西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

米議会は普天間の辺野古移設に懐疑的なのに・・・

2012-04-27 | 時論、雑感
日米両政府は、本日、「在日米軍再編見直し中間報告」を発表した。2日前発表予定が米議会の反対で延びたのだ。しかし、これを発表しないと、野田訪米やオバマ大統領との首脳会談が無意味になるので、無理に発表した形である。官僚の「玉虫色」の言い方だ。

一方、アメリカの政治は、国民民意と議会には勝てないようだ。特に大統領選挙が近づいているから尚更である。

まあ、米民意とそれを反映した議会が、日本の民意と議会(特に沖縄民意と沖縄議会)にも配慮して、普天間基地の辺野古への移設は無理と認定して別の方法を模索しているのに、日本政府は特に過去の決定に固執している。醜い光景だ。

日本の民主主義は、まあ「遅れている」と言わざるをえない。