西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

京都・伏見の町並みを見て歩いて

2009-02-15 | 地域居住学
今日、「地域snsけいはんな」の月一のオフ会で伏見に行った。新酒のつけこみ時期なので、それを見学しつつ、昼食に日本酒を飲む趣向だった。

私は、昔、京都の向島ニュータウンに住んでいたので、伏見の「大手筋商店街」は良く行ったところだ。近くの私鉄駅は近鉄の桃山御陵前、京阪の伏見桃山駅である。京都、大阪に出るのに大変便利な所だし、伏見桃山城などもあって文化的な所でもあるので、住宅地としても便利で、最近までマンション、それも高層マンションが結構建った所だ。

町並みを見つつ歩いてみると、伝統的な町屋や明治、大正の頃に建った洋館の後ろにニューっとマンションが建っている。うーんと思うが、これらの町並みが、ほぼ自然の成行きに任せた場合のものだ。

こういう雑雑した町並が日本の普通の町並である。これはこれで良いのでは、と最近は思うようになった。少し深めてみたいが「雑」の思想の系譜だ。雑草、雑食、雑学そして「雑宅」かな。