呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

オヤジの随想~妻の七回忌に想う

2013-06-03 | 家族のこと


先週は亡妻の祥月命日だった。丸6年、七回忌法要も済ませた。
毎年この時期に書いているが、6年が長かったのか短かったのか…。6年といえば、小学校入学の子供が卒業する年月だ。そりゃ長いよね。
小学生だって、6年間の間には簡単に語り尽くせない「人生」があるだろう。当然、僕にも息子たちにも僕らの親にも兄弟にも、いろいろありました。長く感じるか短く感じるかは別として、それぞれにそれなりの年月がしっかり経過したということだ。
長男は就職して山梨で一人暮らしを始めた。今度転勤で埼玉に移るという。次男は大学に入学したのに、思うところあって中退、ファミレスの準社員をやりながらバンド活動に忙しい。
僕は妻の看病のために異動を申請し、希望は叶ったが時すでに遅し、新しい職場では結構苦労して、今回は実家で両親と同居するため仙台に異動を希望。これまた震災の影響もあって希望が通ったが、父は震災が遠因で僕の異動内示の日に他界。同居は叶わなかった。その分、母親と親子二人暮らしで「持ちつ持たれつ」の生活をしている。
弟のところにも、義妹のところにも結構大変な人生の荒波が押し寄せてきたが、甥姪たちはそれなりに成長している。
そう、6年という歳月は、みんな一人ひとりに均等に淡々と過ぎていく。みんな否応なく成長し、歳をとる。僕だって言うに言えない想いも随分してきた。
空の上にいる妻だけは、歳も取らずに6年前と全く変わらずの姿で、僕らを見守っているのだろう。
地上にいる僕たちは、世の柵に揉まれながら、これからも生きていくしかない。
「想望」想うこと、慕うこと。これからも妻のこと、母親のことを忘れずに、お互いに想い、慕い、助け合って生きていこう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする