西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

奈良女・久米学長ご苦労さん

2009-02-02 | 奈良・精華町の思い出(教授時代)関連続き
今日、『朝日新聞』教育・大学欄の「学長力」に奈良女子大の学長・久米健次さんが載っていた。この3月で6年の任期を終わり学長退任だ。ご苦労さんと言いたい。

久米さんは7つほど年下、今年、還暦である。鳥取市出身(鳥取西高校)、京大理学部卒、阪大大学院修了。原子核物理学専攻、京大では益川さんとの交流あったかな。

「・・・女子大は過渡的な措置で、いずれ役割を終える。一方、男女の性差こそ普遍的とすれば、いつまでも存在しうる。・・・」と述べている。私は、久米さんと同期に奈良女初代副学長を体験し、四つの理念をつくる世話をした。

http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/cb8c7e6d8d30e971342ecd814e6ab7f9

その理念第一に「 男女共同参画社会をリードする人材の育成
 ―女性の能力発現をはかり情報発信する大学へ― 」を置いた。これは、よく見ると共学の大学の理念でもおかしくないのである。

奈良女は今年5月に創立百周年を迎える。次の百年でどう変貌するであろうか。