昨日、仕事中に人事部から電話がかかってきた。何事かと思ったら…。
「あの~、Yさんは今回息子さんが就職されて、扶養家族がいらっしゃらなくなったんですよね」
「ハイ、そうです」
「扶養家族がいらっしゃらないと、住宅費補助支給の対象ではなくなるんです」
「へぇ、そ、そうなの?」
「そうなんです、5月の給与計算には間に合わなかったので、6月分で相殺させていただきます」
「はぁ、そうですかぁ…」
ということで、今月から我が家では住宅費補助がなくなり、来月は更に4月分を相殺されてダブルパンチだ。
そうか、そこまで考えていなかった。ウチには扶養すべき配偶者がいないんだものなぁ。
当社では、55歳になると職位離脱となり給与も減額される。住宅費補助もその時になくなるから、あと1年ちょっとだとは分かっていた。
でも1年以上も早く補助がなくなるとは思ってもいなかった。
はぁ~、結構大きいんですよ。月々ウン万円です。
目黒のだるま鮨なら月6~7回行けるし、いつもの居酒屋だったら14~5回行けるんですよ!!
あぁ~、「息子が独立して生活費が余る!」なんて能天気なこと言っていたけれど、世の中そう上手くは行かないねぇ。
その分ちゃんと収入も減るってことじゃないか!
なんかがっかり。ため息が出てしまう。
思わず妻の遺影を見上げて「イヤになっちゃうね」と語りかけてしまった。妻は情けないオヤジの姿を観て苦笑していることだろう…。