日本語おもしろ発見

日々の生活から

発想の違い

2009-08-26 11:50:14 | 恩師の教え
 高校野球も終わり、夏も終わりです。ここ最近、湿度が低く、気温も27度ぐらいなので、とても過ごしやすいです。論文の締め切りが近い身としては大変ありがたい気候です。(過ごしやすいということは、昼寝にもちょうどいいということで、それはそれで困るのですが^^)

 私は音の分布とか配列とかに興味があって(家族や友達など周りの人間には一切理解されないんですが・・・)、和語では、子音は/k/、母音は/a/がよく使われるとか、そういうことが面白くて調査しているのですが、手作業ではとうてい無理で、しかし既成のソフトでも大変で、やはりオリジナルプログラムが威力を発揮します・・・

 自分でも作ってみたいと思いますが、プログラムの言葉がなかなか難しい・・・

 しか~し、それ以前に、プログラムでやってほしいことを考える段階で、私にはスマートな方法を思いつくことができないのです・・・

 たとえば、同じ語が7回出てきたとして、その音素の数を調べたいとき・・・・

 私の発想・・・もとのデータをコピーして7回にする、みたいな・・・
 先生・・・・・・・プログラムをほんの一部書き換える。今までは1回出てきたら、+1でカウントされていたのを、頻度を足すことにする。この場合だと+7

 目からウロコ・・・。いつもすぐにスマートでかっこいいやり方を示してくださるので本当にありがたいです。とってもとっても助かります。

 先生のおかげで、作業の時間がまたまたうんと減ったので、その空いた時間をビールで乾杯・・・・、ではなくて、語彙表の完成に向けてがんばりたいと思います。

 先生はいつも学生を暖かく包んで受け止めてくださるので、おばさん学生でもがんばれます。(なにしろ、先生は高野山で住職から「お坊さんになりませんか」と真剣にスカウトされていましたから・・・・。)
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