日本語おもしろ発見

日々の生活から

語彙表の作業は拾い出しに似て・・・

2010-03-12 18:17:53 | 日記
 語彙表が完成したことが,ことのほか,うれしい♪♪

 表記の数をそれぞれ数えて,今までの語彙表に数値を入力していたら,(「私達」と「私たち」「わたしたち」はすべて表記が違います。その数を数えるのです)父の仕事の拾い出しを思い出して,なんとも懐かしくなりました。

 父は電気設備の設計の仕事をしていました。拾い出しとは,設計図面に書かれた,照明器具やコンセント,火災報知機やスピーカ等の数をそれぞれ数えたり,ケーブルなどの長さを種類ごとに測ったりすることです。それを表に入力して,単価とかけて,積算して,その建物の工事の予算を決めるのです。

 昔は,あんなに嫌だった,拾い出しの仕事を懐かしく思い出すなんて・・・。死ぬというのは,この世のどこを探してもいないということ・・・と母が話していました。いなくなったら,何もできないんだから,もっと気持ちよく,父の仕事を手伝えばよかったと,いまさらながらに思いました。

 仕事の内容は全く違いますが,語彙調査の仕方は,父の仕事に通じるところもあり,こつこつとやる大切さを教えてくれた父に改めて感謝したいと思いました。(もういないんだから,感謝しても何もなりませんが・・・。)

 そして,次のプロジェクト(次は古典!)にうつりたいと思います。がんばりま~す♪
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「『VS』嵐」は何と読む? | トップ | 「SOGO(そごう)」は「十合... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。