。友達運に恵まれました。
それではフルラインナップ行きます。長いよ。
オープニングは、白菜のブリュレ、なまこ、あん肝のぬた。
ちょっとぉ~!!あん肝ですよ、あん肝。しかも、酢味噌に粒マスタードが混ぜてある。
白菜をブリュレにしよう、って、酢味噌に粒マスタードっ混ぜよう、って、どうやったら思いつくのでしょうか?料理人の想像力の翼は、どこまでも広がるようだ。
蕪の上にスライス餅が乗っかって、カニあんかけ。柚子が香って、ペロリですよ。
ブリ大根だけど、ただのブリ大根と思うなかれ。ブリの肝のムースが、乗っかってました。
ブリは、いつもスーパーで切り身でしか買わないから、ブリにも肝があったのか・・・・と、おののく不勉強主婦がここに1人(ハイ、私です)生クリームを混ぜ込んだ肝のムースはふわふわ。
グリルした白子の上に、燻製チーズ(スカルモツレラ)が乗っかって、ゆり根が散って、蕪の葉っばのすり流しが敷いてある。燻製の煙テイストが、香るったら!!白子+燻製チーズ+百合根=この組合せ、誰が思いつく??
定番、アボガド入りの茶碗蒸し。
これから、お鮨に行きます。
揚げたカリカリの葱が乗っかった、ブリ。こういうちょっとしたトッピングのアイデアが、食を進ませるんだよなぁ。
眼の前で、皮を炙って、ひっくり返した太刀魚の上に、茗荷・生姜・おろし大根を混ぜ混ぜした薬味。炙りの香ばしさ、薬味のピリ感、そして生まれてから食べた太刀魚、数100匹(多分??)の中で、1番美味しい、と思った太刀魚。
売ってくれ、と言っても決して売ってはくれないお手製のエビ味噌が、乗っかった海老。
まぐろ、まぐろ、まぐろ。
あなご、あなご、あなご。
うに、うに、うに。
その他に、ミル貝と・・・・・あと、えっ~と、コレなんだったっけ???そうだ、ハゲだった。
最後に焼きたて、巻き立ての特製出し巻が出てきて〆となるのですが、1人1切れのところ、「お誕生日プレゼントです」と大将が、2切れ出してくれて、そのうえにウニをどっさり、と乗せてくれました。やったぁ~。
誕生日プレゼントに、ウニもらったのは、産まれて初めて!!やったあ~!
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長い年末年始休暇の最終日に「明日から社会復帰できるかなぁ~」と、息子と2人して、ドヨ~ンとしていました。
これ限りで、規則正しい食生活に戻ろう、と決意して、お休み最後の外食に向かった先は、ジモティに愛される個性的なお好み焼「寄り家。」
私が知っている名前の最後に句読点の。(まる)がつくものは、「モーニング娘。」と「寄り屋。」だけ。
こちらは、町内在住のテツヤ丸さんも、イチ押しのお好み焼き屋さんです。
EXILEのヒロさんに似ている・・・・・と私は思うのですが、息子は全否定する、焼き方のお兄さんが、一生懸命に焼いてる姿が好きです。
注文は、1番人気の寄り屋焼き。寄り屋焼きの解説はこちら↓パリパリ麺の中から、とろ~り半熟玉子が出てきて、パリパリととろとろの2つの絶妙な食感、だそうですよ?
バリ麺なので、出来あがるまでに、時間がかかるけど、製作過程を見ているうちに、お腹の具合も、ちょうどこなれてきて、良い感じにすいてきます。こんな風に、かなり、かなり、麺を焼きます。
超パリパリの磯野麺、1番の特徴ですが、それ以外も、特筆すべきことはたくさんあると思うのです。
広げた皮にたっぷりふりかける魚粉が、すごく香ばしいから、混じり気の無いカツオ節なはず。天かすも、カスとは言えない大粒で、歯ごたえバリバリ。それをスプーンで豪快に入れてくれる。
キャベツも甘いし、豚三枚肉も厚めなスライス。てっぺんに乗っけてくれるカリカリのちりめんジャコ、など、など。
素材と、焼き方に、こだわりと自信を感じます。
どうだっ???半熟玉子の、このとろ~り具合。たまらんです。
女性で完食するのは、ふうふう言うくらいのボリュームで、780円なり。素材をケチらず使って、このお値段は素晴らしい。
ラーメンやお好み焼のような庶民食で、1,000円超えるお店もたまにありますが・・・・・・1,000円も出せば、美味しくて当たり前だろっ??まずけりゃ、なんだコレ??と、思ってしまうビンボー舌です。
ジモティ御用達のお店のスタンダード版が、この質・量・値段だと、人気店なのは当たり前ですね。
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昔ながらの呉スイーツの福住のフライケーキ。こちらも、呉在住ブロガーさんから、「呉名物のこちらを忘れてますよ?」と、教えていただいたもの。
昔ながらの店構えの店頭で、白い上っぱりを着た女性店員さんが、じゃんじゃん、揚げているので、必然的に揚げたて、あつあつ。
頼んだ個数だけ、お姉さんがパカッと素手でつかんで、紙にクルクルって包み、輪ゴムをかけて、「お待たせしました」って、渡してくれます。いや、全然待ってません。
1個80円というお値段といい、包装紙に、すぐに油が沁みてくるのといい、昭和チックで萌えます。
会計を即答できるよう、カウンターに、個数ごとの一覧表が貼ってある。そして、レジは無し。おつりの硬貨は、種類ごとにタッパーに入っている。こんなどこまでもアナログなお店でした。
フライケーキといっても全然、むつこくない。カリカリの皮と、甘さ控えめのこし餡で、サッパリ。これは、2個いけたかな。
詳しくは、今回も記事が被ってしまった『うまい広島』さんが論理的にご説明されているので、そちらでどうぞ。
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