西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

『奈良女子大学百年史』受け取る

2010-06-11 | 奈良・精華町の思い出(教授時代)関連続き
今日、『奈良女子大学百年史』を受け取った。本来なら昨年2009年が奈良女子高等師範学校創立から数えて百年だったので去年に発行すべきものだったのに色々な事情があったようで今になった。

千ページを越えるものである。20年(正確には21年)前に発行された『奈良女子大学八十年史』に続くものである。

私は1974年(昭和49年)に奈良女子大学・家政学部・住居学科に赴任し、2005年(平成17年)に同・生活環境学部・住環境学講座を63歳の定年で退職したので31年間勤めたことになる。人生の半分近く、百年史の三分の一近く勤めた勘定だ。

自分史が、その時代に及ぶときには『百年史』を『八十年史』とともに「下敷き」の一つにする積もりだ。私は、「八十年」から「百年」に向けては、管理職の一翼として(学生部長、副学長、生活環境学部長として)大学の四つの理念をまとめる委員会を主宰し、生活環境学部に管理栄養士養成課程をつくり、学部自己評価、外部評価を実施、学科再改組に「道」をつけたことが「仕事」の主なものである。

こう書くと、運の良い時期に当たりましたね、となるかもしれないが、当時は、毎日がストレスで「ウツ」状態の連続だった。それまで、大学って「ゆったりモノが考えられる」いい所と思っていたのに、1990年ころより「自転車操業」になってきたのではないか。

百年後、確認しようもないが、どうなっているだろうか。

(この本に関心のある人は、大学事務局にお問い合わせ下さい。)