十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

建国記念の日に思う

2012年02月11日 | 共生

 今日は建国記念の日、朝から日章旗を門に飾りました。凛とした気分になるのは不思議なことです。

 今年は皇紀2672年に当たる。2671年前に神武天皇が奈良の橿原の地で即位したというところから日本国国体の誕生したという神話が元になっている。しかし、これはどう考えてもおかしい、だいたい魏志倭人伝の卑弥呼の記述が3世紀だから9世紀も遡ることとなる。

 しかし、どうせ記紀による神話の話だから中身の信憑性はどうでもいいのであって、日本人がそれを信じ、その上に文化を築いてきた事実であり、現代の我々も正にその文化の中で生活しているという現実なのである。

 神話はその民族にとってのその国にとってのアイデンティティーであって、それを無くしてしまえばその民族はその民族性をなくし国をなくし亡国の民となってしまう。

 日本以外の国は皆、亡国の憂いを経験しているのである。建国以来2672年その国体を維持する国は日本だけである。このことを喜ばねばならないと思う。

 敗戦直後日本はその多くを失い国民は茫然自失の状態であったが、「あっ、天皇がおられる」ということで一部の左翼を除いて皆、国の復興に立ち上がったのである。天皇制が崩壊していたら日本はバラバラになっていただろうと思う。

 人は10代遡れば1000人の親がいる。今上天皇は125代目、兄弟同士や女性や2回即位する場合もあるので1000の10乗と見ても途方も無い数字になる。

 1000,000,000,000,000,000,000,000,000,000人これだけに人数が日本にいるわけもないから共通の親を持つことになる。となると皆天皇に繋がっていくのである。

 一般の日本人は家系をそれほど重視しない。皆、天皇の元に繋がっていくことを暗に確信しているのである。

 我々、そういう世界に例を見ない素晴らしい国に住んでいるのであるが、この国が揺らいでいるのも事実である。地震で大地が揺らぐ、デフレと財政危機で経済が揺らぐ、皇室も男系が維持できるかどうかで揺らいでいる。

 揺らぐ国を支えるには絶対揺るぎのない地盤を構築しておく必要がある。足元がふらついていては支えようがない。その確固たる地盤とは他ならぬ自己の世界、自己の国である。その中に日本国を置く。私が自己の国を造ろうと主張する理由でもある。 

 さて、私は自己の国を建設しようと提案し、立国した人は教えてくださいと訴えましたが、残念ながら一人も応じていただいておりません。残念なことです。私の主張と違うところで自己世界を持っておられるならそれも良しですが・・・。

 別に名前をつけろなんていいません。国でなくてもいいのです。自己世界を持ったという人はそれだけでよいですから一報くださいますように。

 それから、閲覧数が20万を突破しました。ありがとうございました。 

 再度内山興正老師の自己図をアップします。

 

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