潮風に誘われて

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珍しいお菓子

2013年07月24日 | お土産
ふと感じた、この甘い香りは・・・・。
庭に咲く藤? まさかね~。

2ヶ月ほど前に満開だった藤ですが、なぜかまた咲いています。
5月の時期に比べると今は花の数は少ないのですが。



沢山頂いた東北土産の中に、珍しいお菓子がありました。

手ざわり良い和紙を洒落たポチ袋のようにたとう折りにした包みは表紙に二本松霞ヶ城
の春を描き、夢のような色彩が魅力的です。
上等な紙を使っているのか、独特の風合いです。

肝心のお菓子の名前は花がすみです。

開いた中には、半透明のお菓子をワックス紙に挟んであるだけです。
予想外の潔さに少なからず感動してしまいました。

オレンジの"あんず"、紅い"いちご"、朱赤の"りんご"の三種類です。
ジャムをそのままシートにしたようなお菓子はセロファン紙のようにカラフルでちょっと
懐古的な紙包みによく似合っています。



とってもキュートな熨斗袋風の包紙をよく見ると、左下に目立たぬよう文字が描かれています。
「爾俸爾禄 民膏民脂  下民易虐 上天難欺」



これは二本松藩主、丹羽高寛公が二本松城前に藩士たちへの戒めのため掲げた「戒石銘碑」
刻んである文字なんだそうです。

あんずは甘酸っぱく、いちごは懐かしいジャムみたいだし、りんごはもっと穏やかな風味でした。








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