臨春
浅川沿いに春が来りゃ、
うさぎの飼い葉の摘み草じゃ。
ヨモギに笹に、カラスノエンドウ。
春だね、ああ春だね~。
お日さま浴びて、もうたまらずに、
カマキリの子も、ぴゅんぴゅん跳ねる。
五月雨しきれば、去年のように
裏庭の隅、小さな発泡スチロールの池、
雨蛙が産卵するかもしれない。
何といってもそう、息子の小学校のはじまるのが
新しく感じるが、適当に楽しくやってほしい。
贔屓でなく、彼は僕の当時よりもずっと
絵が佳いので、学校でのあれこれもみな絵に生かして、
学校が全てにならないよう、マイペース、
よい意味で自己中でいて、作らない微笑みを守ってほしい。
子どもは進化しているから、親の狭き思慮分別を越えて、
愛すべき世の中と共鳴していくであろう。
イラストをまた直す予定。
今度は、馬の前に立つ満洲族の女性、
顔を民族的な特徴に変える。
鼻を長くし、そこから口は少し離す。目は少し中央に寄せる。
髪飾りがお嬢さまなので、手には扇子を持ってもらおう。
色を塗るのも楽しみです。
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