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昨年庭で採った青しそのたね、水やりが少なかったのか
うちの庭ではまだ発芽していないが、
友達におすそ分けした種は、濡れ紙の上に蒔いて
二週間でようやく発芽したものを見せてもらいました。

種が虫や鳥に食われたり、蒔いた環境が合わなくて芽吹かないこともあるから、
自家で収穫した種(固定種や在来種がおすすめ。野口種苗で買えます)は
じぶんちだけで抱え込まず、思い当たる友達と分け合ったり、蒔くのも日当たりや
高低の異なった数ヶ所に分散させると、どこかで華ひらいてつないでいくことができますよ。


話はかわり、先日ホームメイドされた豆乳を
今晩ちと飲もうと思い、ペットボトルのふたを外すとプシュと氣が出て、
マグカップにはややペロッと注がれた。これはもしや、ヨーグルト化したのか!

嫌な匂いなどは全くないので安心して飲んでみたら、酸味がぴりりと効いて、
味わいもよい とってもすてきなヨーグルトになってる。

大豆は発酵させたほうが消化がよくなる(味噌や醤油)ので、
豆乳も絞りたてよりはヨーグルトになったほうが体にも優しいと思われる。

乳酸菌は、自分の手のひらに居たのが
さらしで豆乳を濾すときに入ったのだろう。

腐らせずに、よき合成発酵をさせるには
場である豆乳の質と、混ざる菌との響きあいであるが

豆乳の質が安定していて、溶存酸素も多いほうが
もともと肌に住んでいた、好氣性に近い乳酸菌が活動しやすい。
煮て作る最中に、きめ細かい泡の立つ豆乳は安定しています。
また、普段から石けんやシャンプー、入浴剤を使わずに
湯水で洗っている人のほうが、手や肌に乳酸菌が多く
安定していて腐敗菌が少ない。

そのような母体(豆乳)と遊子(乳酸菌)であれば、
わざわざ他で乳酸菌をたくさん培養してから投入して
乳酸菌優位にして腐らせないようにする、という手間もいらない。
触ったものがみんなよきに発酵してしまう手と、
そんな手でいられる暮らしがいい。

むすぶ人によって、時間のたったおむすびが
もっと美味しくなっているか、腐るかの違いが出る。
それはご飯の質(ほぼ、炊飯の水の質で決まる)と
たなごころに暮らす菌の種類による。
本来おむすびは、手のひらの乳酸菌が守ってくれる保存食だ。

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