呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

拝啓 Apple殿~iPhoneよ、いい加減にしてくれ!

2010-05-29 | 徒然なるままに
ウンともスンとも言わなくなったiPhone、結局新品に交換です。
おいおいAppleさん、昨年の8月に購入以来、既に交換は2回目。ということは今僕が手にしているiPhoneは3台目ということですよ!
なんか僕の使い方に問題があるわけ?原因はなに?今度は大丈夫なの?
新品に交換すれば良いってものじゃないでしょう。
銀座のApple に行くための交通費はどうしてるれるの?そのための時間はどうしてくれるの?僕だってそんなに暇じゃないよ!
改めてメルアド設定したり、iTunesからバックアップデータ入れたりする手間はどうしてくれるの?
ちゃんとした原因の説明等も全くなしに、いかにも済まなそうな演技(にしか見えない)をして、早口で新品交換を申し出る…。
全然サービスになっていないじゃない!
今回は、上記のような文句は言わずにすんなり引き下がってきたけど、万一もう1回同じようなことが起こったら、その時は黙っていないよ。店頭でゴネルよ!覚悟していてよ!!

(尤も、友人が使っているヤツはそんな不具合はないという。だから僕の使い方が悪いなら、ちゃんと言ってくれっていうんだよね!)



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妻の命日に想うこと

2010-05-29 | 家族のこと

5月27日は妻の命日だった。3回目の命日。
3年経ってもその日のことは、鮮明に覚えている。もちろん忘れようとしても忘れられるものではない。
ここでその日のことを書いても、女々しいし詮無きことなので割愛する。(欄外のリンク先(ブックマーク)には「闘病記」として残してありますが)
ただ妻の命日に際して、想うことはいろいろある。
例えば、妻が逝ってしまったことによって、僕の人生も、息子たちの人生も、その日を境に大きく変わったということ。僕たちだけでなく、実家の両親や妻の親兄弟の人生にも少なからず影響があったことだろう。

息子たちは母親が生きていれば、どうだったのだろう。
長男は既に大学生だったし、就職先などにはあまり影響はなかったのかもしれない。そういう意味では人生の方向性には変化がなかっただろうか。
次男は随分影響を受けたと思う。高校3年になったばかりの時に母親を亡くしたのだから、その後の受験勉強には相当の影響があっただろう。合格した大学も違っていたかもしれない。
大学が違っていれば、また母親がいれば退学することもなかったかもしれず、彼のその後の人生は随分方向が変わっていただろう。
そういう意味では、次男にとって母親を亡くしたことが人生の岐路になったことは間違いない。

僕のことを言えば、妻が元気でいれば、まず今の職場にはいなかった。今の職場への異動は、妻が再入院したため残業がなるべくない職場への配転を願い出た結果だ。
これは僕の会社人生にとっては結構大きな影響があった。ここでは詳しくは書かないが、今後の僕の人生における「仕事」への思いをガラッと変えた職場なのだから。
そしてもちろん、妻の死を境に僕は兼業主夫となったわけで、これも人生にとって大きな転換。
元々食べること作ることが好きだから、何とかやってこれた。でも全く家事をやらない(やれない)オヤジだったら、いったいどうしたんだろう。
一人ならまだしも、息子たちがいるんだから毎日外食というわけにも行かず、途方に暮れていたことだろう。

もう一つ、僕の人生にとって大きな影響があったと思われることは、ひょっとしたら男声合唱と出会わなかったかもしれない、ということ。
男声合唱団との出会いはまさに偶然だったが、もし妻が元気だったら、あの日あの時に神奈川フィルのコンサートを聴きに行くこともなく、桜木町の居酒屋に行くこともなかったかもしれない。
そうしたら僕の人生は、今も、そしてこれからも全然違ったものになっていたことだろう。
そんなことを想うと、僕は「運命」の不思議さを感じずにはいられない。面白いねぇ、人間の人生って、運命って。そういうことを突き詰めて考えたりすると、人は「宗教=神」に行き着くのだろうか。

妻の死が、僕を含めた家族みんなにどんな影響を与えたのか、その後の人生をちゃんと全うできたのかどうか…。
それはそれぞれの人生の晩年にならないと、なんとも判断がつかないだろう。
でも残った我々は、妻の死を母の死を糧として、その日から新たに始まった今のこの人生を精一杯生きていかなければならない。
そういうことを息子たちにも考え、感じて欲しいのだけれど。
親の心子知らず…かなぁ。


*母親が妻の仏壇に生花を活けてくれた。生花なんて実に久しぶり。




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