40年近く色々考え書いてくると、後から「あれはヒットかな」という造語も出てくる。それらも追い追い紹介して皆さんの感想を伺いたい。最初に出した「居住地人間」は、15年ほど前に初めて言ったのではないか。未だ50歳になっていなかったと思うが、京大建築の同窓会誌に「会社人間から居住地人間へ」といったタイトルで書いたと思う。会社定年まで後10年位と考えると、その後は、一般的には年金生活で「居住地人間」とならざるをえない。しかし会社しか知らない仕事人間から突然「居住地人間」になると、前後左右が分らず、それこそ居住地に激突してしまう。軟着陸するには、10年ほどかけて居住地に親しみ溶け込み居住地人間にならないと・・、といった趣旨だった。思い出したが、これを金大附属高校の同期誌にも「転載」した。だから、京大建築、金大附属のクラスメートは覚えていてくれるのではないか。雑誌『群居』の20号(1989年4月)に「居住地人間の住まい」として「あじろぎ横丁」と「Uコート」を紹介している。その後、専門的な論文にも援用したことがある。今や私も気分は居住地人間だが、ここ10年の準備が十分だったかと聞かれると、ノンである。
ただ、Yahoo検索でも「会社人間」は無数に出てくるのに、「居住地人間」は3件しか出てこないし、きちんと続きで「居住地人間」というのはない。辞書では皆無だ。これも又「広辞苑」に言ってみようかな・・。そして実質化していこう!
ただ、Yahoo検索でも「会社人間」は無数に出てくるのに、「居住地人間」は3件しか出てこないし、きちんと続きで「居住地人間」というのはない。辞書では皆無だ。これも又「広辞苑」に言ってみようかな・・。そして実質化していこう!