”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話・・・ビジネス編(53)

2006年04月18日 23時32分01秒 | ビジネス

4月18日(火)
昨日高度成長の日本を支えてきたのは分析重視の思考法だと話しました。そして分析思考は機械の故障を直したりするには最適であるが、物事を創造的に解決することはできないと話しました。
そして今日はその検証をして見ましょうと言うことでしたね。そこで今日はひとつの具体例を考えてみることにします。
A社の営業部には販売成績の悪いB君がいたとします。販売成果をみながら上司のX氏は”なんで君は販売成果があがらないんだ。もっと一生懸命やれ!”と怒り、なぜ成果が上がらないのかを追求します。今の企業のマネージャーはたいがいこのような分析思考で物事を追求したがります。答えが一つしかないものはこれでも通用するのですが、答えが何通りもあるものはこのような追求ばかりだとB君のモチベーションは下がるばかりです。
営業のやり方はいろいろありますし、営業マンの個性に一番合った方法がベストなのです。成績のよいC君は一日に10社訪問しているから君の場合は15社以上訪問しろと言ったようなバカなことを言うマネージャーもいますが、もっと根本から考えてみるといい解決策が出てくるはずです。営業で一番大切なことはモチベーションだと僕は思っています。自社の商品を購入して喜んでくれる人がいたり、自分の一生懸命やっていることを認めてくれる人もいたり、いろいろなケースがありますが、要はB君が販売活動を通して何を実現したいのかを見つけることが最初の考えることです。マネージャーはそのサポートとなる助言をすることがまず大事な点です。こうしてモチベーションを高く保てるようにした上で目標を明確にしてやることが次に重要だと思います。ローマは一日にしてならずです。B君にとっての目標を作ってあげることです。いきなり高い目標にする必要はまったくないのです。自己記録を更新すれば最初はいいのです。それが達成できたら次の目標設定をすればいいのですから。このように”なぜダメなのか”を追求するより、”根本から目標を明確にし今後どうしていくか”を追求する思考法の方が解決策が作りやすいと思います。
このことは欠点を見つけて直す(分析的思考)より長所をのばしながら目的を達成する方法を考える(未来思考)の方が解決策のバリエーションを豊富にし、 より創造的な答えを導きだせることになります。
検証になってないかもしれませんが僕の言っている意味はご理解いただけましたでしょうか。もう少し表現方法を考えないと理解してもらえないかもしれませんね。どうもすみません。なかなか自分の思っていることがうまく言えてませんが、これからの時代に必要な考え方のトレーニングが今の日本企業には必要のような気がしているのは僕だけなのかな?
今日はこの辺で終わりにしますがこのことは今後折りに触れて説明させてください。ではまた。
明日は飲み会があるのでひょっとしたら書けないかもしれません。

コメント
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