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西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

インプラントの手術

2007-05-24 | 生活描写と読書・観劇等の文化
21日のブログにチラッと「インプラント2本入れる手術をした」と書いたが、3日経過して先ず経過順調と言えよう。手術の様子は、別の地域SNSに書いたのを引用する。「ベテランの60歳一寸前の「おお先生」と息子の「若先生」、外部からの応援先生と助手(女性)一人の4人がかり。麻酔が直ぐ効いて手術スタート、「おお先生」が中心、歯茎を一部切り開き骨にドリルで穴をあける。まさに「ごりごり」と言っているのが聞こえる。その穴にインプラントを捻じ込んでいるのも分かった。インプラントとはチタンの「人工歯根」である。約40分位で終わって、「若先生」と「応援先生」で、骨の上の肉を縫い合わせる。インプラントを結構深く捻じ込んだらしく、上に装着する義歯は当たらないが、間に塗るものも貰った。薬は4日分、感染症防止、止血、解熱の三種類。帰宅して19時過ぎに「おお先生」から電話で様子を聞かれ、何かあれば携帯に、と言われた。結構な出費に見合うサービスかな、と思った。1日たってまずまずの調子だ。最終的に安定し、上に歯を載せるには半年位はかかるようだ。 」
インプラント手術は、健康保険が効かず、結構な値段の上、まだ技術が完全に確立していないのか、誓約書みたいのを事前に取られた。

地方史研究者・岩田さやかさんの話を聞く(2)

2007-05-23 | 生活描写と読書・観劇等の文化
今朝も早く目が覚めたのでNHKラジオで4時台に岩田さやかさんの話の昨日からの続きを聞いた。聞き手はNHKの鈴木けんじさん。次から次へと有名人との交流の話が出てくる。編集者冥利というものだろう。中央公論社の「日本の歴史」シリーズで京都係りになって、京都に日参したようだ。林屋辰三郎、奈良本辰也さん等だ。お二人とも京大出身だが立命館の先生、もう一人北山茂夫さんの三人が「歴史家・立命館三羽烏」と言われたようだ。これらの先生方の講義の時は、京大生も立命館に聞きに行ったそうだ。林屋さんが金沢出身でお茶の販売をしていた実家と聞いて思い当たることがある。金沢の香林坊に近い片町に確かに「林屋」というお茶屋さんがあった。小中で一緒だった森君が勤めていたっけ。あの店はどうなったのだろう。岩田さんは桑原武夫、上田正昭さんの所にも行ったようだ。又、歴史に造詣の深い小説家・司馬遼太郎、松本清張さんとも交流があったようだ。
現在は、郷里の静岡県の郷土史を人物伝を通じて研究し、執筆しておられる。心がけとして、実証性はベースとして必要だが、同時に読者に訴える熱情ある説得性ある文章に心がけるとのことで、誠にそうだな、と思う。いいことを明らかにし、考え出しても、読んでもらわないとどうにもなるまい。
お二人のやりとりで、「新井白石と福沢諭吉」という対比も面白かった。二人とも自伝(『折りたく柴の記』『福翁自伝』日本人の自伝双璧)を書いているが、同時に西洋にまなざしを向けている共通点があると言う。(白石の『西洋記聞』、諭吉の『西洋事情』)これも面白い視点と思った。岩田さんの東北大での先生は、豊田武先生(東大国史学科卒)である。

入るをはかって出るを制す

2007-05-22 | 生活描写と読書・観劇等の文化
これから、少しすると私達夫婦は年金一本で生活しなければならなくなる。はっきり言って毎月の収入が今より減る。その範囲で計画的に生活をする必要がある。そういうのを昔から「入るをはかって出るを制す」という。生活は一旦拡大(浪費?)しだすと、いざという時に縮まらない。これを「生活の下方硬直性」と言う。
今日、イオン高の原の通りを歩いていたら中学生のグループが大声で話しながら通り過ぎたが、一人が「イオンが出来てから金遣いが荒くなって小遣いがすぐなくなる」と言っているのが聞こえた。まあ、若いとそうかも、と思った。私ぐらいになると、物も必要最小限あれば良いと思っているし、奢侈品には殆ど目がいかない。だからイオンの専門店街を通っていても、殆ど店に目がいかず、ただ歩いているに過ぎない場合が多い。ところが、中学生や若い人達はそうもいかないようだ。そこを狙ってイオンも「若者向き」店を揃えているようだ。「年寄りが今後増えるのに・・」と言っても、恐らく単位当りの消費額が低いのであろう。

地方史研究者・岩田さやかさんの話を聞く(1)

2007-05-22 | 生活描写と読書・観劇等の文化
NHKラジオ「心の時代」で、郷土史家・岩田さやかさんの話(歴史家から学んだこと)を聞いた。名前から女性と思いきや、男性、漢字は難しく「月」三つ重ねるのだ、と言う。静岡県出身、沼津東高校出身、東北大学文学部国史学科卒(1954年?、私より10歳上)、教科書出版社を経て中央公論社で歴史書シリーズ等の編集に携わり、色々な歴史家と交流したお話だ。日本の歴史シリーズで「神話から歴史へ」を執筆した井上光貞さん(東大)等との付き合いだ。逸話も中々面白い、永田路子さん(作家)から聞かれた話で「作家とは、小説等を書いて稼いで、家を作る人、即ち作家だ」とのことだ。昔は、作品も作物と言っていた作家も多いとのことだ。何時ごろのことだろうか。高松塚古墳を発掘した橿原考古学研究所の末永雅雄さんを訪ねた時、お父さんの俳句集を頂いたようだ。末永さんのお宅は地元の名家で家産もあったのだが、末永さんがお母さんに「僕が考古学なんて金にもならず、かえって金を喰う学問に打ち込んで申し訳ない」と言ったらお母さんが「外部の財産は、またつくればよいが、内部の財産は、あなたの努力がないと出来ないのだから、それでよい」と言われ感涙した、とのことだ。明日は、中央公論社退職の後、静岡県での地方史(全体の日本史が「動脈」だとしたら、地方史は「静脈」と言われる、つまり中央の体制が出来ても地方がきちんと受け止めて送り返さないとシステムが完成しない、という意味か・・)研究のお話だ。
(ふと、「動脈産業、静脈産業」という言葉があったことを思い出した。)

戸田正三先生の健康四つの目安

2007-05-21 | 生活描写と読書・観劇等の文化
最近、健康のことが色々気になる。そういう歳かな、とも思う。で、前に、戸田正三先生の健康四つの目安のことを何度か書いた。是非、再度、読んでほしい。http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/3449127be07b31c25b255ce2952f3918
順不同で「飯うまい、夜寝れる、疲れぬ、風邪引かぬ」である。食欲、睡眠は、体をつくる基本だから良く分かる。疲れぬのも、働きすぎのチェックになる。しかし、飯がうまくなく、夜ねむれず、疲れていても直ぐに病気にならないかもしれない。しかし、風邪を引くと、そこから大きな病気につながっていく恐れがある。正に風邪は万病の元なのだ。だから、他の三つも重要だが、とにかく風邪の入り口に入らないように心がけるのが一番だ。「風邪」という位だから「風、空気」をどう取り入れ吐き出すか、つまり「呼吸法」が重要ということではないか。前にも言ったが「口で呼吸する」のは全く拙いのである。鼻で、腹で呼吸することが大切だ。
(写真は、金沢大学初代学長:戸田正三先生)

健康チェックと処置

2007-05-21 | 生活描写と読書・観劇等の文化
今年度の人間ドックで、眼科(緑内障のチェック)、耳鼻科(やや聞きにくくなっている)、内科(不整脈)でチェックをするように言われ、眼科だけは行って眼圧下げる目薬を毎日、さしている。耳鼻科と内科は頃合いをみて行く積り。他に前から歯医者へ行っている。義歯の調子が悪いからだ。で、結局、インプラント手術をすることになって、今日の午後に手術をして2本入れた。
まあ、この年頃になると、色々と体の手入れ、手当てをしないと拙いのかな。そこそこ出費も馬鹿にならないが、気持ちよく生きていくための「必要経費」と思い、思い切っている今日この頃です。

方角の動物と季節の色とー「玄武」公開にちなんでー

2007-05-15 | 生活描写と読書・観劇等の文化
キトラ古墳の玄武が11日から27日まで飛鳥資料館で公開されている。今日、奈良の歯医者に行く途中、近鉄・奈良駅で「飛鳥資料館の待ち行列は30分ほどです。」とのアナウンスがあった。「玄武」というのは想像上の動物で、北面に描かれる。では東面は、と言うと「青龍(せいりゅう)」、南面は「朱雀(しゅざく)」、西面は「白虎(びゃっこ)」である。これらで古墳の四面を守っている形だ。この「青」「朱」「白」「玄」は、季節の色でもあって、青春、朱夏(しゅか)、白秋、玄冬(げんとう)なのである。昔、若い頃、それで「青春時代、朱牟田夏雄、北原白秋などと言うのだな」と思ったことがある。
「玄武」を見に行く招待券をあげるよ、と言ってくれる人もいるのだが、中々時間が取れない。今回は「パス」かなー。
(写真は、想像の生き物:玄武)

サークル蛍光灯の取替え、工夫の必要

2007-05-10 | 生活描写と読書・観劇等の文化
今夕、家のサークル蛍光灯3本セットを取り替えた。脚立にのぼり、小さなサークルから順に取り替えたのだが、とにかく取り替えにくい。各サークルの4本の差込の凸が穴の凹に上手くはまらない。よく見えず、実際にはまったのかどうか、チェックが難しい。こういうのが易しいのを開発したら売れるのに、と思った。
アイデアとしては、第一に脚立に上がって上を向いて「穴」を探すのではなく、全体をスルスルと降ろしてたやすく「穴」をチェックできるようにする。第二に、4本の「棒」と「穴」がたやすく一致する工夫をすること。第三に、覆いも上手くはまらないのを工夫すること等があるだろう。

ウィトルーウィウスによる建築家の素養

2007-05-08 | 生活描写と読書・観劇等の文化
田中 喬さん(京大名誉教授、建築学科先輩)の『建築家の世界』(1992年、ナカニシヤ出版)によると、ローマ時代に建築家の素養としてウィトルーウィウス(ヴィトルヴィウス)により挙げられていたものは、「哲学、幾何学、天文学、医学、法律学、文章学、描画法、歴史学、音楽」である。正に多岐にわたる学問、技術の体得が求められていたようだ。西洋では多かれ少なかれ、その伝統が流れているのではないか。日本では、明治以降に「工科大学」に建築学(当初は造家学)がおかれた結果、技術に傾いてきた。ただ、他の工学と違っているのは歴史(学、建築史学)があることである。まあ、よく他分野の友人から「建築って案外雑学なんだな」などと言われるが、建築、都市などを良くみようとすると自然と色々学ばざるを得ないのかな、と思う。だけど、上記した全てを素養とするのは、私などは到底無理だし、大学等でのカリキュラムも別物である。一生の努力に委ねられているとしか言い様がない。
(写真は、田中 喬さん)

「利他心はどこからくるのか」

2007-05-08 | 生活描写と読書・観劇等の文化
NHKラジオ「利他心はどこからくるのか」出演:柳澤嘉一郎(筑波大学名誉教授)
 柳澤さんは遺伝学を専門とする生物学者。身近な出来事、人の行動・性格を見つめ、遺伝子と結びつけて平易に解説するエッセーには定評がある。柳澤さんが、他人を利する心のありか、母子の関係などについて語る。
 以上はNHK自身の番組紹介だ。前に「般若心経」に関してブログに書いた柳澤桂子さんは夫人である。http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/60314e1f495b21bc56fb9f6a3c1b84d6
今朝、4時台の放送、布団で寝ながら聞いた。柳澤さんは、1931年生まれ、75歳、若い頃にコロンビア大学に留学、アメリカ人の親切さも体験したが、不親切にも色々会ったようだ。現在のアメリカ資本主義は、利己心を促進していると言う。
対する利他心は、母親の赤ん坊に対する愛情、家族や身近な人々の愛情に包まれて成長する中で養われるのでは・・、と言う。遺伝学者だから、遺伝が6,7割、生後の環境の影響が3,4割では、と考えているとのことだ。世の中では50:50と考えられているが・・。でも、環境、教育の影響も大きいと言う。明日、2回目がある。(写真は、柳澤嘉一郎さん)

孫の「長男」(10歳)の成長

2007-05-05 | 生活描写と読書・観劇等の文化
私に今度、三番目の孫(男)が生まれたことは報告した。で、孫の一番上は、やはり男の子で10歳、小学校5年生になった。名古屋で、ほぼ一ヶ月「世話」をしてきた家内の「報告」を聞いて、その10歳の孫について「成長しているな」と爺馬鹿かもしれないが、思った。帰宅すると、母親(私の娘)が「今日、学校で何があったの?」と矢継ぎ早に聞くようだが、彼はそれが嫌なようだ。だけど、言いたくないわけではなく、家内が上手くおだてて聞くと堰を切ったように話すという。自分の小5時代を思い出そうとするが、そういうことがあったか、なかったか細かいことは殆ど思い出せない。で、彼は帰宅後、自分の部屋に行って今までは開けっ放しだったドアを閉めるという。プライヴァシー意識が出てきたと思う。でも寝る時は、引き戸を半分開けて別の部屋で寝ている両親や妹(5歳)、そして今度生まれた弟との「つながり」を保とうとしている。日本の子供が育つ過程をいみじくも示しているのかな、と家内の「報告」を聞いて思った。

子供の日

2007-05-05 | 生活描写と読書・観劇等の文化
今日は子供の日だ。端午の節句である。
「子どもの日小さくなりし靴いくつ  林翔」
私の子供(娘)は、もう三児の母親である。だから私からは三人の孫がいることになる。私は妹と二人兄妹、私の娘は一人っ子、家内は5人兄妹、だから三人兄妹弟は初めての経験だ。(娘婿は、姉二人弟の三人姉弟であるが・・)
核家族では、中々多くの子供の世話は難しい。今度の私達の場合のように祖(父)母が助けることもあるが、地域での、子供たちの見守りや手助けは、その地域での定年後の元気な世代群でも可能ではないか。可能性を追求していきたい。

「毎日、生活味わう中に新しい自分がある」中嶋常幸52歳

2007-05-05 | 生活描写と読書・観劇等の文化
今朝、テレビにプロゴルファーの中嶋常幸さん52歳が出ていて、7年にもわたる「スランプ」を克服した話をしていて、感銘を受けた。過去の栄光を再び、などと思っていたとき難病の子供から「生きているだけで幸せだ」といった言葉を聞き、中嶋さんは発想を変え、「現在の自分をしっかり味わっていこう。その先に新しい自分がある。」と思い、そのようにしてきたようだ。中高年の熱心なファンが中嶋選手の姿に自分を重ねているようだ。

OMソーラーを夏モードに

2007-04-29 | 生活描写と読書・観劇等の文化
我が家はOMソーラーハウスである。「そーら いい家でっせ」と洒落ている。で、今日はかなり気温も上がり陽光も強くなってOMの棟温度が50℃を越えている。そういう温度の空気が冬モードのまま室内に入ってくるとたちまち室内温度は25℃を越える勢い、そこで意を決して本日をもって夏モードに切り替えることにした。以後は秋まで夏モード、すなわち床暖房ではなく、お湯取りになる。風呂の湯等に使える。OMソーラーハウスの「衣替え」である。

イオン・レストラン街へ行く

2007-04-28 | 生活描写と読書・観劇等の文化
今日、家内が名古屋から週末で戻ったが、彼女は疲れているので高の原のイオン・レストラン街で夕食を食べた。18時頃で「函館市場」という回転寿司屋等の他は、空いていた。で、空いている所に行った。まあどの店も、一人千円前後で食べられるようだ。別の所で聞くと、ファストフードでは、佐世保バーガーが「良い」とのことだが、今日は止めた。登美が丘のイオンとの違いは、こちらは、レストランの数がファストフードも含めて多いこと、9館の「シネコン」があることだ、と家内が案内リーフレットを見て解説してくれた。そうなのか、と思った。
なにやかやイオンの建物や環境への影響等を批判しつつ、通り道である「便利さ」もあり毎日、中を通って適当に利用している今日この頃です。
で、昨日、観察してメインの通路の幅が8mと言ったが、今日は、階高は半分の4m位と目分量で推測した。