”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話・・・ビジネス編(64)

2006年05月07日 19時59分46秒 | ビジネス

5月7日(日)雨
今日は雨だし、丁度運転免許の更新通知が来ていたため更新してきました。混むのがいやなので朝早く家を出て地下鉄とバスで平針の運転免許試験場に行ったのですが、既に受付は長蛇の列で受付を済ませるまでに1時間近く並んでしまいました。それから目の検査、写真撮影と30分ぐらいかけて、あとは一時間の講習を受けて無事更新手続きを終えました。優良運転者だと30分の講習で終わるようですが、僕の場合は時々ヘマをやっているので一般講習でした。前回の講習時には違反運転者講習と一般運転者講習の区別がなかったような気がしましたがどうだったんでしょうか?一昨年の正月に東名高速でスピード違反でつかまってしまったのだけれども、点数が消えていたんですかね。今回の更新で次回は5年後になりました。その時はもう62歳になってしまうんだけど、今の会社もクビになっているだろうし、何やっているんでしょうかね。

さて今日の話は静岡に赴任したあとの話でしたね。このときは会社の機械施設の設計を担当することになっていました。設計の仕事は二度目ですから何をやるのかはわかっていましたが、管理職としての仕事はさっぱりでしたが、労働組合向けの新技術導入資料の作成やら会計監査の説明のようなことが主だったような気がします。丁度東海沖地震が発生する可能性高いと言う発表があった頃でしたので、県内の全機械設備に地震対策工事を実施しろと上位機関から指示があり、2年間通常の新技術導入や更改工事と平行して実施したのとこの頃からデータ伝送装置を企業が導入し始めた時期だったの
で工事命令書の数だけは多分歴代1位だったと思います。一生懸命やった地震対策工事も地震が未だに発生していないので、今はすべて更改されて何もないと思います。それでよかったのですが、当時はもし地震が発生して対策工事がうまくいかなかったらどうなるのかなと心配ばかりしていました。そんな2年目の夏に台風が静岡を直撃し、静岡の山奥の梅が島と言うところが河川の氾濫により孤立してしまい、会社から呼び出しがあり、故障回復に出動するはめになってしまいました。その日は日曜日であったために管理職で復旧作業に現地にヘリコプターで行くと言うことで阿部川の河川敷からヘリコプターに乗って現地に向かいました。最初はヘリコプターに乗れるとよろこんでいたのですが、いざ離陸するとヘリはしりを上げて、前面が地面を這うようにして進みだすではありませんか。一瞬墜落するのかと思いましたが、ヘリではそれが普通のようだと先輩管理者が言ってました。それから雨で視界がほとんどない中をヘリは尾根沿いに進んでいくわけですが、ヘリの下には復旧用資材を積んでいるので、不安定の中で時々急上昇をしながら飛んでいくので、ヘリに中腰で乗っている僕らはその度によろけてみんなとぶつかり合っていました。あとでヘリの操縦士の話では視界が悪いので尾根を見ながらでないと飛べないのだけど、尾根には高圧線が張ってあって下につるした復旧用資材が引っかかりそうになるので急上昇したのだそうです。知らぬが仏で僕らはそんな危険な状態で飛んでいたことなどわからなかったからまだしも、一番怖かったのは操縦士だったかもしれません。現地についてからも普段現場作業をしていない管理者ばかりですからどうなるかと思いましたが、三人寄れば文殊の知恵でなんとかなるものだとつくづく思います。
この年は台風の当たり年で、岐阜県の美濃加茂では施設が水没し、復旧のため更改工事用の物品を被災地に回し、工事を新規に発注した物品が届くまで一時中断したり、納入予定の物品を工場出荷時に被災地に振り向けたりで工事線表はメタメタ、工事業者の調整も復旧優先で災害対策の実践をいやと言うほど積ませていただきました。

そのせいか、2年後には東海管内の施設設備の保全部門に転勤になりました。おもしろいことに当時ヘリコプターに乗った3人が共に保全部門勤務になるのです。この保全部門の6つのポストに移動で3つが災害経験者だったことになります。それが良かったのか悪かったのか着任一年目に、またもや大変な目に会うことになるのです。この三人で伊勢の二見に部長とともにお払いに行かねばならない事態が待っているのですがこの続きはまたにします。
今日は一回目の静岡勤務時代の話でした。一回目は技術者として次は営業として行く事になるのですがそれはまだだいぶあとのことです。次回は初めての名古屋勤務の話です。
それではまた。

コメント
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