社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

玉城デニー氏の勝利

2018-10-01 09:32:41 | 日記

自民、公明、維新、希望の党とともに権力
の総力をあげた選挙であった。フェイクニ
ュースも飛び交い、政府与党はすさまじい
組織を動員した選挙であった。
政府与党候補は、最後まで辺野古を隠し、
取り上げなかった。対する玉城デニー候補
は、翁長県政を継承するときっぱり。

争点は明確であった。
結果、39万対31万、無党派層の7割が、
また自民、公明の支持層の4分の1が玉城
氏に投票したと報道された。

沖縄の世論調査は、辺野古基地反対である。
そして、今回の選挙だ。

本来の民主主義の国であれば、当然に政府
は民意を尊重しなければならないのに、実
際はどうか。

安倍政権は、いつもながら選挙で「勝てば
認められた、負ければ粛々と進める」であ
る。

安倍首相は外国のスピーチでは「自由、民
主主義、法の支配」を共通の価値観にと述
べるが、首相自身がこの価値観とかけ離れ
てしまっている。いや逆だ。

言葉と実行がこれほどかけ離れた首相は、
過去いないのではないか。

日本の税金でつくる2兆円ともいわれる辺
野古米軍基地。
トランプ大統領から「日本は大量の武器を
買うことに」と暴露され、アジアにおける
軍拡競争の片棒をかついでいる。
さらに日米FTAさえ同意するという、まさ
に屈辱外交だ。

安倍首相に平和への戦略はまったくない。
あるのはアメリカの軍事力と日本の自衛隊
の増強だけだ。そして「戦前」への先祖返
りだ。

アジアの平和のためにも、世界の核兵器禁
止の流れを強めるためにも、安倍内閣の退
陣しかない。

カギは「オール沖縄」にみられるように、
市民と野党共闘だ。