今月の予定表に研究会の日程を入れようとして,
「『ごいし』研究会」
と入力して変換すると,出るわ,出るわ。
「碁石」「ご意思」「御遺志」「五井氏」・・・・(語学系あるある)
一回目に必ず「碁石研究会」と出るので,もぅぅっと思ったのですが,
本日の新聞に「アルファ碁(人工知能)」の記事があって,
「『碁石』研究会のほうがホットかも^^」
と思いました。あ,「語彙史研究会」です。「ご-いし」ではなく「ごいーし」で,語の切れ目が違います^^
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
とても面白い内容だったので,最後の部分を引用します。ソニーコンピュータサイエンス研究所社長・北野宏明さんへのインタビュー記事です。
『朝日新聞』2016年4月9日(土)朝刊
AIは人の脅威か アルファ碁の圧勝、研究者の評価は
――それにしても、人間がやることがなくなりそうで心配です。
「AIに負けても碁はやってますけどね。でも、計算機の登場でそろばんで計算する人は一気に減りました。こういうことは歴史的に何度も起きています」
「米国の人工知能学会で聞いたジョークがあります。車が登場したとき、馬たちが『馬車のほかに仕事はあるよね』と話していたけれど、結局なくて、馬は減ったという話です。人間の場合はやることはなくならないと考えたくなるけど、昔は馬もそういう話をしていたというオチです。私は、もしかしたら人間のやることは、AIで解かなければいけない問題を作り出していくことなのかと思い始めています。トラブルメーカーとして想定外の事態を作り出し、知能の進化を加速する役割です」