おはようございます。
生き生き箕面通信1356(120826)をお届けします。
・八代啓代さんたちの「市民の会」が検察審査会に異議申し立て
「待ってました」と一声上げたいくらいです。 八代啓代 さんが代表を務
める「市民の会」が8月23日、元東京地検特捜部の田代政弘元検事に
対する最高検の不起訴処分(容疑不十分)に不服があるとして、東京第
一検察審査会に審査を申し立てました。
小沢一郎氏の裁判で有罪にするための重要な証拠とした、元秘書・石
川知裕衆院議員の捜査報告書が田代氏のでっち上げだったことを本人
自身が「ウソでした」と当の法廷で証言舌にもかかわらず、最高検は6月
27日に「不起訴処分」にしました。
検察の存立にかかわる重大事件ですが、新聞はその後の報道を抑え、
わずか2か月ほどでこの事件は早くも”風化”の様相です。権力側が狙う
「時の流れによる忘却」であります。問題は大手メディアが、積極的に
「忘却」に加担していることです。
それだけに、八代さんたちの異議申し立ては貴重な行動です。この
申し手があったお陰で、日本の民主主義、あるいは法治国家としての
形は、かろうじて姿をとどめ得たと言えるのではないでしょうか。日本
で唯一つの行動です。八代さんたちの異議申し立てがあったればこそ、
日本の民主主義を守るとりでが残ることができたと評すべきです。
それにしても、これだけ事実が明らかにされながら、最高検は「不起
訴」という形で身内の罪を闇にかくしてしまおうとする厚かましさ。法を
守らせる最高検自身が、身内の罪をかばうため、そして自分たちの組
織を守るため、率先して法を破る。法を破って平然としている。
アメリカの西部開拓時代に、悪代官たちが勝手に法を運用してしたい
放題を重ねた行為と少しも変わりません。しかも、報道がそれに異議を
唱えず、見て見ぬ振りでやり過ごす。これが法治国家・日本の実情です。
つまり、私たち国民、有権者がなめられているのです。「庶民は、時が
経てばすぐ忘れる」と、軽く見られています。
こうした検察の横暴に対抗する唯一の手段は、私たちが執ように異議
を申し立て、事の真相を明らかにしていくことしかありません。日本の真
の民主主義を確立していくために、執ように闘い続けるほかないと思い
ます。
東京第一検察審査会の判断を、厳しく見守りましょう。
生き生き箕面通信1356(120826)をお届けします。
・八代啓代さんたちの「市民の会」が検察審査会に異議申し立て
「待ってました」と一声上げたいくらいです。 八代啓代 さんが代表を務
める「市民の会」が8月23日、元東京地検特捜部の田代政弘元検事に
対する最高検の不起訴処分(容疑不十分)に不服があるとして、東京第
一検察審査会に審査を申し立てました。
小沢一郎氏の裁判で有罪にするための重要な証拠とした、元秘書・石
川知裕衆院議員の捜査報告書が田代氏のでっち上げだったことを本人
自身が「ウソでした」と当の法廷で証言舌にもかかわらず、最高検は6月
27日に「不起訴処分」にしました。
検察の存立にかかわる重大事件ですが、新聞はその後の報道を抑え、
わずか2か月ほどでこの事件は早くも”風化”の様相です。権力側が狙う
「時の流れによる忘却」であります。問題は大手メディアが、積極的に
「忘却」に加担していることです。
それだけに、八代さんたちの異議申し立ては貴重な行動です。この
申し手があったお陰で、日本の民主主義、あるいは法治国家としての
形は、かろうじて姿をとどめ得たと言えるのではないでしょうか。日本
で唯一つの行動です。八代さんたちの異議申し立てがあったればこそ、
日本の民主主義を守るとりでが残ることができたと評すべきです。
それにしても、これだけ事実が明らかにされながら、最高検は「不起
訴」という形で身内の罪を闇にかくしてしまおうとする厚かましさ。法を
守らせる最高検自身が、身内の罪をかばうため、そして自分たちの組
織を守るため、率先して法を破る。法を破って平然としている。
アメリカの西部開拓時代に、悪代官たちが勝手に法を運用してしたい
放題を重ねた行為と少しも変わりません。しかも、報道がそれに異議を
唱えず、見て見ぬ振りでやり過ごす。これが法治国家・日本の実情です。
つまり、私たち国民、有権者がなめられているのです。「庶民は、時が
経てばすぐ忘れる」と、軽く見られています。
こうした検察の横暴に対抗する唯一の手段は、私たちが執ように異議
を申し立て、事の真相を明らかにしていくことしかありません。日本の真
の民主主義を確立していくために、執ように闘い続けるほかないと思い
ます。
東京第一検察審査会の判断を、厳しく見守りましょう。