十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

12月8日は成道会

2021年12月08日 | 佛教

12月8日は成道会
お釈迦さんが悟りを開かれた日とされている。
勿論、新暦の日であるはずもないがこの日として記念の行事が行われる。

お釈迦さんはどのように悟りを開かれたか、私の思うところを書いてみる。

まず、6年の苦行の果に解脱を得られなかった。挫折も挫折であって絶望の極みにあったのではないかと思う。
何の見通しもなく菩提樹の木の元にへたり込まれた。
死ぬなら死ねと死ぬ気で7日7晩不眠不休で坐り続けられたのだと思う。
瞑想なんかじゃなく只管打坐である。瞑想なんかは苦行の間に嫌というほどなされたに違いない。それは頭の中の葛藤である。

ただ坐り込んだがゆえに我が抜けて無我の悟りを得られたのだと思うのである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 無我説と輪廻説の矛盾 | トップ | 日本にある釈迦の真骨、仏舎... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

佛教」カテゴリの最新記事