田畑はうつくしく、手をかける。
よいものは形が美しい。
ゴミが落ちているような田んぼや畑ではいけない。
いつもよく観察して調える。
ただし、周りに他の草一本、石一つ無いのが
美しいとは限らない。
雑草も石ころも適度に共生した美がある。
さて、インフルエンザが流行っています。
ほこりっぽく乾燥した部屋で感染しやすい。
喉の粘膜が乾いてバリヤを失ったところから侵入。
ウイルスはたんぱく質でできていて、肉汁で培養する。
だから、肉を食べた人が感染しやすい。
肉食してもきちんと消化するなら大丈夫だが、
寒さや過食で消化がよくないと、未消化物をエサにウイルスが活動。
体の免疫は体温を40度前後まで上げて、ウイルスと
その餌の老廃物を焼却する。その残骸がハナや痰となる。
熱はウイルスだけでなく節々や血管中に溜まった
コレステロールなり毒素を分解するから、年に一度
インフルエンザにかかるのは宇宙からのギフトといえなくもない。
その代わり、自己免疫反応である熱を薬で無理に下げることは
せず、自然の経過に任せるから、治るまで一週間はみた方がよいし、
高熱による頭痛で苦しむのも我慢しなければならない。
そうやって表に出る痛みや苦しみは、それまでの
暮らしの中で、ストレスをためたり無理したり食べ過ぎたり
したときの体の悲鳴の集合体だから、自業自得として反省し、
今後の生き方を見直すきっかけにすればよい。
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