要旨
日本では1日を通して数多くのテレビドラマが放映されている。その作品の顔とも言うべきドラマタイトルについての語彙調査を行った。1980年から2014年を5年ごとに区切り、一か月以上連続放送、原作のないもの、などの条件のうえ、全564タイトルを対象とした。
単語数には著しい差が見られず、4語前後の単語数が大衆に受け入れられやすいと考えられた。邦画タイトルと比較してみると、邦画タイトルの方が1980年代から積極的に外来語を使っていることが分かった。
語種調査では、1980年から2014年にかけて、和語の減少と外来語の増加が見られた。また、和語と漢語、外来語の割合がそれぞれ近付いてきていることから、同義語の多様化と調和へと向かっていると考えられる。
日本では1日を通して数多くのテレビドラマが放映されている。その作品の顔とも言うべきドラマタイトルについての語彙調査を行った。1980年から2014年を5年ごとに区切り、一か月以上連続放送、原作のないもの、などの条件のうえ、全564タイトルを対象とした。
単語数には著しい差が見られず、4語前後の単語数が大衆に受け入れられやすいと考えられた。邦画タイトルと比較してみると、邦画タイトルの方が1980年代から積極的に外来語を使っていることが分かった。
語種調査では、1980年から2014年にかけて、和語の減少と外来語の増加が見られた。また、和語と漢語、外来語の割合がそれぞれ近付いてきていることから、同義語の多様化と調和へと向かっていると考えられる。