ふろしき王子のブログ◎
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昨日は、自宅で染めもの体験講座をしましたが、

参加者3人のうちお2方は、何を染めるかを決めていなくて、
持ち込みもなく、自然の風に任せる感じ。

うちにある生地と合わせて、決まったものは、
1.大あさにウコン染めの黄色い財布、
2.大あさの反物を2幅つなげた(丈は70cm強、幅は120cm)巻きスカートを藍染め、
3.大あさ本藍染め大風呂敷。
となりました。

生地からなので、みなでちくちく縫い物からはじまる。
手縫いは時間がかかるので、今回は縫うのがメインの作業となり、
染め自体は僕が行ないました。

女性がおしゃべりしながら、丁寧な針仕事を進めていくのは
男性にはマネできないホン海苔ほん若な時となり
女性がこのように協同してこそ、人類の文化は安定するのかと。

染めて洗って絞って、濡れた状態でお持ち帰りいただいたので
そのうち、乾いた完成品の写真など手に入ったら紹介します。

さて、ここいらしばらく、欲しい欲しいと息子ともども願っていた
オタマジャクシ、今朝も浅川の一番橋付近の小川を
息子と散策しましたが見つからず。

家族で買い物に、立川へ行ったら、予備校や学生時代にかなり好きだった
藤田嗣治さんの展示があった。
何となく観察してきて、雰囲氣だけ真似て描いてみました。



お宝ジャクシに逢える可能性にかけて、立川から南武線で谷保で降りる。
この辺りは、田畑や空き地、林、こみ入った路地に細道など、カエルにやさしき処かと。

そしてようやく、念願の ヒキガエルのおたまじゃくしと対面す。

池のある民家の人に声をかけ、数匹いただいてきました。
幾度も探しては見つからず、きっと思いをためてきた息子も、相当うれしかった様子。

僕の望む自然環境は、生き物を大切に大切に保護するところのものではなく、
子どもが、ときに無慈悲に生き物を追っかけまわそうが、
毎年いくらでも湧いてくるポテンシャルのある環境、それが近所に当たり前にあること。
生き物単体へのまなざしにとどまえらず、居場所、すみかを残し、再生し、創る。
いちどできてしまえば、それほど人の手入れがなくても回り巡る、命の営み。



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