”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2013年11月29日 20時36分32秒 | Weblog

11月29日(金)晴

学生時代以来行ったことがなかった図書館に行ってきました。鶴舞の中央図書館は駐車場がいっぱいで入ることができず、熱田区の図書館に行ってきました。会社も週に数回しか行かなくなった現在、ゆっくり本を読んだり、調べ物をする場所がなくなってしまいました。そこで図書館に行ってみようとなった訳です。閲覧室は学生等で結構いっぱいで2つぐらいしか席が空いていませんでしたが、静かで久しぶりに造園の勉強ができました。これから時々利用することが多くなりそうです。

庭木の剪定について知識をつけようと始めたことが、現在庭園の種類や基礎的な知識の習得に追われています。ただ現在僕がやっている日本百名城めぐりにも結構役立ちそうなので、どんどん真剣になってきています。大概の城や城跡には庭園が付き物のようにあるのでもっと早くやっておけば良かったと思うほどです。日本の庭園と言うのは日本の歴史とともに変化しながら独特の形態が出来上がったようです。平安貴族の屋敷に造られた寝殿造り庭園、浄土宗の普及と共に形作られた浄土式庭園、禅宗の普及と共に造られた枯山水式庭園、茶道の完成と共に造られた露地、これらを総合化して江戸時代に完成した池泉回遊式庭園などなど実に奥が深い芸術のような気がします。昔何も知識もなく見てきた宇治の平等院は典型的な浄土式庭園であるし、京都の大徳寺の大仙院や竜安寺の石庭は典型的な枯山水式庭園であるし、岡山城の後楽園や金沢の兼六園は典型的な池泉回遊式庭園であることがわかり、意外と興味深い。またヨーロッパの庭園がかなり人工的であるのに対し日本の庭園は自然の風景的庭園が多いことも国民性の違いを反映しているようでおもしろい。また最近では公園のように和洋折衷的な庭園が数多く造られていることも時代の変遷を感じます。いずれグローバルな庭園様式が出来上がって行くのかもしれません。

どうも自分は一つのことを深く掘り下げていくことより、全体を俯瞰していく方向にどんどん行ってしまうようです。まぁビジネスではないから、これからはいろいろな知識を綜合していくことで良いのかもしれません。

コメント
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